堺雅人のレビュー一覧

  • 文・堺雅人

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    最近、エッセイばっかり読んでるなぁ。今まで以上に、人が何を考えてるかを知りたいと思ってるんだと思う。エッセイはそう言った意味で、書き手の日常の何気ない出来事に対して思ったこと、考えたことが綴られていて、人の頭の中を覗いているみたいで面白い。

    最近読んだ堺雅人さんのエッセイは、堺雅人さんが日常的に物事を一つ一つ深く考えられる人なんだなぁと読んでいて面白かった。文章の語彙も多くて頭もいいんだなあと思うし、所々ひらがなで書くポイントとか堺雅人っぽい。(適度にゆるい。これがエッセイだよね〜)クスっと笑える所もあるし、考えさせられる所もあり、更に堺雅人さんが好きになった!

    個人的には「霊」と「詩」、

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    2023年09月03日
  • 文・堺雅人

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    俳優さんの頭の中ってこうなっているんだ、と覗き見しているような感覚だった。

    文章の書き方からもやさしい人柄が滲み出ていて、さらに好きになった。

    自分が考えてもみなかった新たな視点のようで、どことなく親近感があり庶民性を持った考え方をしている。

    共感や発見が次々と生まれる作品だった。

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    2020年10月26日
  • 文・堺雅人

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    篤姫で堺雅人って上手いなぁと思ったのだけど、文章も書くんだと興味を持って手に取った本。
    少し涼しい風が吹いてるような文が心地よい。
    出てくる舞台、映画をもっと自分も見てたら、より堺さんと一体化した心地になれるだろうけどと、その境地に至らない自分がちょっと残念。
    逆に篤姫にまつわるエッセイは、へぇそんなこと考えたんかと、振り返って堺雅人の演技に想いを馳せる。
    エッセイ一つ一つに漢字一文字の見出し。
    篤姫にまつわる部分は、位、命、品、守、家、女と多くのページをさく。
    カンシャクを、おこして大声でわめいたりした家茂という役。その根底には、「いきいきと、でも、品はよく」の監督さんなどからのオーダー。

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    2020年03月14日
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々

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    コーヒーを飲みながら、好きな音楽を聴きながら、まったりしながら、このエッセイを読むのが私は好きです!

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    2019年08月30日
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々

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    5年前に買ったにもかかわらず、あまりにも読み終えるのがもったいなくて、未だに読み終えてない。
    好きすぎるエッセイ。

    小説執筆とかしちゃえばいいのになぁ。
    その辺の作家さんより筆力あり。

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    2018年02月19日
  • 文・堺雅人

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    エッセイを書くのって、とっても難しいと思う。自分の個性を紙の上に言葉で表せなければいけないし、独りよがりになれば読者がつかない。
    堺さんの書く文章はとても美しいと思う。ひらがなと漢字の配分なんて、私はなかなか気を配れない。
    比喩表現が秀逸。的確に感覚を伝えて、素朴なユーモアにくすり。
    たちどまって、考えて、言葉にする。丁寧に。堺さんの声がきこえてくるような。
    「僕たちは”家族”という役を演じているのかもしれない」という言葉にハッとしたのだけど、どの頁だかわからない。

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    2016年03月19日
  • 文・堺雅人

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    好きだなぁ、この人らしい文章。
    計算されていないようで実はきちんと一言ずつ吟味されている。
    あの映画撮っている時にこんな事書いている〜みたいに読んで、あぁ、納得。

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    2015年10月13日
  • 文・堺雅人

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    等身大の堺さん自身の視点で書かれている文章。ほどよく仮名がまじっていて
    それでも読書人というのが沸々と伝わってくるお話にしびれました。
    役者として、舞台人として、読書好きのぼーっとした一介の人間という様々な視点から憶することなく
    そのままの言葉で伝えてれた感が
    最高。
    ホントたくさんの引き出しがあるひとのんだなぁと。

    肩肘張らないで楽に読めたエッセイ。
    買って常に手元に置いておきたいって思いました。

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    2015年02月27日
  • 文・堺雅人

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    初エッセイ。俳優、堺雅人が「演じる」ときに考えること。
    作家の宮尾登美子氏、長嶋有氏との対談、蔵出しインタビュー&写真も収録。
    「休みのときはいつも原稿のことを考えていました」

    俳優・堺雅人によるエッセイ集。
    とても読みやすく、テーマにこだわりってときに熱く、ときにゆる~い文章であるように感じた。
    大河ドラマ『篤姫』出演中のときには「品」というものについて言葉の成り立ちから考察していたりする。
    鞄に原稿を書くための道具を入れ、持ち歩いているそうで小説も書いてほしくなりました。
    文庫版でのあとがきでは、本をボロボロにしても構いませんということを、素人作家目線ながら謙虚に伝えている。
    第2弾も出

