松尾剛次のレビュー一覧
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ネタバレ[ 内容 ]
足利尊氏や新田義貞、楠木正成ら名だたる武将が活躍する『太平記』。
しかしこの名高い戦記物がめざしたのは、英雄譚と言うよりも、南北朝動乱を生きた、名もなき人人への鎮魂と救済ではなかったか。
怨霊の跋扈する、不条理にも見える物語世界が内包する『太平記』の精神とは。
また、登場人物たちの体現する儒教的道義論や因果応報論が担ったものとは何なのか。
単なる戦記物の枠を超えた『太平記』の世界はの招待。
[ 目次 ]
第1章 後醍醐天皇の物語としての『太平記』(三部構成のあらまし 物語を貫く主人公とは ほか)
第2章 登場人物から読む『太平記』(楠木正成 新田義貞 ほか)
第3章 『太平記』 -
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014
春日権現記絵かすがごんげんけんきえ
14c初め
中世の興福寺の史料
紀伊寺主が稚児と寝てる
枕元には、刀がある
020
戒 sila
律 vinaya
027
破戒は懺悔しても許されない
028
ブッダが故郷に戻った時
ブッダの養母マハー・パジャパティが出家を望んだ
ブッダはなかなか認めなかった
037
世界基準に準拠した日本の授戒
中国人の鑑真が来日
068
武田信玄が男色してた手紙が発見される
藤原頼長1120-56
少なくとも7人以上と男色
貴族の間に男色の輪ができていた
076
中世の寺院
関白太誠大臣 一条兼良の息子
興福寺大乗院尋尊1430-1 -
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頼朝により幕府が開かれた鎌倉。幕府滅亡後の室町時代には鎌倉府が置かれたこと、幕府将軍義教・関東管領上杉氏と持氏との対立により鎌倉府が一旦滅亡したこと、再興後再び争いとなり、鎌倉公方がその本拠地を古河に移した(古河公方)ことで、扇谷上杉氏が押さえたが、その後伊豆から後北条氏が進出したこと、などは一応の知識としては知っていた。
本書では、源氏、北条氏、鎌倉公方、関東管領という支配者の変遷とともに中世都市鎌倉の歴史を辿っていく。特に、時代時代に建立された寺院について、その発願者や時代による変遷について多くの知識を得ることができた。
本書を手にしながら、ぜひ鎌倉散策を楽しみたいものだ。 -
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仏教の基本思想、その誕生とアジア各国での展開にふれるとともに、日本における仏教の歴史に半分強の紙幅をあてている。中高生から一般の人までを対象にした入門書。
平明な記述で大きく説明されており、私のように仏教についてあまり知識のない者にとっては勉強になる。深く知りたい人には物足りないかもしれない。
入門書とはいえ、鎌倉新仏教の位置づけなどは筆者独自の解釈のようで、興味深く思った。また、地域や時代によって仏教が多様であることや、日常生活で知らずに仏教的なものにふれていることなども分かり、おもしろかった。
それにしても、縁起説・輪廻説・四法印といった仏教の根本思想は、何か突き放すような厳