安能務のレビュー一覧

  • 封神演義(中)

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    単なるバトル小説なのか・・・?次々と新キャラと新宝貝が登場し、死んでいく。若干飽きてきたぞ。最後はどう話をまとめるのかな。

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    2016年08月23日
  • 封神演義(下)

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    テレビの特撮モノを小説で読んでいるみたい…と思いました。
    奇想天外な妖術、武器、防具がたくさん出てきて、
    血で血を洗う?というか、とにかく封神されるために人がたくさん死んでいきます。
    これが口承で伝えられてきたのだとしたら、確かにエキサイティングで、例えば幼い天祥が敵将を倒すシーンなどはやんやの喝采が起こるのかもしれないなぁなどと想像してみました。

    面白いのは、悪政を行った結果叛逆軍に倒される王が、最後は立派で堂々とした武人として描かれているのに対し、新王はいまいち優柔不断で魅力の薄い人物に描かれているところ。
    新しい世になったらなったで、民衆の不満はなくならないということなのでしょうかね。

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    2016年05月18日
  • 春秋戦国志(上)

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    寡作の奇才安能務の春秋戦国史。上巻は祭足と管仲の二人の宰相を軸に展開する。中巻から諸子百家と晋の隆盛ですかね。

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    2014年11月14日
  • 封神演義(上)

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    漫画のイメージが強い封神演義ですが、私はこちらを先に読んだので、私的には姜子牙(太公望)はお爺さんの方がしっくり来ますねw
    文章が読みやすく話もとても面白かったです。

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    2014年02月22日
  • 中華帝国志(中) 権謀術数篇

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    著者独自の政治学的視点で、儒者の描く表面上の歴史の下に隠された権謀術数の場としての歴史に迫る。

    中篇では三国志の時代を語る。

    ○勝負はそれを避けることができず、しかも時の運に任せるわけにもいかないとすれば、残された選択は―「戦わずして勝つ」手を編み出すか、それとも「戦えば必ず勝つ」条件を整えるかの、いずれかしかないことになる。
     →残業ゼロ論で著名なで吉越浩一郎氏などのいう、決断を迫られる状況をつくってしまった時点でマネジメントは失敗だ、という認識につながるもの。


    ○この世には時として、そうしようもないことがある。その時には無理してドタバタするより、何もしないほうがよろしい。「なにもし

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    2013年11月23日
  • 封神演義(下)

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    封神榜一覧で出てきた名前を見て、「誰だこれ?」ってなるくらい人物が多すぎ。天爵が叫びたくなるのもよくわかる。主要人物までもが死ぬのがあっさりしてるし。

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    2012年10月08日
  • 封神演義(中)

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    上巻より更にさくさく死人が出ます。一杯殺さないといけないので仕方ないんだけど、皆あっさり殺されちゃう。聞仲ですらあの扱いはちょっと可哀想な気が…。人物多すぎて段々頭が混乱します。誰が誰の弟子だったっけ?とか。

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    2012年10月02日
  • 封神演義(上)

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    きっかけは田中芳樹。それにしても紂王が情けなすぎる…。上巻は姫昌が死ぬまで。名前が沢山出るので行きつ戻りつ読みました。昔読んだ時よりすんなり読めなかった。

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    2012年09月23日
  • 封神演義(上)

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    上中下、8~9月。
    古典ってとこから難しそうなイメージを持っていたけれど、とんでもなくフリーダム。
    なんだこれ。これにくらべたら西遊記は上品だ。
    倫理を説いてる風なのにぶっとんでるのが面白い。

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    2012年02月25日
  • 封神演義(上)

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    マンガの原作ということで読破…登場人物が多過ぎて間を空けて読むと人物が混在してしまうのと、さくっと進みすぎる箇所があるのが少々難点(出て来て速攻殺されるキャラは悲惨)…物語としては非常に壮大で妄想が広がります(笑)

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    2011年10月30日
  • 封神演義(上)

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    ネタバレ

    漫画封神演義原作。
    漫画とは全く違います・・・が、これは安能版封神であることを念頭においてお読みください。
    日本で完全版はあるんでしょうか・・・あるのなら是非教えてください

    まぁ、好きなんですけどね・・・w

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    2011年08月22日
  • 封神演義(下)

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    登場人物の大半が封神されてしまうことが切なすぎる...
    最後太公望が仙人としてでなく、一人の人間として生きるという読みは感慨深いものだった。

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    2010年06月22日
  • 封神演義(中)

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    面白かったのは十絶陣と、土行孫の章。
    前者は生死をかけた陣の筈なのに、緊張感が無い気がする。
    そのギャップが面白かった。
    後者は漫画版に輪をかけた土行孫っぷり。

