トーニオ・クレーガー 他一篇

トーニオ・クレーガー 他一篇

作者名 :
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作品内容

ぼくは人生を愛している。これはいわば告白だ――孤独で瞑想的な少年トーニオは成長し芸術家として名を成す……巨匠マンの自画像にして不滅の青春小説、清新な新訳版。併録「マーリオと魔術師」。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 海外文学
出版社
河出書房新社
掲載誌・レーベル
河出文庫
電子版発売日
2016年07月29日
紙の本の発売
2011年01月
サイズ(目安)
27MB

トーニオ・クレーガー 他一篇 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年12月30日

    とてもよかった。

    まずは、表題作『トーニオ・クレーガー』から。
    繊細で、感傷的で、扱いにくいこの感情を、何と呼ぼう。
    しかしその危うい心を、柔らかに緩やかに収束させるラストに、ほっとさせられる。

    「つまり、いまそこに座っているあなたはね、なんのことはない、要するに〈普通の人〉だってこと」

    トー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月28日

    「トーニオ・クレーガー」、深く心に残る。
    芸術と生について、
    主人公が抱えている葛藤、美意識、憧れと卑下、渇望、迷い、
    そういうものを取り込んで、向かう人生。
    とてもパーソナルな、それでいて普遍的な、傑作。

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    Posted by ブクログ 2013年01月06日

    『芸術』と『生活』の対立に悩む主人公を描いた青春小説。
     
     多感な青春時代に読んでいれば、あるいは何かの影響を受けたかもしれないけれど。
     三十路手前の今となってはすでに手遅れという感もあり。

     もっとも青春とは心の若さという説もある。
     思い悩むだけの情熱がまだ残っているかどうか、試してみるの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月17日

    表題作は、これこそ今の自分にぴったりだと思った作品。大学生の頃に読めてよかった。
    中島敦と同じような悩み方だと感じたが、これはドイツ人と日本人の気質が似ていると言われているのと何か関係があるのだろうか。

    「マーリオと魔術師」はやや古めかしい感じも受けたが、政治と文学についても考えさせられた。今の日...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月29日

    マンの短編小説、『トーニオ・クレーガー』と『マーリオと魔術師』を収録。トーニオの抱える矛盾は、いままさに青年である自分にも深く共感できるものだ。その意味で、この小説には単なる芸術家の本質の問題ではなく、あらゆる青年が抱える問題が汲み尽くされていると思う。そして後者は、一種の政治小説。ファシズムという...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年02月03日

    何かを作ることで生活をしていたり、
    何かを生み出さずにはいられない性質を持っている人は
    必ずトーニオと同じ悩みを抱えるのではないかなぁと思います。
    そう言う意味で、少しだけ、生み出すことを仕事にしている私は
    主人公に非常に共感を思えました。

    一緒に収録してあった魔術師の話は気持ち悪かったなぁと思い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月05日

    うーむ、やはり病み上がりの状態にはフィットしなかったのかなぁ、、、好意的評価に満ちておりますが、あんまりピンと来なかった、正直に申し上げまして。
    海外モノによく見受けられるのですが、文章のグルーブ感が決定的に欠けていて、引き込まれて行かないんですよね。もう少し体調が良くって、落ち着いた環境で読めばそ...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年01月13日

    機会があって少し触れたところ、想像以上の面白さに一気にすべて読み切ってしまった。繰り返し読みたいと感じさせる作品で、今後愛読書になりそうである。
    「マーリオと魔術師」についてもその巧みな描写力に圧倒され、まるで自分もその場で催眠術にかかっているかのように空気にのまれながら、マーリオの登場と結末に向か...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年03月17日

    トニオ・クレエゲルの新訳ということで興味を持ち読んだ。混乱を招きやすい箇所はなるほどあからさまに書かれており理解しやすい。表題作も素晴らしいが、同時収録作品が強く印象に残る。想像以上に挿絵が多かった。

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