山田久美子のレビュー一覧
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ネタバレ目次
・疑惑の入会者
・机の秘密
ようやく最新刊までのピースを埋めることができました。
少しずつ語られてきたアイリスの過去や、グウェンの状況も流れとして理解できるようになり、いよいよ新作が楽しみになりました。
今回は、アイリスとグウェンが直接は連絡の取れない状況で、自身の取れる最善を尽くしてグウェンの命の危機を救うことになりました。
「やりすぎるなよ」と思うと、絶対にやりすぎる二人。
命が奪われることがなかったのは知っているけれど、今までで最大のピンチだったことは間違いない。
ようやく姿を現したグウェンの義父であるハロルド・ベインブリッジは、強権的で独断的でいつも不機嫌で、要するにいけ好かないおやじ。
彼がアフリカから帰ってきたことで、ベインブリッジ家は家族も使用人もみんなピリピリしている。
グウェンに対しても、ロニーを寄宿学校に入れる手続きをとるし、夫から受け継いだはずの遺産の詳細も知らせないし触らせない。
いやなら実家に帰れとまでいう。
ここから最新刊でのベインブリッジ家に、どうやって持っていくのだろう?
いつも通り、めんどくさいことを後回しにせず、納得がいくまで突き詰めていった結果、いつの間にか危機に陥ることになる二人。
それを外側からサポートする男性二人。サリーとアーチ―。
天真爛漫で、好奇心旺盛でなリトル・ロニー。
それぞれのキャラクターがいかんなく魅力を発揮して、ハラハラしたりドキドキしたりほっこりしたりと情緒が落ち着かない。
今回はベインブリッジ家の主要使用人たちのキャラクターもわかり、今後の活躍も期待できる。
特に有能な執事のパーシヴァルが、意外に愉快な人となりで面白かった。
同時収録は、アメリカで第三巻を刊行するときに販売促進のために書かれた短編。
短編だけどちゃんと謎はあり、殺人もある。
よいものを大切に使うという、使い捨てじゃない文化の矜持が素晴らしい。 -
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第1弾は…⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
第2弾は…⭐︎⭐︎⭐︎
今回の第3弾は…⭐︎⭐︎か…⭐︎⭐︎⭐︎かなって、
思っちゃってたんだけど…
面白かったぁ♡
今回は…
長篇と短篇
一粒で二度美味しい❤️って奴ね!
『疑惑の入会者』
こちらはメインの長篇
ある日、「ライト・ソート結婚相談所」に
アフリカ出身の黒人男性が訪ねてきます。
流暢な英語を話す好青年ですが、グウェンの直感は彼の言葉は嘘だらけと感じてしまって…
比較的ゆったりと進んでいたのに…
急によ急に!!
展開がスピードUPしちゃって
アイリスとグウェンのお互いへの信頼関係も
やっぱり素敵なんだよなぁ!!
他にもグウェンの子供のロニー君
もう、可愛いったらありゃしない!
