蛯谷敏のレビュー一覧

  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    ビズリーチの創業物語だが、面白い!
    私自身はサラリーマンで、自分で起業を経験した訳でもないし、そんな根性も気概もないのだが、何となく一国一城の主になることに憧れてしまう。
    (そこまで権力志向ではないと思っているのだが)
    起業となると、そんな簡単な話ではない。
    事業に対しての情熱が必要だし、株主や従業員へは勿論だが、社会的な責任が半端ない。
    粘り強く諦めない気持ちと、胆力のある人でないと、会社経営は続けられないのかもしれない。
    「自分ならどうするだろう」
    「なぜ社長はこう考えたのだろう」
    そんなことを考えながら読み進めていた。
    創業社長である南壮一郎氏は、とにかく異端だ。
    幼少期はカナダ・トロントで過ごしたらしいが、周囲で日本人は自分ひとり。
    常にマイノリティの立場であり、どうやってそのコミュニティの中で生き残っていくかを考えて、行動をしていたという。
    子供の頃のエピソードを聞く限り、周囲から舐められないようにとった行動が、その後の人格形成に影響していったことは間違いない。
    そして、中学1年生の時に、静岡に引っ越し。
    ここでも帰国子女というマイノリティの洗礼を受ける。
    中学高校は日本で過ごし、大学はアメリカのタフツ大学へ。
    ここでもアジア人がほとんどいない状況で、マイノリティとして生きていく。
    南氏が大人になるまでの過程は、マイノリティの逆境をどう乗り越えてきたかの連続だ。
    心が折れたり、不登校にならずに、何とかその状況を打開してきたのだから、その精神力たるや本当に逞しい。
    彼自身は「サッカーがあったから」と語っているが、それは決して逃げではなく、他の様々な人種と相まみえる中で、実力でスポーツの世界を勝ち上がっていったのだから、その負けず嫌い根性は、他人とは比較にならないくらい突出していたのだと想像できる。
    そんな南氏は日本で就職する訳であるが、自身が大きな影響を受けたのは、東北楽天ゴールデンイーグルスの立ち上げに関わったことと、そこで出会った3人の師だと言う。
    三木谷浩史氏(楽天グループ代表)、島田亨氏(当時の楽天野球団社長)、小澤隆生氏(当時楽天野球団での上司)ということだが、それぞれ南氏に多大なる影響を与えた。
    「どんな無理なことでも、突破する方法を考え抜いて、それを実行する」ということを3人から学んだという。
    当時、プロ野球界も変革が必要とされつつも、既得権益を守ろうとする抵抗勢力が強く、閉鎖的な環境だった。
    そこに新興勢力である楽天ゴールデンイーグルスという異端児たちが、今までの常識を打ち破っていく。
    こんな刺激的な体験をして、影響を受けないはずがない。
    これは個人的な感想であるが、結局人生の幸福度とは、誰と出会ったかで決まると思う。
    私自身も過去を振り返ると、素敵な出会いに恵まれたと言える。
    もちろん、南氏とは比べ物にならないかもしれない。
    それでも今の自分がいるのは、過去の恩人たちとの出会いであることは間違いない。
    そう思って納得していれば、それで良い気がする。
    年齢を重ねてからの素敵な出会いもあるのかもしれないが、自分が何者でもない、若い時代に出会った人物は、何物にも替え難いものがあると思っている。
    結局南氏は楽天を離れ起業に向かうのであるが、そこでも壁をぶち破るのは、すべて人との出会いだった。
    もちろん、南氏自身が魅力的な人物だから、才能のある人が引き寄せられたのは事実だろう。
    口説き落とすためのプレゼンテーション能力も卓越していたのかもしれない。
