神林長平のレビュー一覧
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今は無き、河合隼雄先生が、「クマのぬいぐるみなどに話しかけるという行為は、自分自信と対話することと同じである」とかなんとか書いてらっしゃったのを思い出した。
自分と対話の為の媒体は、クマのぬいぐるみぐらいが丁度いい・・・って話。Posted by ブクログ -
これが出た時には、久々の「敵は海賊」シリーズが出た!と喜びました。
海賊課コンビ達が出てくるのは嬉しかったけれど、ちょっと物足りなかったのが残念です。Posted by ブクログ -
著者曰く、「等身大の敵は海賊世界」が描かれた短篇集。
と同時に、神林ファンにとっては嬉しい「戦闘妖精・雪風」シリーズの世界とコラボレーションした作品も収録。
小粒だけどピリッと深みのある味を醸し出した作品をお楽しみください。Posted by ブクログ -
月面都市の大企業LAP社は、自社製アンドロイドの両親に人間の少年を養育させる実験を行なっていた。
すごいもうなんか鬱々としたお話です。もう一度読もうという気にはなりませんでした。Posted by ブクログ -
[SF]
古本で購入。ちなみに表紙絵は小林源文バージョン。
人ならざるものとの戦いを描いてる点では『雪風』シリーズと同じだけれど、こっちはだいぶスラップスティック。
読みやすかったし、それなりに面白かったけれど
マヘルシャラルハシバズの物語として書ききって欲しかった。Posted by ブクログ -
神林氏の小説は、哲学的な内容をバックグラウンドにしながら、哲学的文学にありがちな、登場人物たちの悶々とした内面描写をあまり感じません。たぶん神林氏の描くキャラ達は自分なりの独自の哲学(線引きと割り切り)が出来ているキャラばかりだからだと思います。登場人物たちは自らの生き方を貫きながら、同時に読者には...続きを読むPosted by ブクログ
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もうちょっと主役二人の間に、
感情の通いあいがあった方が自然に思えたかもしれない。
「いつもの」神林さん、いつものテーマ。
このテーマには若干食傷気味か。はずれはないが。Posted by ブクログ -
大好きな「敵は海賊シリーズ」の最新刊。
ラテルチームの出番が少なくて残念。かけあい漫才も少なめ。
でもさらっと素敵なセリフがあるのは変わってない。
「みんな、痛みを持って生きているが、他人のそれは、だれにとっても他人事だ。それは、事実だ。恨み言ではなくて、わたしはそう思う。」Posted by ブクログ -
久しぶりなんて言葉が、軽く言いすぎな位新作が出ていなかった、神林長平の“的は海賊”シリーズの新刊です!
好きなんですよね〜、この本
キャラクターたちは魅力的で、話は純粋なSFで・・・すげ〜ギャップw
まぁ、内容はハッキリ言って昔ほどの面白さは少ないですが、そこそこは面白いですPosted by ブクログ