ダーウィンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ようやく読み終わった。3週間もかかってしまった。
種の起源は、以前から読みたいな~とは思いつつ、素通りしていた本。ようやく手に取り、時間はかかったけど、読破して、若干気持ちがいい。
ダーウィンについては、「進化論を唱えた人」ぐらいのイメージしかなかった。そして、批判されまくっている(キリスト教だけではなく、学者にも)人というぐらいのものだった。
読み始めて最初の3分の2ぐらいは、正直とても退屈だった。っていうか、わたしの知識不足?よくわからなかったり、同じことがクドクド書いてあるように感じたり。そういうわけで途中で眠ってしまったり、だるくてやめてしまったりして3週間もかかってしまったのだけれど、終盤に近づいてくると、突然全体像が見えてきて、面白くなった。
ダーウィンはよく批判されているけれど、批判されるようなことはあまり書かれていないように感じる。サルが人間に進化したとは一言も書いてないし、進化がどのように起こったのかは、「自然淘汰や用不用の原則で時間をかけて変異してきた」というようなこと以上には書かれていない。多分、内容がとてもセンセーショナルだったので、たくさんの人がいろんな解釈をし、それが一人歩きしたのだろう。
ダーウィンの時代には遺伝子についてはほとんど何もわかっていなかったようだし、大陸移動説も無かったので、現在では明確になっていたり、否定されていることもたくさんある。でも、そうやって批判や研究の対象となるまとまったものを提示したのはとても大きいことに感じる。
ダーウィンの説は、批判の的にされてきたものの、また現在見直されているらしい。進化の中立説などは、ダーウィンの書いていることとかわらない気がする。(といっても、進化論についてはあまり詳しくないので、間違っているかも)
とりあえず、あまりにも有名なダーウィンの「種の起源」をちゃんと読んだってことに大自己満足している。だから、★5つ。進化論については、もっといろいろ本を読みたいなぁと思う。「利己的な遺伝子」も読み直したい。
ところで・・・
夫婦は似てくるとよく言われる。
わたしの読書の趣味、どこに行くんだろう?とふと思うときがあるけれど、正直これは、ダンナの影響。
こういう風にして影響を受けて、似て行くんだろうか・・・(((( ;゚Д゚)))
ミーアのミームに侵されているのか・・・(((( ;゚Д゚)))
変人みーあみたいにならないように、気をつけよう( ゚Д゚) -
Posted by ブクログ
言わずと知れた古典の代表、ダーウィンの「種の起源」です。
全ての生物は今の形、性質を与えられたという創造論を科学的に否定した最初の人がダーウィンです。
生物は自然淘汰と呼ばれるメカニズムによって、今の「種」に分化、進化してきました。
進化論は今や当たり前となっていますが、知っているだけで理解していなかったということが、読んでみてよくわかります。
何億年も前には、単純な生物が生息していて、それがだんだん進化して魚になったり、鳥になったり、哺乳類になったり、人になったりしたんでしょ。
人類の祖先は猿だったんでしょ。
といったことは漠然と知っていても、どういったメカニズムなのか、つまり、自然淘汰というものが何なのかは意外と知られていないと思います。
たとえば、果物が甘い理由。
これは、果物が甘ければ、鳥が食べる。
食べた鳥は種まで消化できずに、糞として、遥か遠方まで種を運ぶことができる。
だから、果物は甘い。
僕はこのように理解していました。
これは、正解のようで、正解ではありません。
鳥が食べてくれるように、果物は甘くなったのではなく、自然淘汰によって甘い果物が生存競争に勝ったため、多くの果物が甘くなったという方が正しいと言えるでしょう。
訳者は、「ダーウィンの種の起源を読まずに、人生を語るべきではない」と言っています。
これはまた大袈裟だなと初めは感じましたが、読んでみれば訳者の意見に共感できます。
種の起源を読むと、全ての生物が自然淘汰によって今の種に進化してきたのであり、全ての生物の繋がりというものを強く感じることができます。 -
Posted by ブクログ
私の、読書歴史の中で初めての古典。身を構えながら恐る恐る、、結局最後まで読んでしまいました。とても興味深かった。
本書の内容を読み進めながら、ダーウィンが生きた時代19世紀の当時の風景も読み取れる、想像力が掻き立てらる著書でした。当時は種の起源、自然淘汰の発表をすることはとても勇気のいることだったでしょう。たった150年前とはいえ、まだ人間を支配し動かしていた、国、国家という存在を成り立たせていたのは神を崇拝する宗教であったと思います。神を信じ神に救いを求め、宇宙、地球の創造主である神に逆らう、不純で、野蛮的で、とても受け入れ難い発表であったはず。
ダーウィンの他にも似た考えを持った人は他にも多くいたり、当時の創造説に疑問を持ち始める人が多くいたとはいえ、事実、現代の多数の分野の研究、学問の基礎、礎となるものであったことは間違いないはずです。時代をかけて知恵を共有し引き継いでいく、そしてそれをさらに高みへ進化させていき世界の真理へと人類史をかけて突き進んでいく物語の一部を、この本にみました。
長い歴史から見れば些細な一部の時間の出来事だが、ただ確かに大きな一歩を踏み出し、またそれがネクスト人類にバトンが渡されていく。
ポジティブな面を語ると、人類の美しさを見ることができました。 -