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    2014年08月10日
  • 文・堺雅人

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    人柄がにじみ出ていて、温かく、ユーモアがあり、真面目で、少々むつかしく考え過ぎのところが、とても面白かった。
    また一つ、エッセイの良さを感じる本をみつけた。

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    2014年03月07日
  • 文・堺雅人

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    共感する、なんてエラそうなことは言えないけれど、自分が普段ぼんやりかんがえていることを堺さんがうまく見つけてうまくことばにしてくれたような気がします。
    まさにいつも感じてる!これこれ!でもとりとめもなさすぎてコトバにもしてなかったの。でもこれ!みたいな(笑)
    絶妙なところがひらがなにしてあって、堺さんのセンス(かどうかわからないけど)感激でした。

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    2014年02月15日
  • 文・堺雅人

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    ずっと気になっていて、ついに購入。
    もっと早く読めばよかった。

    なんてしなやかで強靭な文章だろう。
    良質の水のように、するすると心に染みこんでくる。

    私は「ゴールデンスランバー」や「アフタースクール」「鍵泥棒のメソッド」の堺雅人さんが大好きなのだが、あの演技の裏側でこんなふうに感じているのかと思うと、うふふと含み笑いをしたい気持ちになる。
    淡々と、謙虚に、でもたぶん揺るぎないものを抱えて、堺雅人さんは芝居をし、文をしたためているのだろうと思う。

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    2014年01月11日
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々

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    堺雅人の著書はこれで三冊目。どれも短いエッセイだが、短い割にまとまっていて中々の文章力。内容もバラエティに富んでいて面白い。

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    2014年01月07日
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々

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    やっぱり堺さんの思慮深さが好きだなぁ。
    役を通して考えたことの話が多いので、観たことのある作品だとより楽しめる。
    写真もたくさんあるので、ファンには嬉しい一冊!

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    2013年09月23日
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々

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    前作よりも更に知的な部分がオープンに。
    読んでいる本がいちいち難しそう!
    神保町あたりをウロウロしてそうなイメージです。

    「転機になった作品は?」「得にありません」も笑いましたが、動物映画のインタビューで「イヌはお好きですが?」と訊かれ、キライではないが、愛犬家の皆さま方と比べるとまだまだ…好きと言っていいのか?と考え込んでしまうというエピソードは彼の人柄をよく表していますね。
    代用タバコが止められなくなり、まるで悪になりきれない卑小な小悪党な気分だったというお話も、なんか、共感できる気がしますw
    日常でふと感じる小さな感情をどうしてこうもうまく表現・比喩できるんでしょう。

    今はまた禁煙さ

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    2013年09月21日
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々

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    大好きな堺雅人さんのエッセイ集第2弾!!楽しみにしていました。今回もまたいろいろなことを考えている方なのだと思える文章がたくさん収録されています。私はウンババの話(?)がお気に入りです。

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    2013年09月04日
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々

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    牧水の話から古事記の話に~禅宗と密教の話など(私は圧倒的に密教好きだ)興味深い考察があれこれ 文系男子と気軽に会話しているような
    知性のある言葉は面白い

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    2013年08月29日
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々

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    「文・堺雅人」を読み終わってすぐに購入したけれど、
    「文・堺雅人」はある程度さくさく読み進められるのに対して
    この本は少し難しかった。
    ただ、嫌なむずかしさじゃなくて、より一層堺雅人を知れてうれしいんだけど。笑

    本当に色んなことを知っているのだなあとあらためて思う。
    色んな本が文中に出てくるのだけど、あとから読んでみたいなと思わせられる本ばかり。

    あと、ファンにとっては写真の多さは本当にうれしすぎるとおもう。
    見ていると和む、けれどすごく深みがあるこの人みたいになりたいと
    この本を読んでいるとつい思ってしまう。

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    2013年08月28日
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々

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    穏やかな文章で日々の役作り、考察、妄想などが綴られている。
    この本を通して見えてくる役者堺雅人さんの役作りは、
    役を知ることから始まっているのだと感じた。
    その役を知るために背景やその周りの役の人々、
    いろいろなことへの思索にふける様、その過程が伺える。
    そういった中で自分が演じる役の人柄をつかんでいっている感じがする。
    これはつまりその役のアイデンティティを形成しているのではないかと思う。
    実際に生きている私たちが人と人の中で築き上げていくのと同じような気がした。
    だから堺雅人さんが演じる役にはなぜかひきこまれる魅力があるのではないかと思ったりしてみる。

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    2013年08月24日
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    若山牧水が好きになる理由がわかった気がします。
    堺雅人さんと恩師伊藤先生の楽しく深くわかりやすいお話のおかげで、私も牧水のこと大変気になるようになりました。さらっと読むのはもったいなく、時間をかけてゆったりとじっくりと読ませていただきました。せかせかと生きる生き方にうんざりしていた私にとって、いいときに出会った本だと思います。
    もっとお二人の対談聞きたいと思いました。
    第二弾はないのでしょうか!

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    2012年09月12日