    そうだとしても、お互いを信頼し合って、会社経営を続けていけるのは、並み大抵の関係値ではないと思う。
    元々チームスポーツのサッカーを経験していたことも、影響があったかもしれない。
    楽天ゴールデンイーグルスの立ち上げで、人材の重要性に気付いたのかもしれない。
    南氏のチーム作りは非常に特徴的だ。
    通常は創業社長が何でもやろうと手を出してしまうが、南氏は最初から最高の人材獲得に奔走する。
    南氏自身が語っていた言葉だが「自分一人の力で世界を変えられるとは思っていなかった」という点で、彼の非凡さが伺える。
    自分に足りないものを持っている「異能」の持ち主を、粘り強く口説き落とし、仲間に引き入れていく。
    これは当たり前に見えて、実はなかなか奥深い。
    彼自身の幼少時代に培われた経験が活きていると言えるだろう。
    様々な背景を持った人物と、どうやってコミュニケーションを取って、巻き込んでいくか。
    そして、周囲を自分に有利なように動かすには、かつ自発的に動くにはどうすればよいか。
    自身にとっては専門外のことであっても、会社のビジョンを語りながら、同時にその人物を見定めてチーム作りに活かしていく。
    単純に異能の人物を集めれば、それで完結できる訳じゃない。
    南氏は繰り返しビジョンを語り、課題の解決のためには、幹部メンバーで徹底的に議論していたという。
    熱量をどうやってメンバーに伝播させていくかは、本当に難しい。
    自分ひとりで突っ走ってもいけないが、上手に権限委譲するのも難しい。
    権限委譲し過ぎて、思うような結果が出ないことだってある。
    メンバーが当事者意識を持ち、課題に対して正面から向き合ってもらうためには、結局はトップ自ら姿勢を示すしかない。
    タイトル通り「突き抜けるまで問い続ける」からこそ、メンバーがついてくる。
    当たり前を疑うことは、本当に難しい。
    それまでの経験が長ければ長いほど、仕事の仕方は洗練されてしまう。
    前提を覆して、別の角度から物事を見るのは、簡単なことではない。
    組織の中にいると、どうしても「前例」や「慣習」という壁が立ち塞がってしまう。
    誰もが「おかしい」と感じていても、やり方を変えられずに流されてしまう。
    それが企業文化とも言えるし、それが会社の強みでもあったりする。
    例えそうであっても、本当に間違っている時は、覚悟を以て変えていく必要がある。
    単なる私利私欲で考えてはいけない。
    社会をより良くしたいという情熱こそが、ビジネスを継続していく上での純粋な源泉のはずだ。
    これを持ち続けることができるのも、創業社長ならではのことだと思う。
    突き抜けるまで問い続け、その課題の解決のために一番効果的なセンターピンを狙いにいく。
    卓越したエンジニアである竹内真氏を口説き、インターネットマーケティングのプロである永田信氏を口説き、傑出した営業力を持つ多田洋祐氏を口説いて仲間に引き入れた。
    人材の獲得も、結局は目の前の課題を解決するための強力なセンターピンだったのだ。
    よく「自律的なキャリア形成を」と言われるが、自分の市場価値を意識し、より自身の能力を活かせる場所を求めて動くことは、本当に大事だと思う。
    ビズリーチの事業そのものが、起業の精神を体現している。
    どんなにテクノロジーが進化しても、理屈を並べても、最後に人間を動かすのは情熱。
    例え壁に立ち塞がれても、そこで諦めてはいけない。
    必ずセンターピンがあることを信じて、突破口を探し続けろと、本書は説いている。
    会社を起業する話は、本当に面白い。
    私自身もまだまだ諦めずに、常に未来を見据え、自分をアップデートし続けたいと思う。
    (2025/12/15日)

