反逆の神話〔新版〕 「反体制」はカネになる

反逆の神話〔新版〕 「反体制」はカネになる

「差異」への欲求こそが、資本主義を加速させる。カウンターカルチャーの欺瞞を暴いた名著。新たな序文を付す。解説:稲葉振一郎

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反逆の神話〔新版〕 「反体制」はカネになる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月16日

    自分は基本的にはルールを守る人間で、体制というシステムそのものに反抗を持つことはなかった。そんな自分でもこの本を読んでいるうちにうぎゃ~と痛いとこを突かれた気持ちになった。幼いころからジブリやガンダムやその他沢山の物語に触れてきたことによって、カウンターカルチャー賛美の価値観がいつの間にか自分に育っ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月08日

    第二次大戦後、リベラリズムの中から生まれたカウンターカルチャーが世界で(特にその局地としてのアメリカで)いかに理想と解離してしまっていたか、そしてそれが社会に混迷と不幸をもたらしたか、を未来のために分析する書。
    カウンターカルチャーとはルールや文化の変革なのではなく、ルールと文化の破壊そのものが目的...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月14日

    読書会の課題本。副題になっている”「反体制」はカネになる”が、むしろ原題に近い。個人的に抱いてきたフェミニズムやオーガニックやスローフードなどへの違和感や嫌悪感を見事に言語化してくれた感じであった。オーガニック批判はネットで「炎上」したらしく、それについての補足説明となる「後記」も必読である。

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    Posted by ブクログ 2022年01月27日

    (資本主義・市場がかかえる問題を例示した後)「どちらのケースも、システムの問題ではない。問題はシステムに内在する抜け穴だ。解決は抜け穴をふさぐことであり、システムを廃することではない。」(p528)
    「二十世紀の福祉国家の歴史は、市場の論理との一連の戦いというよりも、むしろさまざまな形の市場の失敗の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月10日

    資本主義への批判について、反論が満載。
    資本主義の批判の対象は、消費主義であり、資本主義ではない。
    フロイトの哲学やマルクス主義を対比として用いているところが興味深い。

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    Posted by ブクログ 2023年11月23日

    NHKにジョセフ・ヒースさんが出演してて、トークが面白かったので著書を購入。かなり難解だが、1950年からの世相、政治、市民活動を俯瞰し、本質的なところを理解するために勉強になりました。ヒッピーやパンクなど、反体制・反資本主義を唱えて活動してきた人たちが、実は欲望を煽って消費を活性化しているという見...続きを読む

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