神林長平のレビュー一覧

  • いま集合的無意識を、

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    ネタバレ

    神林長平の短編集。

    SF小説の割りに、ライトノベルのような、軽快さや
    文章のわかりやすさは皆無。

    どちらかと言うと、哲学書的な作品ばかり。

    作者らしいと言えば、らしい作品。

    手軽に重厚な作品を楽しみたいのであれば、お薦めの本。

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    2013年09月09日
  • 敵は海賊・正義の眼

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    いつものシリーズとは違って外部から見た海賊課、ラテルチームでなんだかかっこ良さ3割増ししていた!笑
    ラテルがちゃんと刑事をしていてこんなのラテルじゃない!と思ったけども、アプロとラジェンドラが関わるといつものラテルだった。元々はまともなの、かも?
    モーチャイの幼児性をどう処理するのか期待したけれども、結局は矯正出来ないという結論でちょっと残念だった。モーチャイの幼児性はネットやSNSで見かける、言葉は悪いがキチガイの様な人のことかなぁ、と思っていたから特に対処法がないという結果で残念に思った。
    しかし、ラテルはかなり描写されていたけれども、アプロとラジェンドラが少なくて寂しい。外部から見た時

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    2013年09月04日
  • 七胴落とし

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    子供と子供でなくなってしまった大人。
    うーん……すごいSFなのかもしれないけど……
    いまいちピンとこなかった……私が大人になってしまったからか

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    2013年07月10日
  • いま集合的無意識を、

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    一番面白かったのは「ぼくのマシン」か。
    「雪風」はこのような魅力的なキャラクターと世界があるのに、あのような結末になるのは本当におしいと思う。
    次点はなし。

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    2013年06月19日
  • 敵は海賊・不敵な休暇

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    海賊の休暇に、乾杯。



    序盤の「敵は海賊、ぶちのめせ」なラジェンドラが可愛い(笑)。たまに振りきれてるラジェンドラさん。
    そしてなんといってもラスト、ヨウメイとアプロの対決がかっこええ……!

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    2013年05月23日
  • 親切がいっぱい

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    軽く読める神林作品。
    殆ど台詞で進んでいくので、
    舞台かなんかでダラダラやっても面白い様な気がします。
    そんなに恨んで生きてちゃ死んでからやる事無くなるっていう台詞がツボでした。

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    2013年05月13日
  • 敵は海賊・海賊の敵

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    おそらく、作中最強であろう黒猫の出番がえらく少ない気がする。
    いや、気のせいではないと思う。

    わりと海賊よりの話。最近このケースが多いという声もあったが、
    正直よく覚えていない。
    ああ、でもA級の敵とか正義の眼とかそうかも。

    イラスト(表紙)が黒猫しかいない気がするのも気のせいかもしれんが。

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    2013年02月24日
  • 敵は海賊・海賊の敵

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    ラジェンドラ視点から語られる久しぶりの続編
    人工AIに語らせようとした時点で、登場人物に客観的になりすぎたのは、若干無理があったのではないだろうか。
    でも海賊課の連中に会いたくて続けて読んでしまうライフワーク小説

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    2013年02月17日
  • 宇宙探査機 迷惑一番

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    地球連邦軍の小隊が月付近の中空で見つけたものは、見るものによって形を変える謎の物体だった。月に墜落したそれ、言語化思考装置「迷惑一番」の一部を回収して月面へ帰還するが、そこは小隊員たちが知っている世界とはなにかが少しずつ、しかし決定的に「違う」世界だった…。86年、つまり『完璧な涙』や『今宵、銀河を盃にして』と同時期発表された作品の復刊。言葉を書くこと、どこまでも楽観的でご都合主義な、だけど実は悲惨な物語、というテーマは神林小説の十八番だけど、本作では特にライトに描かれていてスラっと読めた。

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    2016年01月17日
  • 敵は海賊・海賊の敵

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    敵は海賊シリーズ9作目?
    (どうでもいいが、タイトルを見ただけでは既読か新作かわかりにくい…)

    海賊課三人組の中では、毒舌ラジェンドラが一番お気に入りの私。そのラジェンドラが書いた本作!さぞかし高慢と罵詈雑言の嵐に違いない、と思ったら…
    意外におとなしかった。あらら。
    まあ、ラジェンドラはコンピュータで、毒舌でも中身は理路整然としているのが当たり前。ストーリー自体が判りやすくなっているのは有難いけども(いつもは半分位分からないまま読みとばしている)その分、ジャズのようなライブ的な?変速的な?文章が味わえなかったのは残念。

    加えて、キャラがいつものメンバーだけで終わっているのと(ゲストキャラ

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    2013年02月04日
  • 敵は海賊・海賊の敵

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    敵は海賊。6年ぶりの最新刊はサブタイトルの通り海賊の敵が出現。海賊の敵を始末しようとする海賊と、その海賊の敵を利用して海賊を始末しようとする海賊課と、その中間に立つ惑星国家との変則三つ巴の戦い。
    海賊課のラテル・黒猫アプロ・ラジェンドラの漫才トリオと、匋冥・ジュビリー、そして今回のゲスト登場者ポワナの哲学的やり取りのバランスがよかった。
    アプロはただ食い気で騒いでるだけだったのが残念。

