安能務のレビュー一覧

  • 封神演義 導なき道へ

    2次創作みたいなのはあるかも。

    原作後の話。
    買う人の為に、ネタバレを少し、楽しみ奪わない程度にします。
    本編をなぞったと言われても仕方ない構成ではあります。
    ですが、そこから先どうなっていくのか。また、楊戩と申公豹の立場関係とキャラ性。
    本人達の性格面でのちょっと細かい描写があって、そこを深読みするにはとても楽しい作品で...続きを読む
  • 封神演義(下)
    「照妖鑑」で人に化けた妖怪を映すとその本性が見えるというアイテムが出てきて、こんどはポケモンが頭に浮かんじゃうw 正体が灯火(ヒトモシ/ランプラー)、白い猿(ヤルキモン)、樹(ウソッキー)とか。発想って何百年かたってもあまり変わらないんだなw 

    それはともかく、いよいよ5つの関所をやぶって朝化に攻...続きを読む
  • 封神演義(下)
    仙人、道士、妖怪たちの大戦争。明代に書かれたといわれる神怪小説「封神演義」を安能務が翻案し、その後の藤崎竜の漫画で一大ブームとなった。この安能版は翻訳ではなく翻案小説なので原文通りの訳ではないので悪しからず。易姓革命が始まろうとしている中国、商から周の時代、商の紂王を倒すべく周の文王は兵を挙げる。紂...続きを読む
  • 封神演義(上)
    中国●大奇書(三大や四大があります)には入れてもらえなかったものの、中国三大演義の一作です。
    アホの王、西洋なら魔女、擬人化?魔術?陰陽?、東西南北の長、とかその家族とか、超いい人たち、たぶんイケメン、スースの爺さん、宝貝人間…と強烈なキャラが溢れる愛すべき1冊。(というか上・中・下)
    一緒に漫画版...続きを読む
  • 封神演義(上)
    原文と翻訳が違い過ぎたり、「ナタ」の読みが「ナタク」になっていたりと、様々な議論を引き起こしましたが、それはともかく物語は面白かったです。読み始めたら止まらなくなり、三巻すべて一気に読んでしまいました。
    一応、藤崎竜の「封神演義」の原作とされていますが、内容はかなり違いますのでご注意下さい。
  • 封神演義(上)
    中国の殷の時代とされる神話。マンガが流行ったが本も面白い。やっぱり、中国は、奥深い。中国は、時代が変わると前時代のが焼き捨てられたり、あまり残らんらしい。だからこそ、不思議な感じもするのかな。
  • 封神演義(上)
    学生の頃に読んだ本。
    とにかく面白くて3冊をあっという間に読み終えました。
    仙人とか妖怪とかが出てくるお話。
    登場人物がとにかく多くて、そしてどんどん死んでいくんだけど
    けれど暗い話では決して無いです。
    当時、楊戩が大好きだったなー。

    その後、漫画化されたので読んでみたけど全然面白くなかった。
    ...続きを読む
  • 封神演義(上)
    漫画から興味を持って小説へ。
    読みやすく、おもしろい。
    中国語の日本語訳のほうがリズム感があって洋書のものよりすき。
  • 封神演義(上)
    藤崎竜のマンガが好きだったこともあり、ジャンプで封神演義が始まった時は喜んだ
    封神演義自体は知らなかったが、マンガとしてとてもおもしろく、単行本を集めてた

    ただ、ジャンプを見るたびに、毎回「原作・安能務 封神演義」と明記されてて
    気になって読み始めてみた
    最初はマンガと全然違くて戸惑ったが、中巻に...続きを読む
  • 三国演義 第一巻
    自分にとって初めての三国志本。

    普通の三国志演義とはやや違うとこもあるが、そこがこの作品の独自のテンポ感を生みだしている。


    特に前半の曹操の覇権の拡大の過程は読んでいて、わくわくさせられる。劉備陣営の独特の侠的関係も良い。

    原作を改変しすぎず、なおかつ爽快感をより出している良作。
  • 封神演義(上)
    読みやすい!上巻だけでなく中巻・下巻も!
    他社からもいろいろな封神が出てますが、やはり原作が一番です。
  • 三国演義 第一巻
    中国の書籍を多数、翻訳されている安能先生が書き下ろした読み応えたっぷりの三国演義。いつも呵々大笑している曹操、孫策対太史慈の長ぁい一騎打ち、長坂あたりから一気呵成に盛り上がる劉備陣営、姜維の返し弓…等など心に残る描写が盛りだくさん。
  • 春秋戦国志(上)
    戦争は文明の進化をもたらす。それを証明するような春秋戦国時代。550年に及ぶ戦国時代はさまざまな思想家が生まれた時代だった。古代中国はエネルギーがあっておもしろいですw
  • 三国演義 第一巻
    文章の端々に飛び出す一言が限りなく素敵。三国志ファン必携の書。劉備をバッタと言い切る漢ぶりに惚れる私は曹操ファン。
  • 封神演義(上)
    日本では漫画で有名になったけれど、もともとは中国三大演義の一つで、その中でも最も荒唐無稽な大傑作。とにかく面白いので、一気読み受け合いです。個人的には前半の王の暴挙に諌言して次々と臣下が憤死していく所がお気に入り。気合が入ります。
  • 封神演義(下)
    私の一押しの本です。中国古典の物語ですが古典なのにSFチックで本当に面白いです。全3巻ありますが中毒になったかの様に次々と読めます。
  • 封神演義(中)
    私の一押しの本です。中国古典の物語ですが古典なのにSFチックで本当に面白いです。全3巻ありますが中毒になったかの様に次々と読めます。
  • 始皇帝 中華帝国の開祖
    『封神演義』の書きっぷりが肌に合っていたので、著者の他の作品も読んでみようと購入したが、本書は史書の一部をちょこちょこ引用していたりでやや堅い雰囲気があった。
    人によってはちょっと説教くささやくどさを感じる部分があるかもしれない。
    自分の読んだなかだと、宮城谷昌光の作品に似ているように感じた。
    春秋...続きを読む
  • 封神演義 導なき道へ
    原作をなぞっている小説で、漫画を全巻読んでいる方には
    とても読みやすいです。
    小説に登場するキャラの事が細かく書かれている作品。
  • 封神演義(上)
    こんなに面白い物語が民代に成立していたとは!妲己の残忍非道な暴虐ぶりと、それに操られる紂王があまりに情けなく、拷問の描写には思わず目を背けたくなったが、物語が面白くてとても引き込まれた。登場人物が多いが、それぞれにキャラがたっていて、仙界で修行した身ながらも人間臭い部分も持っているのが面白い。続きが...続きを読む