とりのなん子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第11巻の帯に書いてありました。
―その日。―
2011年3月11日、北東北はこんな夜を迎えていた
著者は岩手県盛岡市在住だそうです。
近所には自然がたっぷりとあり、気ままな鳥たちとのやりとりをエッセイ風に描いてある本ですが、この章だけは震災に触れてありました。
とりぱんを読むと
自然が好きになる
野生の生き物たちが愛おしくなる
人間の傲慢さを思い知らされる
そして、絵画のようなラストシーンに心がいやされる――
巻末の「100コマまんが」は、サイン会のとき1人に1ページ(=1コマ)ずつ配られたものだそうです。
ノラ猫が主人公のお話ですが、すっごく いい。
うるりときます -
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Posted by ブクログ
電気が付いてテレビを見ることができた直後の1コマについての感想を書きます。
作者とどのくらい同じ気持ちになってるかはわかりませんが、95年の阪神大震災のときにとても似た経験をしました。出張で大阪にいたところ、早朝に大きな揺れが。昼前まではテレビもごく限られた情報を繰り返すだけで、同時並行で起こっている最悪の事態については、まだその時点では知るよしもない。
東京へ帰るためにホテルを離れてからは、情報からは隔絶された状態に。こちらも交通機関の動向を聞きまくるなどに追われ、ニュースなんかは見ることができなくなり、一切インプットなし。
ようやく伊丹空港にたどり着いて東京行きの飛行機にキャンセル待 -
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