ちょっとしか出ないんだけどね ٩(^‿^)۶
『机の秘密』
こちらは短篇
50ページ程の事務所絡みの謎解き♪
こちらも読みやすかったです
はやく第4弾読みたいな…
たのしみ ٩(^‿^)۶ -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ第四弾。
〈ライト・ソート結婚相談所〉を営むアイリスは、ある日通勤中にワインレッドのコートを着た女性に尾行されていると気付きます。
しかも帰宅すると、元恋人で情報部員のアンドルーが部屋にいて、しばらくこの部屋に潜伏するとのこと。(部屋の家賃支払いはアンドルーがしている為アイリスは強く出れない)
仕方なくアイリスは共同経営者のグウェンの家に泊めてもらうことにしますが、その二日後アイリスの部屋から女性の死体が発見されて・・。
・・と、上記のあらすじは本書の裏表紙&扉ページにも同様の内容が書かれているので、ネタバレではない・・と言いたいのですが、何気に物語の冒頭部のネタバレ?みたいになっているんですよね(汗)。
自分でも書いておいて何ですが、せっかく秀逸な“つかみ”なのに勿体ないなー・・と思った次第です。
ま、それはいいとして(良くないかw)、自分の部屋で謎の女性の死体が発見されたことから、警察に容疑者としてマークされてしまったアイリス。
しかも部屋に滞在していたはずの元カレ・アンドルーが行方不明になってしまった為、一体何が起きているのか、アイリスは真相解明に乗り出す事に。
ただ、今回は相棒のグウェンが息子、リトル・ロニーの親権奪回の大事な時期で、“厄介ごと”に関わりたくないという事情がありアイリスの“調査”に協力できず、元上司の准将や今カレのアーチーにも助けてもらえない為(この辺アーチーってドライですよね・・)、アイリスは孤軍奮闘する羽目になってしまいます。
さて、探っていく内に殺されたポーランド人女性がソ連のスパイだった可能性が判明し、気づいたら警察だけでなく、英国&ソ連の情報部からも目を付けられてしまうアイリス。
戦後の英国とソ連そしてポーランドの関係や諸事情も興味深く描かれていて、“これは、国際レベルの大ごとなのか・・?”と、ハラハラしながら読ませて頂きました。
と、これだけ緊張させる展開だったのに、結局真相は超個人的な件で、早い話“アンドルーがクズ過ぎた”ってことだったのですが(汗)、ここに至るまでのアイリスの元スパイのスキルを発揮しまくりの活躍と、何だかんだで結局アイリスに協力しちゃうグウェンの健闘ぶりがカッコ良くて、やっぱり二人は最高のバディなんだなー・・と増々アイリス&グウェンに魅了されてしまいました。
そんな素敵な二人を巡る男性たちについて、解説でまとめてくれているのですが、ここでもアンドルーが“クズ男”とバッサリ切られているのには、ついニヤついちゃいましたね。
ということで、惹き込まれるストーリーと魅力的なキャラが織りなすテンポの良い会話が魅力の当シリーズ。
勿論、今回も堪能させて頂きました・・が、ラストがアイリスの“急にどうした?”と言いたくなる爆弾発言で終わってしまったので、続きが気になって仕方がない私です~。 -
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ネタバレこの本がイギリスで出版されたとき、まだ存命だったエリザベス女王とその配偶者の結婚をめぐるミステリが発売できたということに、イギリス社会の熟成と王室への愛を感じられました。
もちろんこの話はフィクションですが、周辺事項はほぼ事実のようです。
だから驚きましたよ。
エジンバラ公としか知らなかった彼が、ギリシャ王室の王子であり、イギリスのヴィクトリア女王のひ孫であり、あといくつかの国の王室とも血縁であったこと、全然知りませんでした。
というか、このシリーズのヒロインのひとり貴族のグウェンですら、生まれたときの王位継承権が何番目であるか決まっているの。
何があっても王様不在になることがないように。
彼女は170番台だったかな。
そして、ギリシャの王位継承権が男子にしかないことを「それで文明国家のつもりだなんて」と軽蔑できるプライド。
