堺雅人のレビュー一覧

  • 文・堺雅人
    最近、エッセイばっかり読んでるなぁ。今まで以上に、人が何を考えてるかを知りたいと思ってるんだと思う。エッセイはそう言った意味で、書き手の日常の何気ない出来事に対して思ったこと、考えたことが綴られていて、人の頭の中を覗いているみたいで面白い。

    最近読んだ堺雅人さんのエッセイは、堺雅人さんが日常的に物...続きを読む
  • 文・堺雅人
    俳優さんの頭の中ってこうなっているんだ、と覗き見しているような感覚だった。

    文章の書き方からもやさしい人柄が滲み出ていて、さらに好きになった。

    自分が考えてもみなかった新たな視点のようで、どことなく親近感があり庶民性を持った考え方をしている。

    共感や発見が次々と生まれる作品だった。
  • 文・堺雅人
    篤姫で堺雅人って上手いなぁと思ったのだけど、文章も書くんだと興味を持って手に取った本。
    少し涼しい風が吹いてるような文が心地よい。
    出てくる舞台、映画をもっと自分も見てたら、より堺さんと一体化した心地になれるだろうけどと、その境地に至らない自分がちょっと残念。
    逆に篤姫にまつわるエッセイは、へぇそん...続きを読む
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々
    コーヒーを飲みながら、好きな音楽を聴きながら、まったりしながら、このエッセイを読むのが私は好きです!
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々
    5年前に買ったにもかかわらず、あまりにも読み終えるのがもったいなくて、未だに読み終えてない。
    好きすぎるエッセイ。

    小説執筆とかしちゃえばいいのになぁ。
    その辺の作家さんより筆力あり。
  • 文・堺雅人
    エッセイを書くのって、とっても難しいと思う。自分の個性を紙の上に言葉で表せなければいけないし、独りよがりになれば読者がつかない。
    堺さんの書く文章はとても美しいと思う。ひらがなと漢字の配分なんて、私はなかなか気を配れない。
    比喩表現が秀逸。的確に感覚を伝えて、素朴なユーモアにくすり。
    たちどまって、...続きを読む
  • 文・堺雅人
    好きだなぁ、この人らしい文章。
    計算されていないようで実はきちんと一言ずつ吟味されている。
    あの映画撮っている時にこんな事書いている〜みたいに読んで、あぁ、納得。
  • 文藝春秋 2015年 6月号

    イイネ

    10年前から毎月購読していますが、本の整理が大変ですので3年前から電子ブックに変更。もう少し、普通の書籍に比べて安くなるとありがたいですが...
  • 文・堺雅人
    等身大の堺さん自身の視点で書かれている文章。ほどよく仮名がまじっていて
    それでも読書人というのが沸々と伝わってくるお話にしびれました。
    役者として、舞台人として、読書好きのぼーっとした一介の人間という様々な視点から憶することなく
    そのままの言葉で伝えてれた感が
    最高。
    ホントたくさんの引き出しがある...続きを読む
  • 文・堺雅人
    初エッセイ。俳優、堺雅人が「演じる」ときに考えること。
    作家の宮尾登美子氏、長嶋有氏との対談、蔵出しインタビュー&写真も収録。
    「休みのときはいつも原稿のことを考えていました」

    俳優・堺雅人によるエッセイ集。
    とても読みやすく、テーマにこだわりってときに熱く、ときにゆる~い文章であるように感じた。...続きを読む
  • 文・堺雅人
    人柄がにじみ出ていて、温かく、ユーモアがあり、真面目で、少々むつかしく考え過ぎのところが、とても面白かった。
    また一つ、エッセイの良さを感じる本をみつけた。
  • 文・堺雅人
    共感する、なんてエラそうなことは言えないけれど、自分が普段ぼんやりかんがえていることを堺さんがうまく見つけてうまくことばにしてくれたような気がします。
    まさにいつも感じてる!これこれ!でもとりとめもなさすぎてコトバにもしてなかったの。でもこれ!みたいな(笑)
    絶妙なところがひらがなにしてあって、堺さ...続きを読む
  • 文・堺雅人
    ずっと気になっていて、ついに購入。
    もっと早く読めばよかった。

    なんてしなやかで強靭な文章だろう。
    良質の水のように、するすると心に染みこんでくる。

    私は「ゴールデンスランバー」や「アフタースクール」「鍵泥棒のメソッド」の堺雅人さんが大好きなのだが、あの演技の裏側でこんなふうに感じているのかと思...続きを読む
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々
    堺雅人の著書はこれで三冊目。どれも短いエッセイだが、短い割にまとまっていて中々の文章力。内容もバラエティに富んでいて面白い。
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々
    やっぱり堺さんの思慮深さが好きだなぁ。
    役を通して考えたことの話が多いので、観たことのある作品だとより楽しめる。
    写真もたくさんあるので、ファンには嬉しい一冊!
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々
    前作よりも更に知的な部分がオープンに。
    読んでいる本がいちいち難しそう!
    神保町あたりをウロウロしてそうなイメージです。

    「転機になった作品は?」「得にありません」も笑いましたが、動物映画のインタビューで「イヌはお好きですが?」と訊かれ、キライではないが、愛犬家の皆さま方と比べるとまだまだ…好きと...続きを読む
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々
    大好きな堺雅人さんのエッセイ集第2弾!!楽しみにしていました。今回もまたいろいろなことを考えている方なのだと思える文章がたくさん収録されています。私はウンババの話(?)がお気に入りです。
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々
    牧水の話から古事記の話に~禅宗と密教の話など(私は圧倒的に密教好きだ)興味深い考察があれこれ 文系男子と気軽に会話しているような
    知性のある言葉は面白い
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々
    「文・堺雅人」を読み終わってすぐに購入したけれど、
    「文・堺雅人」はある程度さくさく読み進められるのに対して
    この本は少し難しかった。
    ただ、嫌なむずかしさじゃなくて、より一層堺雅人を知れてうれしいんだけど。笑

    本当に色んなことを知っているのだなあとあらためて思う。
    色んな本が文中に出てくるのだけ...続きを読む
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々
    穏やかな文章で日々の役作り、考察、妄想などが綴られている。
    この本を通して見えてくる役者堺雅人さんの役作りは、
    役を知ることから始まっているのだと感じた。
    その役を知るために背景やその周りの役の人々、
    いろいろなことへの思索にふける様、その過程が伺える。
    そういった中で自分が演じる役の人柄をつかんで...続きを読む