山田久美子のレビュー一覧
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次作が待ち遠しいシリーズの1冊。事件の話はもちろん面白いんだけれど、女性のバディもの、恋愛ものとしても十分に楽しめる。
今回は主にグウェンに焦点が当たった1冊だった。
彼女の精神が正気なもので、きちんと財産を管理できるかの裁判(というものがあるのも驚き!)があり、管理代理人のパースン(こいつが本当に腹立たしい!)が横ヤリを入れてきて・・・。グウェンがかわいそうで、また心が壊れるんじゃないかと心配だった。一度手放してしまった権利を取り戻すことの何と難しいことか。でも今回は随所でアイリスが何度も助けてくれるのよね。
結婚相談所では、アデラという女性が自分の死後、夫に新しい妻を探してほしいという依頼 -
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ネタバレ目次
・疑惑の入会者
・机の秘密
ようやく最新刊までのピースを埋めることができました。
少しずつ語られてきたアイリスの過去や、グウェンの状況も流れとして理解できるようになり、いよいよ新作が楽しみになりました。
今回は、アイリスとグウェンが直接は連絡の取れない状況で、自身の取れる最善を尽くしてグウェンの命の危機を救うことになりました。
「やりすぎるなよ」と思うと、絶対にやりすぎる二人。
命が奪われることがなかったのは知っているけれど、今までで最大のピンチだったことは間違いない。
ようやく姿を現したグウェンの義父であるハロルド・ベインブリッジは、強権的で独断的でいつも不機嫌で、要するにいけ好 -
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第1弾は…⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
第2弾は…⭐︎⭐︎⭐︎
今回の第3弾は…⭐︎⭐︎か…⭐︎⭐︎⭐︎かなって、
思っちゃってたんだけど…
面白かったぁ♡
今回は…
長篇と短篇
一粒で二度美味しい❤️って奴ね!
『疑惑の入会者』
こちらはメインの長篇
ある日、「ライト・ソート結婚相談所」に
アフリカ出身の黒人男性が訪ねてきます。
流暢な英語を話す好青年ですが、グウェンの直感は彼の言葉は嘘だらけと感じてしまって…
比較的ゆったりと進んでいたのに…
急によ急に!!
展開がスピードUPしちゃって
アイリスとグウェンのお互いへの信頼関係も
やっぱり素敵なんだよなぁ!!
他にもグウェンの子供のロニー君 -
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ネタバレシリーズ第四弾。
〈ライト・ソート結婚相談所〉を営むアイリスは、ある日通勤中にワインレッドのコートを着た女性に尾行されていると気付きます。
しかも帰宅すると、元恋人で情報部員のアンドルーが部屋にいて、しばらくこの部屋に潜伏するとのこと。(部屋の家賃支払いはアンドルーがしている為アイリスは強く出れない)
仕方なくアイリスは共同経営者のグウェンの家に泊めてもらうことにしますが、その二日後アイリスの部屋から女性の死体が発見されて・・。
・・と、上記のあらすじは本書の裏表紙&扉ページにも同様の内容が書かれているので、ネタバレではない・・と言いたいのですが、何気に物語の冒頭部のネタバレ?みたいになっ -
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ネタバレこの本がイギリスで出版されたとき、まだ存命だったエリザベス女王とその配偶者の結婚をめぐるミステリが発売できたということに、イギリス社会の熟成と王室への愛を感じられました。
もちろんこの話はフィクションですが、周辺事項はほぼ事実のようです。
だから驚きましたよ。
エジンバラ公としか知らなかった彼が、ギリシャ王室の王子であり、イギリスのヴィクトリア女王のひ孫であり、あといくつかの国の王室とも血縁であったこと、全然知りませんでした。
というか、このシリーズのヒロインのひとり貴族のグウェンですら、生まれたときの王位継承権が何番目であるか決まっているの。
何があっても王様不在になることがないように。 -
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ネタバレ先に第四弾から読んでしまったので、答え合わせ的に初めの話を読む。
予想に反して二人はすでに結婚相談所を始めていて、そのなれそめ(?)もざっと手短に書いていたので、経緯に謎はないのだなと了解。
