ダーウィンのレビュー一覧

  • 種の起源(上)

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    19世紀に書かれたとは思えないほど、動植物についてよく調査・研究され、論理的にまとめられている。正確な論述は、ダーウィンがいかに厳格な人間であったかを伺わせる。生物学の基礎をなす極めて重要な古典だと思う。
    「どの生物種でも、生き残れる以上の数の子供が生まれてくる。しかもその結果として、生存闘争が繰り返し起こる。こうした状況下では、自分自身の生存にとって少しでも利益となるような変異をそなえた個体は、たとえそれがいかに小さな変異であっても、複雑で変化しやすい環境下において生き残る可能性が高くなるはずであり、自然によって選抜されることになる(自然淘汰)」p21
    「すべての生物は、ある年などに個体数を減らすということがなければ、指数関数的な増加を続けることで、たちまちどんな土地でも養えないほどの数に増大してしまう。このように生存可能な数以上の個体が生産されるため、同種の個体間、他種との個体間、生息する物理環境とのあいだで必ず生存闘争が生じることになる」p123
    「すべての動植物は指数関数的に増加する傾向があり、生存可能な場所ならばそこで急速に数を増やすはずなのだが、指数関数的な増加傾向は一生のうちのある段階で起こる大量死によって抑えられているに違いない」p126
    「たとえば私はこんな実験をした。縦1m、横60cmの区画を耕して除草し、実生の苗が他の植物の被害を受けずに成長できる準備を整えたのだ。そして、自然に生えてきた野草のすべてに印とつけてその成長を観察した。すると、実生の苗357個体のうちの295個体もが、主にナメクジと昆虫によって食べられてしまった。長期にわたって刈り込まれている芝地を放置して草が生えるにまかせると、勢いのある植物が勢いのない植物を、しかも完全に成長したものまで徐々に圧迫して殺してしまう。実際に芝地の小さな区画(1m×1.2m)を放置したところ、最初に生えていた20種のうちの9種が、他の種の成長の犠牲になった」p130
    「われわれはよく茂った土手を覆う草本や低木を見ると、そこに生えている種数や個体数の割合は偶然のなせる業だと考えがちである。しかし、そういう考え方はとんでもない間違いである。どの生物もみな、個体数を増やそうと悪戦苦闘し、他の植物を食べたり、樹木やその種子、実生の苗を食べたり、林床をいち早く覆って若木の成長を妨害する植物を食べたりという関係が繰り広げられてきたのだ」p142
    「(生きている化石)それらは、閉じ込めたれた地域に住んでいたおかげで、あまり厳しい競争にさらされなかった。そのため、現在まで生きながらえられたのだ」p194
    「地表に生息する無数の生物は、新しい構造を獲得することで互いに闘争し合い、最も適応したものが生き残る。それを可能とする構造上の重要な変更が生じるのは、個体にとって有益な差異を着実に蓄積する自然淘汰の作用なのである」p289
    「ミツバチは深遠な数字の問題を具体的に解いている。貴重な鑞の使用を最小限に抑えつつ、最大量の蜜を貯蔵できる形状の巣房を造っているからだ。熟練した職人が適切な道具と測定器を使用しても、この形状の巣房を鑞で正確に造ることは難しいだろうといわれている。ところがミツバチの集団は、暗い巣の中でその仕事を完璧にこなしているのだ」p376
    「ダーウィンはイギリスの10ポンド紙幣の肖像となっている」p422
    「「種の起源」を読まずして生命を語ることはできない」p423