さすがイギリス貴族。
グウェンのいとこから極秘で依頼された、フィリップ王子の母親のスキャンダルの事実確認。
本来それは結婚相談所の仕事ではないけれど、エリザベス王女の初恋が実るかどうかということもあり、それが国家に大きな影響を与えることも容易に想像できるため、特別に引き受けたのだけれど。
元スパイで情報収集力に優れ、護身術(必要によってはそれ以上の術)にも長けたアイリスと、貴族社会という閉鎖的な場所に入っていく資格を持ち、洞察力に優れているグウェンは、絶妙なコンビネーションで、事件を解決する。
国家やら、対立組織やらを相手にとって、たった二人の民間人女性が、自分たちの力とつてで事件を解決するのはとても爽快。
読むと元気になれるシリーズ。 -
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ネタバレ先に第四弾から読んでしまったので、答え合わせ的に初めの話を読む。
予想に反して二人はすでに結婚相談所を始めていて、そのなれそめ(?)もざっと手短に書いていたので、経緯に謎はないのだなと了解。
アイリスの過去についてはやはり多くが「語ることはできない」でいるが、今の仕事にかかわりのある部分だけはグウェンに対して秘密はなしとすることになったので、今後、知るべきことは順次明らかになるだろうこともわかった。
ただし、信頼できる語り手であるかどうかは、その時のタイミングなのだと覚悟はしておく。
とか言って、この話の感想としては、実にフェアなミステリでした、ということ。
彼女たちの予想に基づく突飛で無茶な行動は、必ずしも成功するわけではないけれど、その道筋にきちんと手掛かりが明かされている。
これには好感を持ちました。
アイリスとマイクの破局の原因もわかったし、グウェンが義母に自分の気持ちをはっきり言えるようになった経緯もわかったし、話のテンポはいいし、結構ハラハラさせられるのも心地いいし、ってわけで、続きも読みます。 -
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ネタバレまたまた司書さんから借りた本、シリーズの途中からです。
しかし今までは割と、スムーズに作品世界に入れたのに、今回はてこずりました。
というのも、人間関係が割と複雑なのに、それは既知のこととして話が進んでいくので、私としては手探りで読むしかない。
だからしばらく、時代が現在ではなく第二次大戦直後であることに気が付かなかった。
主人公の一人であるアイリスは、元情報部員ということで、たとえ現在の事業の共同経営者であるグウェンにであろうと、話せないことは話せない。
読者にも伏せられている謎なのか、私だけが知らない事実なのかがわからないのに、ストーリーはほぼ会話だけの本文により、テンポよくサクサク進んでいく。
置いてきぼり感ハンパない。
これはさすがに無理かなあと思いつつ読み進めて、ようやく流れに乗ってきたのが、殺人事件が起こった後。
これに関する謎は、さすがに読者に均等に与えられるわけで、頭のふり絞りがいがあるというもの。
アイリスについてわかっているのは、戦争中は情報部で働いていたこと。
落下傘兵になることができずに生き残ってしまったことが、ずっと負い目として心に残っていること。
背は低い。
情報部員として有能だったけれど、なぜかしら今は結婚相談所を経営していること。
今回彼女を事件に引きずり込んだ元カレに未練はないが、自分が振った元婚約者には未練がありそうなこと。
しかし現在闇屋のボスであるアーチ―という彼がいること。
共同経営者のグウェンについては、夫と死に別れたこと。
幼い息子がいること。
しかし夫の死を知った時に自殺を図ったことで、精神的に問題ありとされ、財産管理と息子の監督権を夫の実家に奪われ、やむなく上流階級である夫の実家に息子と暮らしていること。
それを取り戻そうと訴訟の準備をしていること。
実家とはうまくいっていないこと。
これらを複雑に絡ませながら、危機に陥ったり危機から脱出したりして、それぞれが自分のできることにベストを尽くすことで事件を解決。
ここがいいと思ったのね。
