宮藤官九郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
青春群像劇の金字塔、ここに現れる。
郷愁と苦渋と恥辱にまみれた男が立ち上がる。
その名は、宮藤(みやふじ)。宮城の男。
自伝的恥小説で、内容は下ねたのオンパレードだが、
確実に同じものを見て、聞いて、読んだ世代には
ハートをずっきゅんと射抜かれる。
あまりにもハードすぎる下ねたに引く人も多いと思うし、
この人が「あまちゃん」書いてた人なわけねぇべと思うだろうが
これが本当のクドカンだ!
もてない男子よ(俺も含め)、立ち上がれ、目の前の藁を握って。
呼び起こせ、下ねたから沸きあがるその熱い思いを。
って内容ほとんど合ってないようなものだけど、
それでもクドカンワールドにノゲイラばりにひきづりこまれて
あえなくタップ。読むスピードは加速し(内容が無いから)、
あとには何も残らない。宮藤△としか。
人には絶対に勧めないけど、読むべき一冊。
彼がどうしてこのような才能を開花させたか、その片鱗に触れることが出来る。 -
Posted by ブクログ
脚本家、監督、俳優、そして一児の父でもある
クドカンこと宮藤官九郎。
18年セリフと格闘してきた著者が
思わず聞き返したくなるような
ドラマや舞台や映画の名台詞を
毎回紹介したエッセイ集。
いやぁ〜
NHKの朝ドラが面白過ぎて
今自分の中で
何度目かのクドカンブームの到来です(笑)
彼は自分と同世代なだけに
出てくる懐かしのドラマがすべてツボで
もうニヤニヤが止まらんス(*^o^*)
実は原作にも脚本にもなかった
ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の長瀬智也のセリフ
『ブクロさいこー!』
伝説のドラマ「刑事ヨロシク」をパクっていた(笑)
『タイガー&ドラゴン』
等身大パネルではなく
立体的な斉藤由貴に会いたいという(笑)
20年来の念願が叶った
『吾輩は主婦である』
ドラマ「はぐれ刑事純情派」の
藤田まことのセリフ
『はい、携帯安浦』に隠された謎。
あまりに含蓄のある言葉に
目から鱗が落ちた、
松尾スズキの楽屋でのつぶやき
『いつまでふざけられるかな』。
名言も沢山出てきま
す。
「声に出した時に
初めて面白いのが良いセリフ、
そのセリフの輝きを
ずっと維持できるのが良い役者」。
(どんなに良いセリフでも
役者の下心が入るとそれは観客には響かない)
「年を取ると涙もろくなるのは
努力と挫折を繰り返した末に起こる現象」など。
役者のエピソードでは
台本のセリフとアドリブの境界線を超えて
違和感なく思いつきでセリフを喋る達人の西田敏行(笑)。
自分が書いたセリフなのに
アドリブだと思わせる
言い回しの天才の阿部サダヲ(笑)。
きのこの山を食べながら
舞台の出番を忘れる(笑)
松田龍平。
そして身内の話では
思わず吹いた(笑)
クドカン父の名ゼリフ
『カックラキンは1日1時間!』や
水谷豊や暴れん坊将軍の大ファンである
三歳の愛娘のかんぱちゃんの話など、
笑える小ネタや名台詞の数々に
言葉の凄みや旨味を堪能できる良本!
ヘタレな童貞精神と
シリアスと非シリアスの絶妙な塩梅、
昭和へのオマージュ、
そして既成の枠なんて軽々と越えていく
パンクな意志を併せ持つ
クドカン作品の魅力が
この一冊で垣間見えますよ♪ -
Posted by ブクログ
エッセイ強化第2弾、クドカンの子育てエッセイ!
やーもーーーかんぱ可愛いよおおお!!
かんぱの暴れっぷり素晴らしい!
クドカンの親バカっぷりが素直ですごくいい!
言葉の端々に愛情が自然に感じられてほこほこしましたー
電車で読んでてこれまたにやにやしてしまったー
あとずっと「奥さん」って呼んでるのがすごく好感持てた。
大体みんな嫁か妻って言うのに、「奥さん」。いい響きだー。
文庫で収録してある盗聴で、かんぱが会話できるようになってて
何だか嬉しくも淋しい感情に浸ってしまいました。ばばあ。笑
3人の会話が優しさと愛に溢れていて泣きそうになったよ。
としゃんとかしゃんのもとに生まれてよかったね、かんぱ!