無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2022年03月15日
下巻では、生物の緻密な観察に加えて、主に地質学などの地理的条件を交えて「自然選択説」に関する論証を重ねている。
本書は、有名なガラパゴス諸島の生物についての考察がメインであると勝手に想像していましたが、実際は少しだけ登場するだけだったので驚きました。
「自然選択説」は誤った解釈に用いられるこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月21日
Unlimitedで読んだ上巻がよかったので下巻を自費で購入。
地質学まで踏み込んで、進化の途中段階が見つからないのはなぜか、を解説。さらに、古い地層には原始的な種が見つかり、基本的に原生の種は出てこない。
とにかく驚くのは、メンデルの遺伝の法則も、大陸移動説も知られていない時代に、かなり核心を...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月11日
言わずと知れているが、未だ必ずしも正しく理解されていないところがある、ダーウィンの主著。
本書は、ダーウィン自身が述べるように、その全体が大きな1つの論証となっている。
すなわち、生物の起源を説明する理論として、自然淘汰説がいかに正しく、他方で創造説がいかに誤っているかを、膨大な論拠をもって論じて...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月25日
チャールズ・ダーウィン『種の起源』と
川端康成の『山の音』を平行して読み上げました。
『種の起源』は言わずと知れた近代生物学の礎となった大著、
方や。あの山本健吉をして「戦後日本文学の最高峰」と言わしめた名品です。
実を申し上げますと、『種の起源』は学生時代から何度か挑戦し、
いつもその難解さに断...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月19日
感動した。
前半は難しくて頭に入ってこなかった()けど、中盤以降は膨大な時間の流れを感じてぞわぞわした。身の回りの生き物皆同じ祖先を持つのかと思うと目眩がする。となると人間なんて皆兄弟とか親戚みたいなもの。そう考えたら他人にも少し優しくなれそう。解説のところにもあったけど、人間がどこから来てどこへ行...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月18日
読もうと思った理由
前巻と同じ
気づき
・自然淘汰説が基盤としている考え方は単純である。
個々の新しい変種、最終的には個々の新種が生み出さ
れ維持されるのは、競争相手となる種類よりも何らか
の利点を有しているからである。一方、そうした利点
のない種類は、ほぼ必然的に絶滅することになる
...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月10日
「種の起源」を読むと進化論の発表に際してダーウィンがどれほど慎重だったか窺える。宗教家やナチュラリストからの想定反論に対してあらゆる視点から検証し論理武装した結果、学者から一般読者に至るまで広く遍く多大な影響を与える一冊となったといえる。地質学や地域分布も面白いが、特にシンクロニシティに触れている点...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月30日
下巻では地理的条件などさらに議論の範囲が広がっている。
あくまでエビデンスを身上とし、そのため不確定なところでは断定を避けている。
そのためか、ページ数のわりに主張に精彩を欠くように感じてしまう。
それは現代からみるとそうだ、というだけなのかもしれないが。
なんにせよ冗長ではありつつ読みやすいので、...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月04日
上巻に続き、とても深い研究書である。150年前に書かれたとは思えないほど、進化論について緻密な研究に基づく詳細な記述がある。驚きの一冊。
「自然は、個々の生物自身の利益になりそうなことならば、膨大な時間をかけてゆっくりとたゆむことなく生物の体のつくり全体に働きかける。そして、どれか一つの種に由来す...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。