栗原百代のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
人間の脳は構造的に弱点があり、そのため常に非合理的な考え方が優勢になる。この仕組みを克服するのではなく、よく理解して上手く使おうという提案書。そうすれば、世にはびこる非合理主義、反知性主義(例えばトランプ主義者。本人たちは思想だと思っている)に対抗できるぞ、と。それがアップデートした啓蒙「啓蒙思想2.0」。
端的に2.0とは、「政治は外部クルージ(人間の脳の弱点を有り合わせの応急措置で解決する)を利用していこう」「他者からの啓蒙(コントロール)をどんどん使っていこう」ということ。「個々の人間が理性を高めて社会を向上させる」というポストモダンで個人主義的な思想は武器にならなかった。実際効力が無い -
Posted by ブクログ
第二次大戦後、リベラリズムの中から生まれたカウンターカルチャーが世界で(特にその局地としてのアメリカで)いかに理想と解離してしまっていたか、そしてそれが社会に混迷と不幸をもたらしたか、を未来のために分析する書。
カウンターカルチャーとはルールや文化の変革なのではなく、ルールと文化の破壊そのものが目的である。破壊されることにより人々の意識が変わり、抑圧と戦争と貧困が解消される革命とされた。そして時代が進み、カウンターカルチャーは様々な呼び名に変化していった。エコ・スローフード・ローカリズム・ネット革命・ミニマル生活、その中心的思想は一貫して変わらない。大衆社会批判だ。
しかし実は、カウンターカル -
-
Posted by ブクログ
ネタバレうーん、幸福になることが目的なのは確かにそうなんだが。どうも相性見たいのはある。タイプが違うのかなあ。やることが結構共通してるのが不思議だ。幸せな場所を思い浮かべるとかネガティブケイパビリティ大事とかコミュニティ大事とか。でも親に感謝の儀式やられたら中高生はしんどいかもね。嫌なことでもそいつに同情せよはハックだな。後は逃げる。感謝の対象を視覚化する人なんだ。セックス関連のところはライフステージが結構効いてくると思う。タイマーをセットして5分だけ泣き言をいう、プライバシー大事。自分の人生に価値を加えていないものを排除する。うーん、これってケアするされるとどう折り合いをつけようか。
-
Posted by ブクログ
(資本主義・市場がかかえる問題を例示した後)「どちらのケースも、システムの問題ではない。問題はシステムに内在する抜け穴だ。解決は抜け穴をふさぐことであり、システムを廃することではない。」(p528)
「二十世紀の福祉国家の歴史は、市場の論理との一連の戦いというよりも、むしろさまざまな形の市場の失敗の克服として解釈されるべきだ。(中略)僕らは市場を廃止するのではなく完成させるように努めるべきである。」(p536)
概ね、近代経済学的な分析、それに基づく解決策を支持した内容。
ファシズムに至った民主主義的な手法への過剰な懸念へも、疑問を呈している。
「反逆」という手法は、派手だが、本質的ではなく、 -
Posted by ブクログ
ライフハック系の本は何冊か読んだことがあるが、知らなかった観点もあり、なかなか面白かった。
脳エネルギーの節約のために、判断を極力減らす。
無理と思っているのは自分だけ、案外お願いすればいける。
批判的な考えは、本能プログラムでしかない。
射精は週1程度
炭水化物抜きは睡眠的にはダメ、横向き寝が○
自然に触れる、微生物を深呼吸で取り込む、NK細胞が増え、健康に
↓メモ
人体の器官の中で、単位重量当たりで計算すると、脳がいちばん多くのエネルギーを使っている
「脳エネルギーの節約」と「脳エネルギーの生産性向上」をめざす
午前と午後で裁判官の判断が大きく違う。
「 決定疲れ」がおき、 決定の回 -
Posted by ブクログ
今更ながらと思いながら読んでみました。
ボディメイクをここ数年しているので、バターコーヒーの存在は知っていました。この本を読んだのは体重減少よりも脳をクリアにして、効率よく動く身体と脳を手に入れたいと思ったからです。
理論的にはオートファジーと良質な脂質、酸化や炎症のあたりをおさえた内容で、バターコーヒーを試してみようと思いました。
この本の内容を遂行するには、かなりお金と手間をかける必要がありますが、自己投資と思うことにします。
ダイエットしてなくても素直な健康オタクにはおすすめの本。
逆に制限が多く感じてストレスになる人やうまく噛み砕いて自己流にできない人、自己実験的なチャレンジはし