鹿住槇のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
そうだろうなとは思いましたが
思い込みの激しい主人公が苦手(都度ツッコミを入れたくて苛々する)なので、そこがマイナス。
他の方も書いていますが、早々に展開が読めるし、兄はもっと分かりやすく絡んでこい!と。
兄弟モノも大好物なので、凄く勿体ないです。
どうせなら、先に兄との関係がありつつ最終的には兄友とくっつくとかだったら、兄のキャラを殺さずに済んだのに。
ともあれ、設定としては嫌いではありませんでした。 -
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ネタバレ読みながらこの方の一人称の文章が読みやすくて好きだなー。
と思ってたら鹿住さんの本だった。
そりゃそうだ…あたし、この人の一人称の視点の文章好きだもん。
これ、たぶんそれで買ったと思うのにあまりにも前過ぎて忘れてた。
鹿住さんのストーリーは結構好きなのが多いのですが
大体、受けの子がいつもイラってする感じですね。
マイナス思考受けが苦手な方は読んでてイライラして読まなくなりそう。
まぁ…あたしは酷過ぎなければ許せます。
霞くんはギリ許容範囲です。
つーか。個人的にその霞くんに振り回されておろおろする
へたれ攻めな風岡さんが好きです!
話の構成も告白まで。恋人になってから。その後日談。
ときれい -
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ネタバレ高校生の甥っ子・馨と突然同居する事になった。
馨の両親の離婚問題が片付くまで、という条件なのだが、肝心の馨は全てを突き放したような調子で話し、呆れるほどドライで気ままで、信司は苛立ちすら覚える。
ところがある晩、信司はあどけない馨の寝顔に、かすかな涙の跡を見つけてしまう。
驚きと共に、馨への愛しさが膨らんでゆき……
という話でした。
まぁ、実際には、そんな馨の素直じゃなさに、腹が立って頬を叩いてしまったりいろいろするんだけど、最終的にはその素直じゃないところとか、わかりにくいいじましさとかに信司が惹かれていく……という話。
でも、信司さんは大人なので、自分の気持ちが「まずい -
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ネタバレ陽は、兄の親友である崇匡にずっと憧れていた。
崇匡と同じ学校に通いたい一心で、塾通いを始めた陽は、バイトをする崇匡を偶然、見つける。
崇匡は、そんな陽を歓迎してくれ、あまつさえ、陽に家庭教師をしてくれるという。
陽としては嬉しい限りの申し出だったが、成り行きから、兄を好きなはずの崇匡と「身代わり」として身体の関係を持つことになってしまう。
そんなある日、崇匡の部屋で抱き合ってるところを兄に見られてしまい……!?
というような話でした。
なんだか、陽の一生懸命さがとても好感が持てる話だったように思います。
でもちょっと陽の思い込みが強過ぎて空回りしちゃってる部分もありつつ…… -
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ネタバレ岳斗は長年、おじの恋人である芸能人の広瀬に片思いをしている。
同じく芸能人であるおじの石堂晃司からは、素人である自分が奪い取るなんて無理……と諦めていたが、岳斗が部屋の掃除の最中に、押し入れから見つけた母の遺品である広瀬のデビュー当時のグラビア写真や雑誌の切り抜きが詰まった箱を見せたことから、二人の関係が変わり始める……
というような話でした。
これも立派にBL。
広瀬が、岳斗に保護者に近い思いを抱いていて、男同士であることを気にして、なかなかうまく答えてくれないところとか、そういうのがBLの王道でいいなー……と、思います。
表題作の「アイドルの横顔」は、岳斗目線のお話。
岳 -
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Posted by ブクログ
過去の遍歴から湊人が男との身体の関係にすんごく嫌悪的なものを感じているだけに
なんというか、かなりのネガティブ思考で戸浪もかなりのへたれで
じれったい感じの話の流れですが、あたし的に雰囲気とかかなり好きです。
お互いすれ違いとか多いのもじれったさにされに磨きがかかるかと(笑)
でも、本当に戸浪がすごくいい子で(にへにへ)
湊人の過去のこと全部知って、その上で湊人の全部を受け止めてるくれようとする器のでかさとか
湊人を元気付けようとするように相手を気遣える優しさとか
かなりあたしの好きなへたれ攻め様でした!!
これで年上設定とかだったら、もう少し大人的な余裕があってさらによし!だっかもしれません