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    2013年02月04日
  • 敵は海賊・海賊版 DEHUMANIZE

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    ネタバレ

    時に入る渋くかっちょいい記述はありつつも、全体を通すとドタバタコメディなんだなあ。あっけらかんとした笑いの感じに80年代な印象を受けて、初版を見たらやはり1983年。なるほどな。余り、そこを楽しむことはできなかった。

    とはいえ物語に仕組まれたからくりは流石神林先生、面白い。

    この本は、登場人物の中の一人がCAWという著述支援システムの支援を受けて書いているという仕組み。随所に入るCAWの「restart...」などのコマンド文がこの小説へメタな構造を付け加えている。伊藤計劃『ハーモニー』のetmlを思い浮かべた。
    自分が支配されることを何より嫌悪する匋冥を、一つの「物語」という枠に押し込も

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    2013年01月23日
  • あなたの魂に安らぎあれ

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    SFが読みたくなったので初めて神林作品を手にとりました。話は面白いけどちょっと宗教くさくて、所帯染みたキャラばかりでわくわく感がなかったのが残念。そういう時代の話なんだけど登場人物が一人として爽やかじゃないので、最後の開放感が薄れていた感じ。

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    2012年11月11日
  • グッドラック 戦闘妖精・雪風

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    作中では前作から時間の経過が然程無いようですが、主人公の人格が事件をきっかけとしても変わりすぎ?1巻、2巻と読み進めると少々違和感が有りました。また、前作よりもドッグファイトの描写が減り、エンターテイメント小説と云うよりも観念・哲学的な話が殆どになってきています。
    そして物凄く良い処で終わってしまっているのもなあ…。

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    2012年11月02日
  • いま集合的無意識を、

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    ネタバレ

    こういうこと書く人達がいると、なんで人は科学とか技術を発展させられるのかがわかる気になる。

    ___

    この本は一種のコミュニケーション論だと思った。

    コミュニケーションとは意思疎通のことだ。
    現代ではあらゆるコミュニケーションツールと言うものが存在する。しかし、人はそういったコミュニケーションの技術を発達させているが、互いを根底から理解することができるようになったであろうか。

    どんなに頑張っても結局は言語に頼るコミュニケーションでしかないから、目覚ましい進歩を見せているとは思えない。


    しかし、これだけコミュ、コミュ、コミュ・・・と言われていると人は相互理解へ突き進んでいるように錯覚で

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    2012年11月01日
  • 猶予の月(下)

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    あの神林長平が姉弟の禁断のラブストーリーを書いた!?という触れ込みだったんで手に取ったけど、内容はガチでSFでした。
    「擬動」の概念を理解しきれず敢え無く敗退・・・
    いつかまた再挑戦したい。

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    2012年10月22日
  • 猶予の月(上)

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    あの神林長平が姉弟の禁断のラブストーリーを書いた!?という触れ込みだったんで手に取ったけど、内容はガチでSFでした。
    「擬動」の概念を理解しきれず敢え無く敗退・・・
    いつかまた再挑戦したい。

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    2012年10月22日
  • プリズム

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    買ったのはいつだっけ? 3、4年、下手するともっと前だ。そのときに3分の2くらい読んでこりゃだめだ手に負えんと投げ出したまま積ん読棚でひっそりしていたのを引っ張り出してみた。前に読んでいたときは物凄く読みにくくてそれでも話としては面白いような気がして半分以上はどうにか読んだのだが、それも力尽きて投げ出してしまった。しかし、今読んでみればどうしたのかすらすら読める。読める読める。挫折してSFは向いてないんだと思い込んだのだが、ほっぽりだしていた数年でいつの間にやら読めるようになっていたらしい。面白かった。世界を制御するコンピュータと言葉。舞台と人物がリンクして形づくられる世界。最初読んだときにな

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    2012年10月18日
  • 過負荷都市

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    都市という膨大なエネルギーや情報が流れる“場”を、それらのエネルギーや情報から“有効”なもの…人間の意志や望みをより分けてインプットし、「それに即した世界」をアウトプットすることで、住人たちの総意の具現化としての都市を制御する中枢体・クォードラム。論理的でない、他者と共有されない感情的な意志や欲望でクォードラムに負荷をかける人間たちの増大が、この"全能”の機械を過負荷状態にさせ、創り出される「世界」=現実に綻びが生まれて――。
    ひとの“想い”を現実のものにする、クォードラムの力。その力を利用した「クォードライザ(物質を思い描いたものへ変化させる薬剤)」や「リクォードライザ(そうして変

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    2012年10月09日
  • いま集合的無意識を、

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    近未来を、非現実的とそうなるかもなという期待とのちょうどいいところで書かれている。未来に対する警鐘(自分と意識の混同)もあるため、メッセージ性もありながら、コミカルな部分もあり読みやすい。

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    2012年09月24日