Posted by ブクログ
ダーウィンとは、あの進化論のダーウィンである。彼が家族の協力を得ながら40年もミミズの研究をしていたとは、恥ずかしながら知らなかった。ダーウィン最後の著書がこの本。
この本によって、ミミズは単なる釣り餌ではない、大地を耕して潤してくれる存在であると、世に知らしめたのだ。
いまだに分からないことも多いミミズだが、ミミズがいなければ、作物は育たない。畑に薬を撒いて除草すると、ミミズも死んでしまい、豊かな畑にはならない。とても大事な存在なのだ。
ダーウィンが実験に使っていたミミズは日本のものより大きいらしいが、巣穴の入り口は葉っぱなどで塞ぎ、寒さをしのいだり、食べ物にしたりする話やローマ時代の遺跡が土に埋もれているのは沢山のミミズが何年もかけて土を掘っているから、など、興味深く読んだ。だんだん可愛く思えてきた。1エーカーに何匹くらい存在するかの予測の数は恐ろしかったのだけど。
また、科学者はこのように実験をくりかえし、予測を確実なものにしていくのか、と感心してしまった。ミミズがどのくらいの土を耕すのか予測するなんて、計算も結果もビックリだった。
時間はかかったが、結論まで読めてよかった。次はミミズ・コンポストにチャレンジしてみよう。
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Posted by ブクログ
読もうと思った理由
前巻と同じ
気づき
・自然淘汰説が基盤としている考え方は単純である。
個々の新しい変種、最終的には個々の新種が生み出さ
れ維持されるのは、競争相手となる種類よりも何らか
の利点を有しているからである。一方、そうした利点
のない種類は、ほぼ必然的に絶滅することになる
・変化した子孫をたくさん生み出す優勢な種類は、長い
時間をかけて分布を広げていく。そしてその結果とし
て、類縁関係にある変化した子孫が世界を席巻してい
く。一般にその理由は、優勢な種類の子孫が生存闘争
において劣った種のグループにとって代わっていくか
らだと考えればよい
進化論は当時、社会から認められなかったが事実をきちんと理論立てて説明して根拠をもって語っていることがすごいと思いました。 -
Posted by ブクログ
今更ながら人類の歴史的名著を読む。まずは上巻。
なぜ本書が人々の常識を一変させたか、それは一般読者向けに分かり易く書かれたことのほかに、シンプルな主張を徹底的な論理武装で身にまとった点にあろう。本書内で厖大な事例が列挙されているが、彼は帰納的に進化論を導き出しているのではなく、観察と実地調査から既に結論を有しており、その論証としてあらゆる角度・視点から推敲を重ねて丁寧に理論の層を重ねている。そこには反証に対する準備も含まれる。「自然淘汰」が最も有名だが途中変異や本能など充分に検討と熟慮を以って慎重に進化論を温めていたことがわかる。ウォレス氏が手紙を出さなければ、ひょっとすると発表せぬまま亡くなった可能性もあるくらい一点の濁りもないレベルに仕上げようとしていたことが窺える。
我々は「進化論」の概要を押さえ先人の智慧の果実に与れば充分だと思うが、当時の一般人の感覚を追体験する意味で読むと面白いであろう。 -
Posted by ブクログ
言わずと知れた古典。その構成は、第一部(1~5章)で自然淘汰説(自然選択説)を説明し、第二部(6~9章)でその難点を取り上げ、第三部(10~14章)で生物学諸分野の知見が自然淘汰による枝分かれ的進化によって理解できることを示している。
私がこの本を読んだ目的は二つあり、一つ目はダーウィンの入念な論証を追体験することである。これは、種の起源はダーウィン本人による一般人向けの要約書であることから、なるべく専門的な知識なしに容赦のない思考のヒントを得ることができると考えたからである。二つ目はある程度ボリュームのある読書体験をすることである。上下巻合わせて800ページ超もある大著を読み通す経験は今後の読書の幅を広げるうえで重要な意味を持つと考えたからである。
この二つの目的に関しては現代でも種の起源を読むいい理由になると思う。 -
Posted by ブクログ
上巻に続き、とても深い研究書である。150年前に書かれたとは思えないほど、進化論について緻密な研究に基づく詳細な記述がある。驚きの一冊。
「自然は、個々の生物自身の利益になりそうなことならば、膨大な時間をかけてゆっくりとたゆむことなく生物の体のつくり全体に働きかける。そして、どれか一つの種に由来する複数の子孫の生殖機能を、相関作用の法則を通じて変更することができる。つまり、一カ所を変えると、それに応じて次々と別の箇所の変更も進むのだ」p56
「長い目で見ると、同じ地域にすむすべての種はなぜ最終的には変化するのかという理由がわかってくる。変わらない種は絶滅してしまうからなのだ」p129
「自然淘汰説が基盤としている考え方は単純である。個々の新しい変種、最終的には個々の新種が生み出され維持されるのは、競争相手となる種類よりも何らかの利点を有しているからである。一方、そうした利点のない種類は、ほぼ必然的に絶滅することになる。これが基本的な考え方なのだ」p137
「私の学説によれば、ある特定の意味では、新しい種類の生物ほど、高等なはずである。なぜなら個々の新種は生存闘争において、先行する他の種類よりもなにがしかの利点をそなえることで形成されるからである」p164
「小型ほ乳類が野生化した島は、必ず大増殖している」p255