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    2018年11月04日
  • 種の起原 下

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    「種の起源の見解が,一般に受容されるときには,博物学に重大な革命がおこるであろう」
     上巻に続き,自説に対する批判に応える形でダーウィンは自然選択による変化を伴う由来の論理を確かめていきます.化石記録が不完全であること,種によって地理的分布が広大であること.これに対する論説の中に「日本」発見.「・・・これらオーストラリアの植物は・・北にむかって日本まで・・散らばっている.」あの有名なガラパゴスもでてきますが,イグアナやフィンチの絵もなく,下巻では各論もありません.「生命の最初のあけぼのにおいては,もっとも単純な構造をもつごく少数の種類があっただけであって,変化の速度は極度に緩徐であったと思われる.・・・世界の歴史ぜんたいは,いま知れられているところでは,無数の子孫の祖先である最初の生物が創造されていらい経過した諸時期に較べれば,ただ一片の時間にすぎないとみられることになるであろう.」時間スケール感覚の鋭さ以上に気になるのは,生命は生命から由来しているが,一番最初の生命は・・神様が創ったかな?と言ってしまっている点でしょうか? 下巻の付録にようやく進化という言葉が見られます.「進化」には前進発展的な意味もあり,変化はあくまでランダムで,それが自然選択によって徐々に方向性がつけられていく考えを伝えたかったとすると,ダーウィン自身にとってはあまりしっくりとする表現ではなかったのかもしれません.

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    2018年02月25日
  • 種の起原 上

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     ダーウィンといえば進化論ですが,本書下巻の最後尾の付録に「進化evolution」とようやく,それも,ダーウィンと同時代の博物学者は生物が環境にあわせて身体を変化させること自体は承知している,という文脈で使っています.その原動力が自然選択なのだ,という言い方です.本編では変化を伴う由来,descent with modificationという表現がよく用いられます.迂遠な言い回しが生真面目に訳出されているので,読みにくいです.ですがおそらく,当時としては平易な語り口で書かれており,現代で一般的な科学エッセイとに相当すると思います.目を引くイラストなどは一切なく,唯一の写真は著者ご本人の肖像写真です.それでも,第四章「自然選択」に掲載されたただ一枚の系統樹の図版は印象深いです.ダーウィン自身,「生命の大樹」と表現しています.三葉虫とか恐竜も全くでてきません.そのかわり登場するのは飼育ハト.地味です.しかし,なるべく身近なものからよく観察,分析していくという姿勢は現代でも大事ですね.ハトを通じて,飼育栽培下で生き物は姿形を変えていくことー変異ーは自然においても起きうると主張.その原動力が「生存闘争」です.この訳出は見事でですが同時に,自然界に対する一種の誤解を生みだす原因にもなっているのではないでしょうか.それは訳者の方も解っていたらしく,訳注にわざわざstruggle for existence,struggle for lifeと原典を掲載しています.このstruggleとは「もがく,あがく,努力する」と辞書にあります.つまり,喧嘩や暴力的対立,果ては戦争へと至る「闘争」とは完全には一致していないのです.ダーウィン自身もstruggleに対して,「広義に,また比喩的な意味にもちいる」「飢餓におそわれた二頭の食肉獣は,食物をえて生きるためにたがいに闘争する・・・しかし砂漠のへりに生育している一本の植物も,乾燥にたいして生活のための闘争をしている」と述べています.生存闘争の過程で,「自然選択」が起きます.「各生物にとって・・役だつ変異が,数千世代をかさねるあいだに,ときどきおこる・・たとえ軽微ではあっても他のものにたいしなんらか利点となるものをもつ個体は,生存の機会と,同類をふやす機会とに,もっともめぐまれる」.上巻後半は,学説の難点を自ら点検する形をとって,移行種の未発見の問題,本能の問題,雑種の問題を取り上げます.上巻の付録は種の起源にかんする意見の進歩と歴史的概要」としてダーウィンに至るまでの歴史的経緯をまとめてくれています.現代の参考文献としても十分使える内容に見えます.

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    2018年02月25日
  • 種の起源(上)

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    読むのに苦労した。言葉のレベルはそれほど難しくなく、一般書としては楽しめる。だが、しっかりと言葉の咀嚼をしないと理解できない。古典に触れられて良かった。

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    2017年11月09日
  • 種の起源 (まんがで読破)

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    ネタバレ

    このシリーズ、お手軽に全体像が知れるので気に入ってます。

    学校では生物でさらっと、理論(結論)をさらっと習うくらいだけれど
    この航海が大変な時代に、さらに宗教と科学のはざまで
    この理論を発表するのは大変だったのだと、わかりました。

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    2017年06月11日
  • 種の起源 (まんがで読破)

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    種の起源の内容というより、どうやってこの著作が生まれたかという話。でも勉強になりました。本物の種の起源は、素人にも分かる書き方で書かれているのだろうか?一度読んでみたいけどねー。

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    2016年02月22日
  • 種の起源(上)

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    いつかは読まねばと思いつつ先延ばしにしていた本.科学者としてのダーウィンにあらためて敬服できる.ダーウィンの最後の著「ミミズと土」を以前読んだが,種の起源においても,「仮説・思考」「実際の動植物の観察」「他者の文献調査」が入り乱れた後,最終的な結論が筋道だってしめされている.

