神林長平のレビュー一覧

  • 帝王の殻
    今は無き、河合隼雄先生が、「クマのぬいぐるみなどに話しかけるという行為は、自分自信と対話することと同じである」とかなんとか書いてらっしゃったのを思い出した。

    自分と対話の為の媒体は、クマのぬいぐるみぐらいが丁度いい・・・って話。
  • 敵は海賊・正義の眼
    これが出た時には、久々の「敵は海賊」シリーズが出た!と喜びました。
    海賊課コンビ達が出てくるのは嬉しかったけれど、ちょっと物足りなかったのが残念です。
  • 敵は海賊・海賊課の一日
    「敵は海賊」は設定のカッチリさがコメディタッチの話のスラップスティックさを収めてしまう力強さがあって好きですよー。
  • 狐と踊れ〔新版〕
     神林長平さんの初期のSF短編集。
     SFと呼ぶべきなのか疑問の残るものもが多いですが、不思議な物語が満載です。
  • 敵は海賊・短篇版
    著者曰く、「等身大の敵は海賊世界」が描かれた短篇集。

    と同時に、神林ファンにとっては嬉しい「戦闘妖精・雪風」シリーズの世界とコラボレーションした作品も収録。


    小粒だけどピリッと深みのある味を醸し出した作品をお楽しみください。
  • ルナティカン
    月面都市の大企業LAP社は、自社製アンドロイドの両親に人間の少年を養育させる実験を行なっていた。
    すごいもうなんか鬱々としたお話です。もう一度読もうという気にはなりませんでした。
  • 膚の下(上)
    途中まではかなり面白く読んでいたけれど、後半つらかったです。
    理解できなかっただけかもしれません。
  • 敵は海賊・短篇版
    短編4本中、2本が既読。がっくり。
    ただし、若い頃のにくいあんちくしょうが読めたので満足。
    でも、アプロ分が足りない。
    猫型異星人!
  • 今宵、銀河を杯にして
    [SF]
    古本で購入。ちなみに表紙絵は小林源文バージョン。
    人ならざるものとの戦いを描いてる点では『雪風』シリーズと同じだけれど、こっちはだいぶスラップスティック。
    読みやすかったし、それなりに面白かったけれど
    マヘルシャラルハシバズの物語として書ききって欲しかった。
  • 今宵、銀河を杯にして
    雪風に似た舞台装置を準備した作品と思います。1冊で完結した、肩肘張らないミニチュア版雪風のようにも思えます。
  • 敵は海賊・短篇版
    借りた

    雪風が出てるって聞いたので

    敵は海賊を纏めて読みたくなったねぇ

    あと読みやすかった
  • 敵は海賊・正義の眼
    “「海賊」がこの世からいなくなれば「海賊課」の存在する意義もなくなる”
    自然保護団体のカリスマ的リーダー、ゲラン・モーチャイの前に現れた神話的海賊:ヨウメイ・ツザッキィ。奴の本当の狙いは・・・。時期を同じくして、「見えない何か」の手にかかって、次々と海賊達が殺されていく。
    3人組(ラテル、アプロ...続きを読む
  • 敵は海賊・A級の敵
    タイタンの首都メルカーク、貨客船ハウバウアー号で発生した海賊惨殺事件。それぞれの事件を追ってい
    たメルカーク市警およびセレスタンとラテル&アプロたちは、1人の男にたどり着く。その男を使って匋冥が仕掛けたゲームとは?


    これまでの敵海シリーズとはかなりテイストが異なっている。特に、猫た...続きを読む
  • 死して咲く花、実のある夢
    神林氏の小説は、哲学的な内容をバックグラウンドにしながら、哲学的文学にありがちな、登場人物たちの悶々とした内面描写をあまり感じません。たぶん神林氏の描くキャラ達は自分なりの独自の哲学(線引きと割り切り)が出来ているキャラばかりだからだと思います。登場人物たちは自らの生き方を貫きながら、同時に読者には...続きを読む
  • 七胴落とし
    誕生日、おめでとう


    大人になることはテレパシーの喪失を意味した
    子どもたちの焦燥と不安を描く青春SF

    解説 大野万紀
  • ルナティカン
    もうちょっと主役二人の間に、
    感情の通いあいがあった方が自然に思えたかもしれない。


    「いつもの」神林さん、いつものテーマ。
    このテーマには若干食傷気味か。はずれはないが。
  • 敵は海賊・正義の眼
    大好きな「敵は海賊シリーズ」の最新刊。
    ラテルチームの出番が少なくて残念。かけあい漫才も少なめ。
    でもさらっと素敵なセリフがあるのは変わってない。
    「みんな、痛みを持って生きているが、他人のそれは、だれにとっても他人事だ。それは、事実だ。恨み言ではなくて、わたしはそう思う。」
  • 永久帰還装置
    ちょっと、ダラダラと読んでしまったためにいまいち乗り切れないままだったが。
    神林の真骨頂はやはり会話だと再確認する。
    見開き一ページにわたって、一文字も地の文がなくただただ対話だけが書き連ねられているところすらある。
    その対話のテンポはまさに神林節としかいいようがない。
    論理を互いに突き詰めあう言葉...続きを読む
  • 敵は海賊・正義の眼
    久しぶりなんて言葉が、軽く言いすぎな位新作が出ていなかった、神林長平の“的は海賊”シリーズの新刊です!


    好きなんですよね〜、この本

    キャラクターたちは魅力的で、話は純粋なSFで・・・すげ〜ギャップw

    まぁ、内容はハッキリ言って昔ほどの面白さは少ないですが、そこそこは面白いです
  • 猶予の月(下)
    [2006.05]
    表紙は私がもってるやつのほうが好きだな…こんな表紙あるって知らなかった。感想は(上)の方にまとめて書いてあります。