アイリスの過去についてはやはり多くが「語ることはできない」でいるが、今の仕事にかかわりのある部分だけはグウェンに対して秘密はなしとすることになったので、今後、知るべきことは順次明らかになるだろうこともわかった。
ただし、信頼できる語り手であるかどうかは、その時のタイミングなのだと覚悟はしておく。
とか言って、この話の感想としては、実にフェアなミステリでした、ということ。
彼女たちの予想に基づく突飛で無 -
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ネタバレまたまた司書さんから借りた本、シリーズの途中からです。
しかし今までは割と、スムーズに作品世界に入れたのに、今回はてこずりました。
というのも、人間関係が割と複雑なのに、それは既知のこととして話が進んでいくので、私としては手探りで読むしかない。
だからしばらく、時代が現在ではなく第二次大戦直後であることに気が付かなかった。
主人公の一人であるアイリスは、元情報部員ということで、たとえ現在の事業の共同経営者であるグウェンにであろうと、話せないことは話せない。
読者にも伏せられている謎なのか、私だけが知らない事実なのかがわからないのに、ストーリーはほぼ会話だけの本文により、テンポよくサクサク進ん -
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ネタバレロンドン謎解き結婚相談所第四弾。
グウェンもアイリスも嘘をつくのが上手い。
アイリスは元スパイだから当然として、グウェンは上流階級だから。
嘘というか建前というか、美辞麗句や皮肉は日常茶飯事。
暴力が排除された世界では、言葉こそ武器。
全く今回の話には関係ないがそんなことを考えてしまった。
さて、アイリスがアパートの部屋で殺されたところから話は始まるが、
当然本人ではないだろうという安心感がある。
殺されたのは結婚相談所に来た女性で、妊娠しており入会はお断りしていた。
子供の父親はアイリスの元恋人なのか。
グウェンは息子の監護権を取り戻す渦中のため、
一度は殺人事件に関わるのを断るが、
ア -
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戦後ロンドン。〈ライト・ソート結婚相談所〉の経営者アイリスは、通勤中にワインレッドのコートを着た女に尾行されていると気づく。戦時中の情報部での活動に関係している? しかも帰宅すると、同じく情報部員だった元恋人が部屋に来ていた。しばらくここに潜伏すると彼が言ったため、アイリスはグウェンの家に泊めてもらう。2日後、アイリスの部屋から若い女性の死体が発見されて・・・。
楽しみにしていたシリーズ。わくわくしながら最後まで一気読みしました!面白かった!!アイリスとグウェンが珍しく意見の食い違いで別行動するんだけど、それでも結局は相手を守ろうと全力で行動するのが尊い。グウェンにはついに新しい友人が!?と -
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主人公(アイリスとグウェン)の2人のコンビが素晴らしく良い!(登場人物がみな生き生きと描かれている。)
第二次世界大戦後のロンドンが舞台。結婚相談所を運営してる主人公たちに降りかかる、会員の殺人事件を追う話。
ウィットに富む軽妙洒脱な会話に溢れ、しかも推理小説として上等ときてる(まさかの犯人!)。
アイリスが男と刃物を突き合わせて対峙する危機一髪な場面で、居合わせたグウェンがその場を収めようとバッグからある物を出すのだが、
「勝ち誇ったように『ホイッスル』と発表した」と。
しみじみとした可笑しみがあって気に入った。(グウェンはナイフを『食器』とも言った!)
最後の方には、モーレツに感極ま -
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Posted by ブクログ
ネタバレアリスン・モントクレアの結婚相談所シリーズ第2弾。
グウェンのいとこであるエリザベス王女付きの秘書から、婚約者候補フィリップ王子の身辺調査を依頼される。どうやらフィリップ王子の母、アリス王女の醜聞について脅迫状が届いていることがわかり。。。
今回も軽妙な会話主体のストーリーで、ページ数の割にはすいすいと読める。ただ、王室の調査ということもあり、ミステリ的な要素が薄め。事件らしい事件が起こるのも中盤以降で、前作よりは間延びした感じ。
事件の真相には驚く点があるにはあるのだが、そもそも伏線が貼られてたっけ?というレベル。まぁこれについては、イギリスでは常識なのかもしれないが。。。
アイリスも