相談もするけれど、基本的には個別に「自分はいま何をすべきか、何ができるのか」を考えて行動する。
ロンドンの夜はまだ暗く、女性が一人で歩くには危険な時代。
食料もまだ配給で、携帯電話もパソコンもないけれど、調査したり伝達したりするすべを持っている。
最初は国際紛争と情報部の話だと思った。
ポーランドからの移民やロシアのスパイのことが結構語られていたから。
だとしたらちょっと難しいなあと思った。
何しろ国際紛争とスパイと言えば、『エロイカより愛をこめて』止まりだからなあ。
と思ったら、解説で、シリーズ2作目が、まんま『エロイカより愛をこめて』だというので、こりゃあ遡って読まにゃあいかんな、と思った次第。 -
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ネタバレロンドン謎解き結婚相談所第四弾。
グウェンもアイリスも嘘をつくのが上手い。
アイリスは元スパイだから当然として、グウェンは上流階級だから。
嘘というか建前というか、美辞麗句や皮肉は日常茶飯事。
暴力が排除された世界では、言葉こそ武器。
全く今回の話には関係ないがそんなことを考えてしまった。
さて、アイリスがアパートの部屋で殺されたところから話は始まるが、
当然本人ではないだろうという安心感がある。
殺されたのは結婚相談所に来た女性で、妊娠しており入会はお断りしていた。
子供の父親はアイリスの元恋人なのか。
グウェンは息子の監護権を取り戻す渦中のため、
一度は殺人事件に関わるのを断るが、
アイリスが警察に捕まったためスパイ顔負けの情報活動をする。
実際に開催された「英国の創造力」展の場面にはあまり興味が持てなかったが、
殺人事件は思ったより2人に関わっていて面白かった。
グウェンはアイリスの友人サリーと食事に行き、
アイリスは元婚約者の刑事をまだ愛していることに気がつく。
さてさてどうなることやら。
警部が2人と2ペンスの賭けをして負けるところや、
グウェンがアイリスから預かったナックルダスターをゆっくりとはめてみる場面、
張り込みの刑事の注意を引くために頬を二回もたたいた場面が面白かった。 -
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戦後ロンドン。〈ライト・ソート結婚相談所〉の経営者アイリスは、通勤中にワインレッドのコートを着た女に尾行されていると気づく。戦時中の情報部での活動に関係している? しかも帰宅すると、同じく情報部員だった元恋人が部屋に来ていた。しばらくここに潜伏すると彼が言ったため、アイリスはグウェンの家に泊めてもらう。2日後、アイリスの部屋から若い女性の死体が発見されて・・・。
楽しみにしていたシリーズ。わくわくしながら最後まで一気読みしました!面白かった!!アイリスとグウェンが珍しく意見の食い違いで別行動するんだけど、それでも結局は相手を守ろうと全力で行動するのが尊い。グウェンにはついに新しい友人が!?と思いきや意外な展開に。アンドルーってまじでクソ男すぎる。アーチー、いいと思うんだけどな。ギャングだからこのままくっつかないのかな。主役二人は控えめな展開だけど、その分二人の絆は特別な感じ。グウェンが独立するために一歩ずつ進んでいるところも本筋とは逸れるけれど応援したくなる。おすすめの女性バディものです。 -
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主人公(アイリスとグウェン)の2人のコンビが素晴らしく良い!(登場人物がみな生き生きと描かれている。)
第二次世界大戦後のロンドンが舞台。結婚相談所を運営してる主人公たちに降りかかる、会員の殺人事件を追う話。
ウィットに富む軽妙洒脱な会話に溢れ、しかも推理小説として上等ときてる(まさかの犯人!)。
アイリスが男と刃物を突き合わせて対峙する危機一髪な場面で、居合わせたグウェンがその場を収めようとバッグからある物を出すのだが、
「勝ち誇ったように『ホイッスル』と発表した」と。
しみじみとした可笑しみがあって気に入った。(グウェンはナイフを『食器』とも言った!)