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    2026年05月10日
  • レゴ―――競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方

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    LEGOがどのようにして世界的ブランドにまで成長したのか、経営危機からの復活と内省の話。本の構成がわかりやすく、経営の教科書を読んでるような気分でした。「真の強みから軸をぶらさず、いかに変わり続けられるか」という言葉が全てを物語っているように感じます。ブロック特許切れの1980年代後半から訪れたドン底時代に、「ブロックを組み立てる」という初心に返ったクヌッドストープさんがやり手。平時のCEO、戦時のCEOや、イノベーションマトリクスなど、ためになる考え方が散りばめられていた。

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    2026年04月18日
  • レゴ―――競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方

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    老若男女に愛されるLEGOの歴史を1冊で学ぶことのできる1冊。センサーを組み込んで、音や空間把握力を加えた直近のLEGOも気になる。

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    2026年01月26日
  • 小澤隆生 凡人の事業論 天才じゃない僕らが成功するためにやるべき驚くほどシンプルなこと

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    ネタバレ

    事業会社で働いた経験もほぼない中で、

    事業論って何だろうというところから読み始めました。

    新しい事業を考えて、初めて、成長させて、成功させるにはどうしたらいいか、

    というような感じでしょうか。

    小澤さんについては、知らずに読み始めてしまいましたが、楽天イーグルスやPaypay、Yahoo!ショッピング、すごい豆まき、などなど、これまでの大活躍についても知ることができました。

    とにかくビジネスへの熱量が半端なさそうだし、

    仕事を通して人生を楽しむ、その生き方を私はまだ取り組んだこともないけれど、

    そんな人々も少なくないんだなーとあらためて思ったりしました。

    とにかく人生のなかで自分のやりたいこと、を明確にできていることはすばらしいですね。

    自己認識力という言葉も少し出てきましたが、

    それは何かしたいことがある、ということではなくてもいい、

    起業家だけではなく事業家という、やることはその時々に変わるけれども、

    やりがいのある仕事はどんな立場にいても実現できるのだなーと感じました。

    やはり一番印象に残ったのは、徹底的に取り組む、というところでした。

    気持ちの入れ方の度合いが違うのかもしれないですね、そして、その始まりは、そうせざるを得なかった状況から始まったこと、つまり父の会社の経営状況が悪化し、億単位の借金を抱え、それをどうにかしないといけない、という中で、本気で取り組まざるを得なくなったこと。そしてそこで始まった回転がうまく回ったこと、というかうまく回るまでまず失敗をやめず、試行錯誤して取り組み続けたこと、そしてそれが成功体験になり、成功要因や型を検証して見出し、徹底的に取り組んだことが一つの重要な要因として割り出されて、それを続けられているということですね。やっぱそこまでできる人は本当に少ないからやっぱ凡人ではないのですが、

    基本を徹底すること、つまり誰にでも取り組めること、という意味ではほんとうに皆にとっての教訓というか、励みになりますね。

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    2025年08月30日
  • 小澤隆生 凡人の事業論 天才じゃない僕らが成功するためにやるべき驚くほどシンプルなこと

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    巨大ビジネス成功の影にはいつでも小澤さんのような方がいるのかもしれない。影でもないか。
    胆力とやり抜く力は改めて大切だと思わされた。
    tipsも実践的。明日からの仕事に生かせそう。

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    2025年07月26日
  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    ビズリーチ創業時の苦悩と成長が描かれている本になります。
    いかにここまで伸び続けてきたのか?
    仲間の存在、チームの存在の大切さを感じ、チームビルディングのすごさを感じました。

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    2025年07月21日
  • 小澤隆生 凡人の事業論 天才じゃない僕らが成功するためにやるべき驚くほどシンプルなこと

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    本書は、「凡人でも素質がなくても成功できる」という章から始まり、日本を代表する起業家である小澤隆生さんの経験を通じて、「事業を作り上げるための執行力」の重要性を描いた一冊だ。

    ビジネス書というと、読んだ後に「意識して取り入れよう」と漠然と思うことが多いけれど、本書は具体的で実践的なエピソードが豊富で、すぐに現場で試してみたいテクニックが満載だった。

