蛯谷敏のレビュー一覧

  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    星4
    非常に読みやすかったのと、イメージがしやすい内容だった。こういう文体好き。
    南さんは熱いイメージだったけど、その通りだと思ったのと、自分の過去の経験のない業種でここまで結果を出せる原点がわかる内容。
    楽天イーグルスの時の成功の法則の見つけ方を自分のものにして次も同じように展開している。途中で社長を引き継ぐ潔さなども非常に参考になる。強みを活かす働き方

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    2024年04月14日
  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    スケールの大きなメンターの存在というのはかくも大きい。ただ、後発とはいえまだまだ「この時代の」ベンチャーならではの逸話も多いので留保は必要。

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    2023年09月21日
  • レゴ―――競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方

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    ネタバレ

    LEGOのように大きい組織でもたくさん失敗をしてきたことがわかった。組織の爆速拡大のために起きたコミュニケーションコストの増加、ユーザーとの解離、組織に蔓延る余裕な感じ。実際の現場と市場の認識の差。どれもどの組織でも起こることだ。原点である大切なことを守るためのmvvとともに乗り越えてきた軌跡が書かれていた。

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    2023年07月23日
  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    元々気になっていた本だったけど、多田社長の死去のニュースを見たことをきっかけに購読。読後の感想として真っ先に出てくるのは、こういった所謂「起業家」という方々の熱量が凄まじいということ。もちろんお金を稼ぎたいという気持ちもあるだろうけど、それ以上に社会の課題を解決したいといった情熱があるからこそ、ここまで取り組み続けられるんだろうなと。正直一般人からすると浮世離れしてる世界だし、自分にもここまでの情熱はないけど、好奇心という面においては持ち続けられてると思うので、この気持ちとフットワークの軽さは大事にし続けていきたいと思いました。
    そして「ビズリーチ」というサービスがなぜここまで急激に成長したの

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    2022年09月16日
  • レゴ―――競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方

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    誰もが知っている世界的玩具メーカー、LEGO社の成長の秘訣を探ったノンフィクション。特許切れの単なるプラスティックのブロックが、なぜ世界中で愛され、次々と価値を生み出していくのかの秘訣がこの一冊によくまとまっている。会社(あなた)のバリューは何か、その会社(あなた)が無くなったら、社会(あなたの会社)は何を失うのか。レゴの社是は「ブロックを通じてクリエイティブな未来を担う人を育てる」だが、ユーザーのアイディアを取り入れることには長年抵抗があったという、この矛盾。これを克服したところが、復活の鍵になったという。もう一つ参考になった言葉は、「クリエイティブの反意語はルーティン。ルーティンはロボット

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    2022年06月14日
  • レゴ―――競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方

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    経営危機を2度経験したレゴがいかにしてコモディティ化に陥らずに経営を立て直したかを、日本人ジャーナリストが取材、分析。

    強みを再認識し、それを軸に再起動していく様は読んでて興奮した。
    特に、イノベーションは必ずしも大きな事ではなく、小さなことの積み重ねや、ちょっとした組み合わせも立派なイノベーションというのはそのとおりだと思う。

    レゴが取り組んだり活用した、「強みを認識」、「選択と集中」といったアプローチは企業再生でありがちな話だが、実際に困難の渦中にあるときにそれを実行するのは困難だと思うし、それを客観的に活き活きと描いていて読みやすかった。

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    2021年12月25日
  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    「ビジョナル(ビズリーチといったほうが分かり易いか)」創業と成長の物語。前半は創業者南壮一郎氏の提灯本かと思いきや、著者蛯谷敏氏の盛り上げ文章力もありグイグイ引き込まれてしまった。事業成長に賭ける南氏を始めとした楽天三木谷氏やUSEN島田氏、ZHD小澤氏の熱い想いや行動力に魅せられる。課題を探しそれを解決する事業作りに邁進する男たちの物語は面白い。よく読んでみると大袈裟過ぎる表現やそもそも南氏の人脈が半端なく一般人が共感するにはやや違和感あるものも散見されるのだが、起業を目指す者らすべてに読んでほしい熱く煮えたぎる本だ。

