堺雅人のレビュー一覧

  • 文・堺雅人

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    好きな俳優さんだけど特に出演作を追いかけたりはしていないので、理解できる内容のものなのか不安があったけれど楽しく読めた。

    知識が豊富であることが伺えるが、偉ぶった難しい言葉を使用せず、さらっとユーモアもあって、人柄がよく出ている。物事を多方面から思考し、確実に自分の糧にしていく人なのだろうなと思った。
    ひらがなの多い文体が、私的にはなじめずかえって読みにくかった。

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    2014年08月12日
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々

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    本人も何かのインタビューで語っていたが、これはエッセイというよりも「レポート」に近い。その時々の役に対するアプローチをあれこれとめぐらし、堺さんらしい筆致で整理した備忘録ともいえる。堺さんの素の部分や生活感を期待する人には物足りなく感じるかもしれない。そもそも、役作りは日常の延長にしかなくて、その切り分けが特にないのがこの堺雅人という俳優なのだろう。

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    2013年09月19日
  • 文・堺雅人2 すこやかな日々

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    うーんと、うろ覚えなので、自信がないけど文・堺雅人の方(1ですね)が面白かったような…

    きっと、堺さんが好きで、彼がどのように役作りをしているか、日頃何を考えているか興味ある人向けなんですね。って、こういう本なら当たり前か。1の方はもう少し万人向けだったような気がしました。

    彼の出ているドラマは楽しんで見ていますが、彼の背景には、余り興味がない事がこの本を読んで判明。これまで通りドラマ楽しませて頂きます。

    好みではないけれど、ドラマで立ち回りをした時の姿勢の良さ、背筋のラインがとても美しかったのが印象的です。

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    2013年09月08日
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    牧水の魅力をフランクに語った1冊。堺雅人は俳優なのに、何だか文学の研究をしている大学院生のようだ。恋の歌よりも、自然を歌った歌が印象に残った。

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    2012年02月04日
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    旅先などで歌碑をみることがあったとしても、これまで牧水に注目したことはなかったので、宮崎出身とは知りませんでした。宮崎出身、大学時代に上京し早稲田大学に学ぶ先生と教え子の対話形式で牧水の話がすすみました。サンデル先生観てから対話形式の教授法はオモシロいと思います。牧水の歌が日々の心のまんまであることや、自然をうたうのではなく自然そのものになってしまいたいと強く願う気持ちなど、牧水の生涯の説明と同時進行で作品を読むと歌人自身に親近感がわきます。お酒をいっぱい飲んだ歌人でもあったようです。

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    2010年12月16日
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    宮崎で育ち、早稲田大学で学ぶという共通点を持って、著者のお二人が牧水を熱く語る。牧水という人がどういう歌人だったのか、これを読んではじめて詳しく知った。地味な人というイメージ、啄木や、北原白秋などと同年代なのに、彼らに隠れている感じ。それにしても、歌人でも詩人でも大恋愛は切っても切れない、それも悲恋。創作の糧でもあるのだろうか。それとお酒、まさに判で押したように。

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    2011年07月20日
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    【概要】
    全くビジネス書じゃなくてすみません…。一般教養として読みました。
    地元にゆかりのある人だったのと、堺雅人が好きで…。

    【活かせるポイント】
    堺さんの恩師はカウンセラーとしても活躍されているようで、牧水の話はもちろんためになりましたが、それ以上に、若者とカウンセラーの関係もイメージできました。
    我が同期が、お客さまとの雑談で、「最近の子は自分の弱味をやたら人事に言ってくる」という題材が出たという話を教えてくれたので、
    「新人には、人事の方が保健室の先生とかカウンセラーみたいな存在なのかな」と回答しましたが、
    新人は我々以上にカウンセリング慣れしているのかなぁ、なんてことを思ったのはこ

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    2010年11月04日
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    歌人、伊藤一彦先生とその教え子の堺雅人さんの対談集、テーマは若山牧水。
    二人は牧水と同郷、同窓と縁が深く、伊藤先生は牧水の研究家である。その二人が三夜にわたり酒を酌み交わしながら牧水について語る。

    「あくがれ」、「まろび」、「なまくら」をキーワードとして、牧水の恋、旅のエピソードと共に、その人、短歌に迫っていく。

    短歌を作る人には牧水の短歌鑑賞はもとより作歌のヒントが散りばめてあり面白い。短歌になじみの無い人でも牧水の天真爛漫ともいえる生き方は、時代の違いはあるとは言え興味深いものがある。カウンセラーでもある伊藤先生の言葉でかたられる牧水は作歌のヒント、生き方のヒントと二度味わえる。対談の

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    2010年10月24日