蛯谷敏のレビュー一覧
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経営交代後のヤフーを舞台に人事・戦略面を中心に取材構成をしたドキュメンタリー書。
ドキュメンタリー好きな私としてはとても面白く、特に人事面に重きを置いて書かれている面が興味深い。
「人財」と良く言われますが、社内外にもその意志を強く発信したいという現れじゃないかと。
印象的な言葉
・上司と部下のコミュニケーションにおける「ティーチング」「コーチング」「フィードバック」。
従来では、「ティーチング」が主となる部分を「コーチング」「フィードバック」に重点を移し、戦略浸透を図る。
チームとして、どう機能させるかにおいて、重要な点。
・人事評価制度の要諦は3つ
-頑張る人が報われるということを -
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YahooJapanの経営陣が総入替になるところからの物語。
YahooJapanの歴史という観点からみても面白いが、新Yahooの経営陣がどのように物事を考え、会社を改革していっているのかがよくわかる。例えば、井上前社長とタイプの異なる宮坂社長が経営体制を作っていく過程は参考になる。
他にも、元YahooJapanの社員でFacebook日本法人に出た児玉氏と森岡氏から、「企業文化を根付かせたいなら、それが人事制度に組み込まれていないといけない」という話をきいて人事制度に組込んだことや、爆速というキーワードがグリーの成長についての会話から飛び出したもので、使ってみたら意外と社員にウケたと -
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組織を以下に変容するかというテーマで非常に参考になった。しかも、企業変革論の第一歩である、危機感の醸成というテーマからではないところが面白かった。10倍挑戦し、5倍失敗し、2倍成功する。201X年に利益倍増と登る山を決めた。理念の再定義、目標の設定、具体的な戦略。孫正義も、経営者が判断で迷うのは、目標が明確でないからだと言っている。
異業種タッグにおいて、CCC社長増田氏が、軍議長くすべからずと言っている。軍議はやればやるほど不安が増える。結局やめようとなってしまう。
宮坂氏のやり方はリクルートに似ている。自分が井上さんのような凄い経営者ではないから、みんなに裁量権を与えて進めた。ポイントは人 -
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【読書メモ】
●大切なのは、誰をバスに乗せるか
●改革とは、組織の中で浮くこと
●まず、登る山を決める。多くの経営者が自分の判断に迷うのは、目標が明確でないからだ
●宮坂流のマネジメントの本質「組織は原理原則」で動かす。意思決定の拠り所となるルールを公開し、社員に周知させた上で事業を進める。管理型のマイクロマネジメントではなく、社員が自律的に動く、ルールに基づく権限移譲型のマネジメントを目指す。例えばサービスの番付制度
●結局、マネジメントとは人に結果を出してもらうことが仕事
●経営は軍議長くすべからず
●誰からも嫌われない会社とは、熱烈なファンやユーザーを持たない会社
●まず -
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ネタバレ世の中により大きな驚きを与えられる選択肢はどちらなのか。それをいつも考えながら進む方向を決めてきた。シンプルな判断基準として、「勝てる可能性」を常に考えてきた。
成功したといわれる起業家や事業家の多くも最初から才能に溢れていたわけではない。普通の人でも、練習して経験を積めば事業家になれる。
事業立ち上げのステップは、1最低限達成すべきゴールを決めて、事業の「センターピン」を見極める、2仮説を立て、テストを繰り返して、ゴールに最短で到達する「正解」を見つける、3見つかった正解を徹底的に「実行」する。事業の成否は、その人のエグゼキューション力(執行力)によって確率が大きく変わる。「何をやるか」 -
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元ヤフーCEO、その他数々の輝かしい実績により多くのビジネスパーソンから尊敬される小澤隆生さんの珠玉のインタビュー。
これはすごい!めちゃくちゃ勉強になるー!!と思って、この感動をみんなに伝えなきゃ!つって。えっほえっほ言って。感想を書き出したんですけど。
あれなんか、むずい。これ伝えるの。
要約して書くと、ごく普通のことを大声で言ってる人みたいになっちゃう。
言ってしまえば普通のことを、めちゃくちゃちゃんとやろうぜってことになるんだけど。
そのちゃんとやるの部分がすごいんだけど。
なんて言いったらいいのこれ。
小澤さんのやってきたこと、
エピソード込みでインプットしないとこのニュアン -
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LEGOの変遷が分かる本。特許切れから始まったレゴの衰退、テレビゲームというライバルの台頭、事業の多角化による経営悪化、原点に戻りレゴブロックへ注力、少しずつ経営改善、レゴのブランド化、といったストーリーで、特に驚きはなく、よくある浮き沈みだなあという印象。あと、会社経営とはなんぞや、みたいな話が多くて、期待はずれ。
ただ、レゴブロックそのものの話はとても興味深くておもしろかった。
レゴブロックは、正解のない社会で生きていくうえで必要な創造力、考えぬく力、を発掘するツールになりえるという話は壮大でしたが、とても共感できました。また、自動車を例に挙げたモジュール戦略ともレゴブロックは結びつきを -
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レゴブロックがもたらす「秩序」と「自由」が両立する世界観に、人類の生活がより良くなるヒントが隠されているのかも知れない。
この本を読み終わった後に、レゴムービーを観ると、違った視点で楽しむことができそう。
(すべては最高!)
つまりは、レゴファンにお勧めの本。
私がレゴファンになったのは、つい最近なので、レゴ社の歴史も理解することができ、よりレゴが好きになった。レゴの聖地であるデンマークに、いつか行ってみたい。
レゴブロックは、単なる子供のおもちゃの枠に留まらず、教育やビジネスの場で活用されていることに驚いた。(知らなかった…)
・レゴマインドストーム
・レゴブースト
・レゴデュケーション
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ネタバレ特許が切れたときに陥った危機やテレビゲームの流行やデジタル機器の流通に伴い子供の可処分時間を奪われたときに陥った危機など浮き沈みが激しいレゴ。最近では子供だけでなく大人向けのレゴシリアスプレイや物理だけでなくデジタルも駆使した遊び、ユーザも巻き込んだ商品企画、サステナブルな商品開発などさまざまな先進的な取り組みを行なっている。レゴは子供を楽しませるものであるがゆえ、その従業員も楽しく仕事に取り組むことを目指している。まだまだ浮き沈みがあるかもしれないが、先進的な取り組みや先行的なエンゲージメント施策等の前捌きな活動があり、今後もトイの王者として君臨していくのではないか。
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ビズリーチを創り上げ現在はその持株会社であるビジョナルを率いている南を中心にビジョナルグループの人々、グループ事業会社の奮闘について語られる書籍。「問いを立てる」こと、それにより世の中に「新しい価値を次々と」創出していくこと、それには、「変わり続ける」こと、そのために「成長し続ける」ことが重要であることが述べられている。ビズリーチは企業人として、また一般人としてそのサービスを利用している。まだまだビジョナルはビズリーチの会社であるというのが世間一般の認識であるに違いない。しかしながら、他業種含むさまざまな事業へのチャレンジ、それに伴うメンバーへの権限移譲や継承。会社として変わり続ける姿勢が醸成