    全体を通してみると中盤以降、舞台が限定されての合戦になるので、
    その繰り返しが退屈になってくる。
    大体の役者はもう揃ったはず、下巻でどのような展開になるか楽しみ。

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    2010年06月01日
  • 封神演義(上)

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    藤崎竜の漫画の原作。
    この巻は、
    太公望が西岐軍の将軍となり、まずは宮中の北伯崇候虎をおびき出して殺害、
    崇黒虎を興して朝歌を四面楚歌の状態にする。
    衰弱した姫昌は息子の姫発に権限を移す。姫発が「周」国の武王宣言をする所まで。
    太公望の登場が遅かったり、まだ登場していない人物が多かったり。
    漫画版で下地があるので読み勧められるが、それが無かったら厳しかったかもしれない。

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    2010年05月31日
  • 封神演義(上)

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    元は紀元前の商周革命に神怪的な要素を加味して作られた文学作品であり、古くから芝居や講談の題材として扱われ、中国民衆の間で広まった。
    中国の一般の人々の道教の神々に関する知識は、この書を元にしていることが多い。(ウィキペディアより抜粋)

    上巻は、当初は名君と呼ばれるも、妲己に扮した狐狸精にたぶらかされて酒池肉林にふける紂王が、諌言する忠臣を次々と処刑していくという話がメインで、紂王討伐のために周が建国され、軍師に太公望を迎えるという所辺りまで。

    紂王の幼少期のエピソードから妲己の登場辺りまでは、展開がリズミカルなのでスラスラ読めました。一方、それ以降は紂王と妲己が暴走、それを諌めた中心が怒り

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    2010年05月15日
  • 封神演義(中)

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    中巻では、太公望を軍師として迎えた周が、紂王討伐のために軍を興して、敵方を蹴散らしていきます。仙界の闡教と截教の抗争が下界の戦いで顕在化し、様々な仙人たちが太公望一行あるいはその敵方に加勢。仙人含め人がばったばったと死んでいきます。あまりに多くの人が出てきてはすぐやられて「魂魄が封神台に向かっていく」ため、登場人物は覚えられず、感情移入もできないまま、読み進めてしまってます。一瞬にして状況を覆してしまう宝貝の存在にも未だ馴染めず。宝貝を持たないのに随所で活躍している武吉と子供らしい言動で場を和ませる黄天祥が個人的に好きです。頑張れ人間。

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    2010年05月03日
  • 封神演義(上)

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    まだ、上巻を読んだだけではありますが、微妙…。
    最近とても思うのは、こういう中華思想というか、なんというか
    こういうものが私には受け入れられないらしい、という。
    あっさり残酷なことはやるし、さっくり殺されちゃうし
    いくらなんでも、もっとそれを止めたりとかはしないものなの?っていう。

    結局今のところ、妲妃やりたい放題。
    紂王も微妙。
    太公望も大して活躍せず。

    昔話はえてして残酷なもの、という納得の仕方でいいんでしょうか?
    もっとこう、偉い人とか神様とか仙人がいるのなら、
    無実の罪で拷問される人を助けたりとか、できないものなのでしょうか。

    残酷なのがどうにもこうにも。
    真剣に読んでいると具合

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    2010年03月07日
  • 封神演義(中)

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    段々面白くなってきた。

    私としては、妲妃さえ倒せばそれでいいじゃないかと思ってしまい
    殺戒とか天数とか、面倒くさく感じ。
    その辺りが、分かり易い正義の勇者の物語、ではない。
    聞仲だって可哀想だと思うのだが。

    宝貝の設定も、最早なんでもありというか、
    いくらでも無敵にできるし、いくらでも穴を作れる感じで
    微妙に感じます。

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    2010年03月07日
  • 封神演義(下)

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    やっと読み終わりました。長い道のりでした。精神的に。
    面白かった、と言えば、まあ確かに面白かった。

    ねたばれ。



    天化が死んでしまったときに物凄く悲しかったのですが、
    なんと天祥まで!じゃんじゃん人が死ぬ。
    妊婦は殺され親子は足を折られる。
    そういうあっさり残虐非道なところ、
    如何にも中国の物語って感じがします。

    紂王がやっぱり可哀想。
    本人が全面的に悪いわけではないのに。

    それと、確かに三妖の言うことにも一理ある。
    確かに物凄くひどかったけど。ひどいことしまくってたけど。
    やれと言われてその手段だったんだしなあと思うと、ちょっぴり不憫。

    本当の正義なら、妖怪をとめてやめさせるだろ

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    2010年03月07日
  • 三国演義 第一巻

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    私が三国志にはまったきっかけとも言える一冊。

    確か初めて読んだのは小学生~中学生の間だったと思います。
    おかげで漢字が物凄く強くなりました・・・。

    漢詩や漢文もたまに出てくるので、
    ちょっと本格的な中国の歴史小説です。

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    2010年02月28日