最後の方には、モーレツに感極まる場面もある(思い出す度泣ける)。
良書。またいつか再読したい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレアリスン・モントクレアの結婚相談所シリーズ第2弾。
グウェンのいとこであるエリザベス王女付きの秘書から、婚約者候補フィリップ王子の身辺調査を依頼される。どうやらフィリップ王子の母、アリス王女の醜聞について脅迫状が届いていることがわかり。。。
今回も軽妙な会話主体のストーリーで、ページ数の割にはすいすいと読める。ただ、王室の調査ということもあり、ミステリ的な要素が薄め。事件らしい事件が起こるのも中盤以降で、前作よりは間延びした感じ。
事件の真相には驚く点があるにはあるのだが、そもそも伏線が貼られてたっけ?というレベル。まぁこれについては、イギリスでは常識なのかもしれないが。。。
アイリスも後半のアクションシーンでは目立っていたが、王子関係の事件ということで今作はグウェンの活躍が目立つ。
コージーミステリな面が強かったので、次作に期待。
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シリーズ第三弾。
戦後のロンドンで〈ライト・ソート結婚相談所〉を営むアイリスとグウェン。
ある日、アフリカ出身の入会希望者・ダイーレイが現れます。流暢な英語を話す好青年ですが、グウェンは彼の言葉の中に嘘があると感づきます。
果たしてダイーレイの目的は何なのでしょうか。
一方、グウェンの義父・ハロルドが約半年ぶりに東アフリカより帰還しますが、彼の横暴すぎる振舞いに屋敷の皆の心が乱されてしまい・・。
巻が進むごとに面白くなってきているこのシリーズ。
主役のアイリス&グウェンをはじめ、周りのキャラもたっていて、会話のテンポも良く楽しく読めました。
今回はグウェンがメインな感じでしたね。
息子のリトル・ロニーが今後通う学校の件でハロルドと対立する中、誘拐事件にも巻き込まれてしまうグウェン。
習い始めた護身術と持ち前の賢さで、何とかピンチを乗り切ろうとする姿に、上流階級の奥様らしからぬ逞しさを感じました。
そして、誘拐されたグウェンを救出しようとする、アイリスをはじめ、サリーやアーチー一味達の活躍も見どころです。
そうそう、あのツンケンしていて典型的な“嫌味な姑”だったカロラインが、このたびなかなか味のあるところを見せてくれて好感度アップでした。今後グウェンともっと仲良くなって頂きたいですね。
さらに、皆の癒しであるリトル・ロニーも事件解決に大いにお役立ちでございました。
“新しい家族”も増えたベインブリッジ家が、今後どうなっていくのかも気になりますね。
で、気になるといえば、サリーの恋心ですよ!まさか“彼女”に思いを寄せるとは・・・こちらもどうなるのか見守りたいです。
本書には、オマケの短編「机の秘密」も収録されておりまして、これもまた“丁度いい謎解き”が楽しめるお話で好きでした。
管理人・マクファースンさんに良きお相手が見つかることを祈ります~。 -
Posted by ブクログ
ロンドン謎解き結婚相談所、シリーズ2作目。
対照的な女性二人がコンビを組んで、縁結びの仕事をしつつ、事件も解決。
大好きなシリーズです。
戦後のロンドンで、アイリスとグウェンは出会い、意気投合。
結婚相談所を始めています。
戦時中は諜報員だったアイリスは、小柄ながら腕もたち、専門知識豊か。
グウェンは貴族階級だが戦争未亡人で、長身で金髪の美女。おっとりしているが上流社会にはコネがあり、人を見る目もある。
グウェンの従姉妹が王妃の部下で、ある問題について調査を依頼してきます。
結婚にも関係している、それはエリザベス王女が恋するフィリップ殿下に関わるかもしれないスキャンダルの問題だった。
フィリップ殿下はイギリスに長くいるのだが、ギリシャの王家の血筋なのですね。
二人はそれぞれのコネを駆使し、縦横無尽の活躍をしますよ。
闇屋に、貴族、脚本家に、ギリシャ国王、スパイの親玉、とね。さらには王女様?
二人の友情はまた深まりつつあって、軽快な掛け合いがさらにアップしてます。
コージーに入るユーモアたっぷりな作風ですが、背景は決して軽くない。
アイリスは、戦争の悲惨さを目の当たりにし、自分だけ生き残った苦しみを抱えています。
グウェンは夫の死に取り乱したために精神病院へ送られ、最愛の息子の親権を奪われた経験を経ています。
新しい世界で戦い、生き続ける二人。
楽しみなシリーズ!