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    2021年11月23日
  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    ・人生を客観的に一つのストーリーとして見ている自分がいる。死ぬ間際になって全部振り返るとしたら、意図的に面白いことをしていかないと盛り上がらない
    ・次々と問いを立てる力
    ・その場の雰囲気にのまれると、一番大事なテーマを見誤る。絶えず物事を俯瞰的に見て、はずしてはいけない要素要点を確認していくのが大切な仕事
    ・ベースボール・エンターテインメント・カンパニー:野球を見るためだけのスタジアムではなく、エンターテインメントを提供する場。定義の言葉により通る企画も変わる
    ・「俺が知りたいのはお前のアイデアではない。なぜ、この課題がまだ存在しているのかということだ、お前が考えていることなんて、すでに何万人

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    2021年10月30日
  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    課題のセンターピンを見つけるということ。ただ漠然と物事を進めるのではなく、課題はなんなのか、本質を見抜く力が秀でている人なんだなと。
    自分自身に置き換えたときにもやはり同じことが、重要視される。スケールが違えど意識してやっていきたい。

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    2021年09月27日
  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    ビズリーチ創業者南氏の創業へと繋がるビジネスの原点と、ビズリーチ(現ビジョナル)の企業としての成長と産みの苦しみ、課題への挑戦の軌跡がとてもリアルに書かれている。貫かれているのは「人と事業はセット」「いかに問を立てるか」ということ。問いを立てる力を育むには、内なる問いと、外向きの問いに向き合い自分が心からやりたいと思えることを知り行動すること、ということを教えてくれる。南氏の原点となる経験が楽天イーグルスでのものだったとは知らなかった。

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    2021年09月20日
  • 突き抜けるまで問い続けろ―――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

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    内なる問いは心の叫び

    後書きがサマリーになっており、「問いを立てる力」を考えるヒントになる。
    大切なのは内なる問い(心の叫び)と外の問い(世間の課題)をどう一致させていくか。

    ■概要
    ・起業家(南さん)の思いと組織の変遷
    - 南さんが問いを立てるに至るまでの話:楽天イーグルスでの三木谷さんや島田さんらとの逸話
    - 人材領域で起業に至るまでの問いの磨き込み
    - 起業してから仲間がどう集まってきたか、組織をどう変えていったか
     ★特に営業部隊の大切さがわかる
     成長著しいテック企業はプロダクトだけでなく営業も両輪を担う
     マイクロソフトやセールスフォースもそう

    ・個別戦術(プロモーショ

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    2021年08月15日
  • 爆速経営 新生ヤフーの500日

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    ネタバレ

    背景
    売上など、表面的には問題ない状態。
    ただし内面的には「つまらない会社」と揶揄され、退職者も出るほどの危険な状態だったYahoo。これを変革していくストーリー。

    まとめ
    人の配置と制度を行いつつ、キャッチーな「爆速経営」というワードを共通言語化して広めていったことで、組織文化が大きく生まれ変わることができた。大規模組織でも文化変革をするためのひとつのプラクティス。
    また、経営と組織マネジメントとリーダーシップには同じ要素があると感じ取ることができた。


    ・まずは理念の再定義から始めた。「自分たちは何のために存在しているのか?」
    ・続いて明確な目標。数字を使って具体的に、ここでは「201

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    2019年03月06日
  • 爆速経営 新生ヤフーの500日

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    ネタバレ

    グロービスOBHでの推薦本。
    平時の変革について非常に良い実例を紹介した一冊。
    人の考え方が非常に強く共感できた。

    <メモ>
    ・優れた指導者はしばしば御旗となる言葉にこだわる。我々は何のために仕事をしているのか。企業として社会に果たすべき役割は何か。メンバー全員が目指すべき高い目標を明確なフレーズに昇華させて訴えかけていく。その組織が大きければ大きいほど言葉のもつ重みは増していく。すなわち、表現は端的で直裁でなければ浸透しない。
    ・ルールだけを決め、あとは権限移譲して自分たちで決めさせる。
    ・組織改革のステップ
    「理念の再定義」自分たちの会社が何のために存在しているのか。問い直す。一般的に企