    一般向けの書として,当時多くの人が手に取ったというところも素晴らしいと思う.

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    2015年08月03日
  • 種の起源(下)

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    下巻もやっとこさ読み終わった。上巻に引き続きダーウィンの偉大さに感嘆する内容だった。くどいと感じるほどに自説や対立仮説に疑問を投げかけ検証しているため、若干の読みづらさはあるけれども。

    実際に読んでみるまでは、種の起源は自然淘汰説により人の起源が猿人類であることを唱える本であると思い込んでいた。
    植物から魚類、鳥類、昆虫など、様々な生物に関してだけでなく、地質学や気候学など話題は多岐にわたる。遺伝の法則がわかっていない時代の著作であるから、分子生物学的な話は出てこないが、それでもこの時代によくぞここまでと驚いてしまう。

    生物学を学ぶ者として、手に取ってみて良かった。
    もっと視野を広げて、様々なことを学びたい。

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    2014年06月22日
  • 種の起源(上)

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    読み終わるまでに結構な時間が掛かってしまったけれど、買ってみて良かったと思える。ダーウィンがいかに偉大であるかが理解できる。

    メンデルによる遺伝の法則の発表より前の著作。自然淘汰説は10年以上温め続けていた持論…遺伝の法則よりもずっと前からこの説を胸の内に秘めていたということ。
    進化論の礎を築き、自然淘汰説を提唱した。凄い…。

    生物学を学ぶ人間として読んで良かったと思えるし、一度は読むべき気がする。

    自分の仮説に真っ向から対立する事例を敢えて取り上げ、それについて厳しく言及し、考察する。そして、特殊な例を排除し、自分の仮説を一般的な形に落とし込む。
    客観的な分析能力の高さ、先見の明は驚異的。

    種の起源は彼の持論の要約らしいけど、それでもこの分量。くどいぐらいに検証を重ねて、自分の仮説を論証している。科学者として、自分も見習うべきだな…。

    下巻もどのくらい掛かるかわからんけど、早く読みたい。

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    2014年06月22日
  • 種の起原 上

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    ダーウィンの『種の起原』は、予想を超えて、
    ボリュームのある作品である。
    何か、もっと短いものだという印象があったのであるが。

    読み始めて、
    八杉龍一氏の訳がかなり注意して翻訳しているのだと思うが
    なかなか、その中に入り込めない。
    言葉は、ゴツゴツしている。

    この『種の起原』は・・1859年11月に出版されている。
    いまから、約150年前のものだ・・が。
    その『古さ』を感じさせないのは、どういうことだろう。

    博物学というジャンルは、
    今の時代になくなってしまったのだろうか。
    非常に新鮮に感じる・・
    今風に言えば、エコロジストのような感じである。

    地質学、植物学、動物学、人間学・・・
    広いジャンルの分野にわたって論じていることに
    おどろく・・・
    そのころは、グーグルなぞはなかったはずなのであるが、
    情報収集能力は 時代を凌駕している。

    種の起源の表題は・・
    『自然選択の方途による、すなわち生存競争において
    有利なレースの存続することによる、種の起原』
    ここで、やはり重要な概念は・・・
    natural selection 『自然選択』・・・・
    この訳語は 自然淘汰もあてはまるというが・・
    やはり、『自然選択』が 一番いいのだと思う。

    はじめに・・・・で重要なところは・・
    『博物学者が,種はどれもみな個々に創造されたものではなくて、
     変種と同様に他の種に由来するものだという結論に
    到達するであろうということは、十分に予想できることである。
    だが、このような結論は、たとえもっともな理由に基づいていたとしても、ではこの世界に生息する無数の種がどのように変化してきたものか、そしてわれわれをまったく驚嘆させる構造の完全さと相互適応とがいかにして得られるにいたったものかを明らかにしうるまでには、満足なものとはならないであろう。』

    このダーウィンの徹底した姿勢が、
    やはり、すごいですよ。

    ダーウィンは言う・・・
    『変化と相互適応の方法について
    明確な洞察をうることは、きわめて重要である。』

    進化は、『自然選択』であると説明したとしても
    なぜかくも沢山の種が存在するのか・・・
    という命題が解けていない。
    生命における、ビッグバンがあったのだろうか?