    例えば、市場を選ぶ際には「市場の成長性」と「シェア率」を基準にすることや、戦略の核となる「センターピン」や、人間の根源的欲求に基づく話。また、チームのモチベーションは数字目標ではなく、希望やワクワク感を呼び起こす言葉で動かすほうが効果的だという話も興味深い。どれも、実際に事業を立ち上げたり運営したりする立場としてはすぐ活かせる内容ばかりで参考になる。

    特に後半、小澤さんが強調するのは「意思決定力」の重要性だ。意思決定力こそが「やりきる力=執行力」の源泉で、「決められないリーダーにはそのポストにいる意味があるのか」と厳しく指摘する場面もある。この箇所を読みながら、会社員時代のさまざまな上司の姿を思い出した。決断力のある人とない人では組織の雰囲気も成果もまったく違うことを改めて感じ、自分自身もフリーランスとして独立したことで、小さな意思決定を積み重ねることが成長につながっていると実感できた。

    また、小澤さん自身の人物像として印象深かったのは、自ら立てた仮説に対する圧倒的な執着心だ。仮説が正しいかどうかに夢中になれるのはそれ自体が才能であり、一方で執着は苦しみも生むため、適切なバランス感覚が重要だとも感じた。この「こだわり」と「手放す勇気」の両立は、キャリアや人生をデザインするうえでとても大切だと思う。

    他にも、本書の具体的なエピソードで面白かったのは「弁当」の話だ。どれだけ弁当自体が素晴らしくても、ネットで買う場合は写真が大きな判断基準になる。実店舗なら行列や匂いといった周辺情報で決めることもあるけれど、オンラインは視覚的要素が意思決定の大半を占める。自分の経験にも照らして、「確かにそうだな」と納得した。

    事業をつくり運営する立場になったら、「再現性」のあるシンプルな言葉で戦略や戦術を部下や仲間に伝えることも重要だという話も参考になった。組織としてのゴールをはっきり示し、それをみんなが理解し、自分の言葉で語れるようになることで成功体験につながるというのは、リアルで納得感があった。

    小澤さんは、孫正義さんや三木谷浩史さんのようなカリスマ経営者の例を挙げつつも、成功には「天才的なアイディア」もそうだが、「やりきること」が重要だと繰り返し述べる。この「やりきる執行力」は特別な才能がなくても身につけられるものであり、そこには常に「意思決定力」が関わっているのだという。このポイントは自分がフリーランスとして独立したいま、さらに強く共感できた。

    僕自身も趣味の山登りを通じて、あらゆる行動が小さな意思決定の連続であることを感じている。どこで休憩を取るか、どのタイミングで何を食べるか、細かな判断がすべて最終的な目的達成に影響する。人生や仕事も同じで、小さな意思決定の積み重ねが結果を大きく左右するのだと思う。

    今後、自分で事業を立ち上げたり会社を起こしたりすることを考える上でも、本書は非常に役立つ内容だった。意思決定という視点を軸に、「やりきる力」を身につけていきたい。

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    2025年07月11日
  • 小澤隆生 凡人の事業論 天才じゃない僕らが成功するためにやるべき驚くほどシンプルなこと

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    経歴を見ると凡人ではない著者だが、事業立ち上げ時の下記3点の重要項目は、規模に関わらず大変参考になる。

    ■51点目標
    ■打ち出し角度
    ■センターピン

    早速こちらを参考に自社の新規事業でも活用を始め
    どのように事業を進めていくかの指標を確認できた。

    また、楽天球団やPayPayなどを運営していた当時を知ることができるため興味深い。

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    2025年05月12日
  • 小澤隆生 凡人の事業論 天才じゃない僕らが成功するためにやるべき驚くほどシンプルなこと

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    目標設定ももちろん大切ではあるが、まずは市場があること、確実に勝てる手段を粘り強く続ける胆力、など振り返ると王道で当たり前なことが書かれているかと。
    だが、これを緻密に、戦略的に、かつ、愚直に実践するからこそ、というのはあるので、その点を改めて見直してみるよいきっかけになった。
    良書です。