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    2017年04月06日
  • 爆速経営 新生ヤフーの500日

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    2012年に社長に就任するなり、大企業病の兆候が見えた Yahoo! Japan の変革に成功した宮坂学の経営手法を描く。変革の表層を撫でただけで、経営あるいは変革の教科書として読むことは難しいが、話としては面白い。

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    2016年08月01日
  • 爆速経営 新生ヤフーの500日

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    エンジニアとしてのモチベーションを掻き立てられた。
    達成しようという目的に対して効果的な対策が打たれ、社員のベクトルを目的に向けようとする経営層の意志が分かりやすく表現されている。
    若返りのヤフー。この施策は大企業病に侵されたその他多数の企業にも取り入れられるべきだと思う。

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    2015年11月01日
  • 爆速経営 新生ヤフーの500日

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    宮坂さんが社長に任命されてから、組織改革を行うまでの葛藤や苦悩、そして成功が書かれている。
    組織開発をする上での基本を忠実に行い、しかも爆速で行っていく様はまさに素晴らしい経営者だと思う。
    そこから見習うべきは、権限を委譲していくということ。社員に踊ってもらわなければ会社は成り立たない。社員がやりがいを持たなければこれからの世は渡っていけない。を信念をして、経営していくことの何たるかを実践を持って語っている。
    とても読みやすく、見習うべきは多いと思う。

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    2015年10月13日
  • 爆速経営 新生ヤフーの500日

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    ネタバレ

    まったく危機でないYahoo!が
    安定企業から脱し、
    スマホというデバイス変化に対応するために
    いかに変革していったか、
    戦略面、人事制度、風土、それらを浸透させるための施策、
    総合的な観点で企業の「変革」の事例を学べる本。

    たぶん、いい面しか書いていない気もしたのだけど
    そのままアレンジ導入してもいいかも。
    サイバーエージェントの番付制度をアレンジして真似ているように。

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    2015年04月08日
  • 爆速経営 新生ヤフーの500日

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    ヤフー新体制500日の記録。

    巨大企業の経営を引き継いだ宮坂氏の勇気もさることながら、増収増益を続ける企業の経営から退いた井上氏の英断にも拍手を送りたい。業績好調なときに危機感を持つことはなかなかできることではない。これこそがヤフーの強さなのだろう。

    閉塞感から一気に「爆速」へ舵を切り、次々に施策を打っていく姿に、文字を通して社内の雰囲気が一変するさまが伝わってくるようだ。

    多少提灯記事(書籍?)っぽいところもあるが、企業改革のケーススタディとして非常に面白い。

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    2014年06月16日
  • 爆速経営 新生ヤフーの500日

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    経営交代後のヤフーを舞台に人事・戦略面を中心に取材構成をしたドキュメンタリー書。

    ドキュメンタリー好きな私としてはとても面白く、特に人事面に重きを置いて書かれている面が興味深い。

    「人財」と良く言われますが、社内外にもその意志を強く発信したいという現れじゃないかと。

    印象的な言葉
    ・上司と部下のコミュニケーションにおける「ティーチング」「コーチング」「フィードバック」。
    従来では、「ティーチング」が主となる部分を「コーチング」「フィードバック」に重点を移し、戦略浸透を図る。
    チームとして、どう機能させるかにおいて、重要な点。

    ・人事評価制度の要諦は3つ
    -頑張る人が報われるということを

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    2014年01月21日
  • 爆速経営 新生ヤフーの500日

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    YahooJapanの経営陣が総入替になるところからの物語。

    YahooJapanの歴史という観点からみても面白いが、新Yahooの経営陣がどのように物事を考え、会社を改革していっているのかがよくわかる。例えば、井上前社長とタイプの異なる宮坂社長が経営体制を作っていく過程は参考になる。

    他にも、元YahooJapanの社員でFacebook日本法人に出た児玉氏と森岡氏から、「企業文化を根付かせたいなら、それが人事制度に組み込まれていないといけない」という話をきいて人事制度に組込んだことや、爆速というキーワードがグリーの成長についての会話から飛び出したもので、使ってみたら意外と社員にウケたと

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    2014年01月04日