    それが進化はなぜ起こるのか?
    ダーウィンは、話の展開の仕方がうまいですね。

    『変異と奇形』というものを
    飼育栽培をケースにして説明している。
    人間の行為から、自然へと発展させている。

    自然界では、変異は起こるものであり・・
    (なぜ変異が起こるのか?・・・というのが重要であるが。
    その変異の中から、人間の手によって選択される。
    ということを説明する。

    それが、自然によって選択されるという論旨へと展開する。

    選択 というのは、あくまでも人間的な行為であるが、
    それを自然がする ということを言及することによって
    神が創造したということを否定する。

    起原という言葉を考察すると、
    『それらの品種の祖先種がひとつなのか、それとも二つ以上なのか?』

    ダーウィンは言う
    『すべてのイヌが単一の野生種に由来するとは、
     私は信じていない。』
    『ウマに関しては、すべての品種が単一の野生原種に由来するものであることを信ずるほうに傾いているが、なお疑いも残している。』

    ダーウィンの言い回しのうまさは、
    はっきりさせないままで、はっきりさせようとしていることだ。

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    2018年03月10日
  • 種の起原 下

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    ネタバレ

    上巻に引きつづき彼の難解で冗長な文章に付き合わされるはめになるのだが、要するに「昔の動物より今の動物が高等であると私は考え、それは生存競争に勝ってきたからだ。」「進化というのは、目的ではなく偶然である。かつ、爆発的に増える。」「退化は、その器官を使わなくなったからで、これも適応進化である。」

    勘違いしないでいただきたいのは、進化は目的によるものではない。キリンの首が長いのは、高いところの草を食べるためではなく、たまたまである。爆発的に増え、環境に合うものだけが生き延びた。これが適応進化である。ただ結果的に見れば、「環境の目的に沿うように進化しているように見える。」ので、アリストテレスまではそう考えていたのだ。しかしダーウィンはこれは違うのだということを、考古学的に証明したということである。

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    2012年08月18日
  • 種の起源(下)

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    「成長」して「繁殖」すること、繁殖とさして違わない意味での「遺伝」、生物を取り巻く条件の間接的および直接的な作用と用不用による「変異性」、「生存闘争」を引き起こし、その結果として「自然淘汰」を作用させ、「形質の分岐」と改良面で劣る種類の「絶滅」を強いる高い「増加率」。自然の闘争から、飢餓と死から、われわれにとって最も高貴な目的と思える高等動物の誕生が直接の結果としてもたらされる。

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    2011年06月17日
  • 種の起原 下

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    本名がチャールズ・ロバート・ダーウィン。
     自分ではロバート(だか、ロベルトだか)をつかわなかったそうです。

     わりに読みやすいのは無夜がこの手の「遺伝」とか自然淘汰が大好きだからでしょうか。
     1990年に発行となっているので、和訳が合うってこともあるのでしょうか。
     これはもう、進化に関するテキストですね。
     起源ではなく、起原。どちらも同じ意味ですけれど、無夜は原より源の方がなんとなく好きです。
     内容を……書くととりとめがありません。ので、やりません。
     読むのに時間がかかりました。岩波で上下本、だいたい400ページ×2ってとこですね。
     それでもとても読みやすい。ですが、実りがあったことはあまりないのですね。だってこれは、高校生物のスタンダード。誰もが知っている、一般水準の学説であるから。
     だからすんなり頭に入ります。
     知識を増やすというより、ダーウィンが載せている例の中で、迷信のたぐいを見つけて、にやにやしながら「実はそれは嘘なんだよ」と優越感に浸るのも一興かな、とか。ダーウィンの頃にはわかっていなかったことを私達は知っているわけで、「実はこうなのに」とほくそえむ。そういう楽しみをしてはいかが?