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    2025年04月27日
  • 小澤隆生 凡人の事業論 天才じゃない僕らが成功するためにやるべき驚くほどシンプルなこと

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    仕事をするうえで参考になった。
    下記、備忘録。

    打ち出し角度...ゴールを達成するための戦略(方向性)
    センターピン...打ち出し角度の方向に進むための最重要事項(やるべきことが多数あった場合、一番インパクトの大きなピンを選ぶ)
    その下にKPI(重要業績評価指標)がくる感じ

    市場の大きさ
    シェアの状況(寡占業界は厳しい)

    戦略(Why)
    戦術(How)→ここは失敗したから次々変える

    何故やるかを伝える
    1対多数の場(平場)のコミュニケーション(判断基準の浸透、緊急時の初動)

    率先垂範

    リーダーは間違っても決めるのが大事
    肩の力を抜いて、プレッシャーを楽しむ。好奇心を維持できるくらいに頑張る。真面目に頑張りすぎると融通が効かず環境変化に適応できない。

    特に根拠はなくても大きく環境を変えてみる。

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    2025年03月11日
  • 小澤隆生 凡人の事業論 天才じゃない僕らが成功するためにやるべき驚くほどシンプルなこと

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    ネタバレ

    様々な事業を成功させた事業家。
    TCAのセミナーを踏まえて拝読。
    話していることは極々当たり前のことだが
    一番重要なのはそれをやりきること。

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    2025年03月02日
  • レゴ―――競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方

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    ネタバレ

    この本のここがオススメ

    「自動車や家電といった製造業の場合、イノベーションというと、どうしても開発をしている製品の革新性だけに注目が集まりがちだ。レゴは、その視点を広げて、企画からチームづくり、売り方、儲け方まで、ビジネスの流れすべてにイノベーションの可能性を探る」

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    2024年06月08日
  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    星4
    非常に読みやすかったのと、イメージがしやすい内容だった。こういう文体好き。
    南さんは熱いイメージだったけど、その通りだと思ったのと、自分の過去の経験のない業種でここまで結果を出せる原点がわかる内容。
    楽天イーグルスの時の成功の法則の見つけ方を自分のものにして次も同じように展開している。途中で社長を引き継ぐ潔さなども非常に参考になる。強みを活かす働き方

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    2024年04月14日
  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    スケールの大きなメンターの存在というのはかくも大きい。ただ、後発とはいえまだまだ「この時代の」ベンチャーならではの逸話も多いので留保は必要。

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    2023年09月21日
  • レゴ―――競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方

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    ネタバレ

    LEGOのように大きい組織でもたくさん失敗をしてきたことがわかった。組織の爆速拡大のために起きたコミュニケーションコストの増加、ユーザーとの解離、組織に蔓延る余裕な感じ。実際の現場と市場の認識の差。どれもどの組織でも起こることだ。原点である大切なことを守るためのmvvとともに乗り越えてきた軌跡が書かれていた。

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    2023年07月23日
  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    元々気になっていた本だったけど、多田社長の死去のニュースを見たことをきっかけに購読。読後の感想として真っ先に出てくるのは、こういった所謂「起業家」という方々の熱量が凄まじいということ。もちろんお金を稼ぎたいという気持ちもあるだろうけど、それ以上に社会の課題を解決したいといった情熱があるからこそ、ここまで取り組み続けられるんだろうなと。正直一般人からすると浮世離れしてる世界だし、自分にもここまでの情熱はないけど、好奇心という面においては持ち続けられてると思うので、この気持ちとフットワークの軽さは大事にし続けていきたいと思いました。
    そして「ビズリーチ」というサービスがなぜここまで急激に成長したのか、他のリクルートサービスとどのように違うのかが知ることができたのも、本書を読んだ大きな成果。つい最近までサービスを利用していた身としても(笑) その他最新のサービスを色々と知ることができたという意味でも、購読して良かったと思います。

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    2022年09月16日
  • レゴ―――競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方

