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始皇帝は“暴君”ではなく“名君”だった!? 『キングダム』で話題のえい政=始皇帝のすべてがわかる必読の書!
世界で初めて政治力学を意識し、中華帝国を創り上げた男。その人物像に深く迫りつつ、現代にも通じる政治・経営学を解きあかす。
自らを「始皇帝」と名乗るに至った男、えい政。乱世に終止符を打ち、中華帝国を統一した男は暴君なのか、それとも英雄なのか?
3歳まで人質として過ごした幼少期、兄との熾烈な玉座争い、家臣との相克――。天賦の才覚と不屈の精神力で過酷な運命のもとに勝ち上がった男の真実を浮き彫りにする、不朽の名著。
「崇高な争い」は感動的で、しかも美しい。
だから「歴史」でそういう場面に出会うと、夜なら眠れない程に興奮する。
――著者「文庫版あとがき」より
解説・冨谷至
※この電子書籍は1995年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を新装版として刊行したものを底本としています。
Posted by ブクログ 2024年02月08日
『封神演義』の書きっぷりが肌に合っていたので、著者の他の作品も読んでみようと購入したが、本書は史書の一部をちょこちょこ引用していたりでやや堅い雰囲気があった。
人によってはちょっと説教くささやくどさを感じる部分があるかもしれない。
自分の読んだなかだと、宮城谷昌光の作品に似ているように感じた。
春秋...続きを読む
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