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    2011年05月24日
  • 種の起原 上

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    言わずと知れたダーウィンによる生物学における世界古典の傑作。
    環境について語るなら、まずこの一冊を・・・ということで、いつかは読みたいと思っていた。

    この本を自分の頭で理解し消化しようと思うと、生物学についてのある程度の知識も必要では?という難しさは感じる一方で、生命の神秘さ、生態系というものの尊さを感じずにはいられない。

    ダーウィンは、公の仕事としてアメリカへの航海から動物学の著作をまとめ、地質学の本を出版。そして、1856年に種の起源について大著の執筆に着手したほか、地質学、植物学、人間学に及ぶ巨大な業績を残したという。

    「自然選択」の作用や「進化論」といった尊い研究結果をムダにしないよう、人類は正しい選択をしていきたいものです。

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    2010年10月10日
  • 種の起源 (まんがで読破)

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    種の起源がとても分かり易く説明されています。

    決して神の存在を否定するわけではないことが妙に強調されてますね。妄信して思考を停止するのを辞めようという訴えには共感を持てました。

    そもそも、神の定義がわからなくなってきました。
    なので逆に、妖精が創造したという考えのがしっくり来たり。

    面白いです。
    今までのまんがで読破シリーズで一番面白かったです。

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    2010年09月08日
  • 種の起原 上

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    論文、という感じの内容。非常にとっつきにくく、平易な言葉に置き換えたものを出版してほしい。種の起源について軽く知りたい方にはおススメできない。

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    2009年10月07日
  • 種の起源(上)

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    最も言及されるが、実際に読まれることの少ない科学の古典。創造説への配慮や、想定される反論を意識してか、証拠を多く示しながら論を進めており、回りくどさを感じる。

    下巻に読み進めても、本質に触れられるか自信がない。と言うより、皆が評価する素晴らしさが感じられず、楽しめていない。いったん関連書に行こうかな。

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    2026年09月29日
  • 種の起源(上)

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    出口治明さんの『最後の講義 完全版 適応力 新時代を生き抜く術』を読んで、買っておいた本です。

    まだ遺伝の仕組みが解明されていない時代、遺伝の考えなくして「種」とその起源など論じることができるのか、どう論じているのか、興味があって読み始めました。

    言わずと知れた古典的名著である本書は、専門的な論文なのかと勝手に思ってましたが、なんと〈あくまでも一般読者向けに書店で販売された本〉だったそうで、そのため〈あくまで要約であり、したがって当然ながら不完全なものである〉とのこと。当時は、〈すべての生物は個別に創造したものであり、それ以後変わることはなかったという創造説〉が信じられていたから、この進化論、つまり生物は変化していくということを説くのは非常に勇気のいることで、大変だっただろうと思います。

    上巻には、変異とその法則、生存闘争と自然淘汰、読者が抱くであろう反論への説明、までが収録されています。読んでいると、莫大な種類の生物を、膨大な時間と熱量で観察したのだろうことがわかり、とてつもない努力と粘り強さを感じます。と同時に、心底楽しそうに観察しているダーウィンの姿が見えるようでした。たくさんおもしろい生物が登場するので、私も興味深く楽しく、ダーウィン先生の講義を聞いているつもりで読んでいます。とくに、奴隷に依存しすぎなアリはおもしろかった。

    訳者の渡辺政隆氏による、冒頭の「訳者まえがき」と、巻末の「本書を読むために」が非常に良い。これらの解説のおかげで、本文を読んでいるときに当時のダーウィンの状況がわかり、気持ちまで伝わってきて、立体的に理解しながら読めていると思います。氏の、新訳刊行への思いとその苦労に感謝し、下巻へと進みます。

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    2026年08月24日
  • 種の起源(下)

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    理解しているかは不明だが、読みやすくページを進めていった。種の起源を読んで人生を語れ、少しずつでも。
    26/4/14

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    2026年04月14日
  • 種の起源(上)

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    なかなか読みにくいと言われているが3/30から始まった電車通勤で、割とすらすらと読み進められた。
    過去の新聞記事の挟み込みや、2020年皆既日食の時、四小姑娘山にて読んでいたことも記録されていた。
    植物動物生命の不思議、自然淘汰。
    下巻もスタートしている。
    26/4/8

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    2026年04月08日