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    誰もが知っている世界的玩具メーカー、LEGO社の成長の秘訣を探ったノンフィクション。特許切れの単なるプラスティックのブロックが、なぜ世界中で愛され、次々と価値を生み出していくのかの秘訣がこの一冊によくまとまっている。会社(あなた)のバリューは何か、その会社(あなた)が無くなったら、社会(あなたの会社)は何を失うのか。レゴの社是は「ブロックを通じてクリエイティブな未来を担う人を育てる」だが、ユーザーのアイディアを取り入れることには長年抵抗があったという、この矛盾。これを克服したところが、復活の鍵になったという。もう一つ参考になった言葉は、「クリエイティブの反意語はルーティン。ルーティンはロボットに置き換わる。だから、クリエイティブを鍛える」というもの。安定を求める傾向がある社会に対する警鐘と受け止めました。

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    2022年06月14日
  • レゴ―――競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方

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    経営危機を2度経験したレゴがいかにしてコモディティ化に陥らずに経営を立て直したかを、日本人ジャーナリストが取材、分析。

    強みを再認識し、それを軸に再起動していく様は読んでて興奮した。
    特に、イノベーションは必ずしも大きな事ではなく、小さなことの積み重ねや、ちょっとした組み合わせも立派なイノベーションというのはそのとおりだと思う。

    レゴが取り組んだり活用した、「強みを認識」、「選択と集中」といったアプローチは企業再生でありがちな話だが、実際に困難の渦中にあるときにそれを実行するのは困難だと思うし、それを客観的に活き活きと描いていて読みやすかった。

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    2021年12月25日
  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    「ビジョナル(ビズリーチといったほうが分かり易いか)」創業と成長の物語。前半は創業者南壮一郎氏の提灯本かと思いきや、著者蛯谷敏氏の盛り上げ文章力もありグイグイ引き込まれてしまった。事業成長に賭ける南氏を始めとした楽天三木谷氏やUSEN島田氏、ZHD小澤氏の熱い想いや行動力に魅せられる。課題を探しそれを解決する事業作りに邁進する男たちの物語は面白い。よく読んでみると大袈裟過ぎる表現やそもそも南氏の人脈が半端なく一般人が共感するにはやや違和感あるものも散見されるのだが、起業を目指す者らすべてに読んでほしい熱く煮えたぎる本だ。

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    2021年11月23日
  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    ・人生を客観的に一つのストーリーとして見ている自分がいる。死ぬ間際になって全部振り返るとしたら、意図的に面白いことをしていかないと盛り上がらない
    ・次々と問いを立てる力
    ・その場の雰囲気にのまれると、一番大事なテーマを見誤る。絶えず物事を俯瞰的に見て、はずしてはいけない要素要点を確認していくのが大切な仕事
    ・ベースボール・エンターテインメント・カンパニー:野球を見るためだけのスタジアムではなく、エンターテインメントを提供する場。定義の言葉により通る企画も変わる
    ・「俺が知りたいのはお前のアイデアではない。なぜ、この課題がまだ存在しているのかということだ、お前が考えていることなんて、すでに何万人もが考えている。それなのに、なぜ今もその課題が解決されずに存在しているのか。業界の構造や歴史を徹底的に要素分解しろ」
    ・問いを立てるフレームワーク
    1.自分の問題意識に引っかかる課題を見つける(トリガーを引く)
    2.課題を徹底的に調べて要素分解をし、本質を見極める(センターピンを見つける)
    3.本質的な課題解決の方法を考えて端的な言葉や数字で表現する(打ち出し角度を決める)
    ・経営者は業績を伸ばすこと以外は考えないほうがいい
    ・人が我慢できるのは3か月まで
    ・持ち株会社はグループ全体を導くのではなく、下支えする存在となる
    ・同質化は一番のリスク
    ・問いを立てる力=自分が心からやりたいと思えることが何かを知っているか

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    2021年10月30日