斎藤兆史のレビュー一覧

  • 英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語

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    2000年の刊行なのに、(著者の一人ノリツッコミを除けば)古臭さを感じない。完全ド正論の英語学習本と言える。
    帰国子女でもないのに、英語ネイティブも舌を巻くほどの英語力を身に付けた、近現代の偉人たちを特集。英語教師でもある著者の学習論も交えており、今回沢山メモを取らせていただいた。

    思えば教材が満足に揃っていなかった時代。原書を必死に読み込んだり自ら師匠を探したりと、今以上に苦労が絶えなかったのは確かだ。しかしその分、10名とも質の良い英語をものにしたと自分は見ている。
    著者曰く、ネイティブから「貴方の英語は上手だ」と言われているうちはまだ初歩の段階にあって、上達するにつれて何も言われなくな

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    2024年08月19日
  • 少年キム

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    少年キム。インド生まれの英国孤児キムとチベットの高僧の魂の探求の物語。と同時に、英露のグレートゲームが絡み合う不思議さ。

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    2023年09月24日
  • 英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語

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    まえがき

    新渡戸稲造
    岡倉天心
    斎藤秀三郎
    鈴木大拙
    幣原喜重郎
    野口英世
    斎藤博
    岩崎民平
    西脇順三郎
    白洲次郎

    クロノロジカル・チャート
    参考文献
    あとがき

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    2023年04月01日
  • 迷える英語好きたちへ(インターナショナル新書)

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     改めて、英語学習は楽なものではなく、根気と努力が必要なのだと再認識しました。
     あまり、英語の本を読んだことが無かったことに後悔しました。今からでも読めるかな?

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    2021年11月23日
  • 迷える英語好きたちへ(インターナショナル新書)

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    二人の対談が興味深かった。大学入試への民間試験導入については、採点基準、採点者の確保、受験生の試験費用負担など、平等の観点から疑問であると主張する。そして、何より、スピーキング能力を試験で測れるのかと疑問を呈し、4技能礼賛の間違いを丁寧に説明している。特に、母国語と外国語の習得過程の違いから、スピーキング重視の英語教育の間違いを指摘しているところは、納得のいくものだった。改めて、文法や読解の大切さを認識し、今までの英語の学習に自信を持つことができた。また、学習塾で英語を教えているが、4技能万能の空気に怯まず、文法、読解の重要性を継続して指導していこうと思った。学校、塾の先生だけでなく、英語に興

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    2020年11月13日
  • 英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語

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    偉人達のなす技であり到底我々凡人には真似できる芸当ではない。その上で彼等の姿勢、気概には学ぶべきところが多く定期的に自戒の意味で読み返している。

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    2020年01月02日
  • めざせ達人! 英語道場 ──教養ある言葉を身につける

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    再読。斎藤兆史先生の本はこれまで新書で4冊読んできた。英語達人の本、英語達人になる本、教養についての本、努力についての本、今回紹介する本はまたも英語達人になる本である。そして、忘れていたがとても大事なことが書かれていて、ハッと目が覚めた。やはり簡単に出来る事を謳うことは王道とはかけ離れているということ。

    最近次の3つの方法を知る。
    ①このブログの第9話「快諾100万語!」では洋書を読むのに辞書を引かないで、話がわからなくなったら、読むのを止める。②最近のNHKの実践ビジネス英語では、英文のポイントとなる英単語は調べて、それ以外のわからない語を調べていると切りがない。③本作は英文学で、わからな

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    2024年03月01日
  • 英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語

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    あとがきにあるように、英語を通じて日本近現代史を読み直す内容。
    達人たちの英語力に圧倒されるのはもとより、驚くほど読みやすい文章でグイグイ引き込まれた。
    そして日本のために奔走する偉人の姿に憧れを覚えた。

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    2017年06月04日
  • 英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語

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    英語が切り口だが、人生への真剣さがひしひしと感じられた好著。自分も自分の道を極めようと思えた。まだまだ甘い。

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    2017年05月16日
  • 日本語力と英語力

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    ああはいはい齋藤孝齋藤孝と思いながら読み始めていたけれど、自分がこうではないかと思っていたことが言語化されていて面白かった。やっぱり基礎ですよね!

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    2015年01月14日
  • 英語達人塾 極めるための独習法指南

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    ネタバレ

    とても有意義で面白かったし、いろいろなコトに対して溜飲が下がる思いもした。基本的にハウツー本は嫌いではないのだけれど、最近はホント、ロクなものがない。本書でも指摘されているように、「志の低い」「素人の我流を説いているだけ」の本が余りにも多いのだ。優れた教師と同様、優れた指南書もやはり、尊び熱愛の対象となるものであることを実感させられた。今から文房具屋に行って、単語帳と構文練習用のノートをさがそう、っと (^ー^)ノ

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    2014年08月10日
  • 教養の力 東大駒場で学ぶこと

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    「第一章」をチラチラ見ただけですが、
    17ページの「英米の文化的支配を離れた
    『国際語(あるいは世界共通語)としての英語』などと言ってはみても」
    の段落を読むだけでも、この本は、価値あり、と思えます。

    ちゃんと読むのが、非常に楽しみです。
    (2013年6月14日)

    この本に書いてあることは、「当たり前のこと」です。
    「当たり前のこと」を、きちんと書くのが「教養の力」と
    感じました。
    【夏目漱石と英文学】(47ページから50ページ)
    (2013年7月17日)

    英語で読まなければ意味がない(160~161ページ)

    新渡戸稲造の Bushido, the Soul of Japan

    岡倉天

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    2013年07月18日
  • 教養の力 東大駒場で学ぶこと

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    「精神」と「人格」を養うためには教養は必要。教養人になることが、いい男、いい女になることである。知識と教養は違い、知識を得るだけでは教養は高まらない。迷ったら「古典」にふれることで教養は磨かれる。

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    2013年05月09日
  • 英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語

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    ネタバレ

    非常に面白かった。
    過去の偉人たちがどう英語を学び、どう英語に対処してきたか
    英語の学び方というだけでなく、歴史の勉強にもなる。
    また、日本人としてどうあるべきかを考えさせてもくれる。

    幣原喜重郎の章に出てくるデニソン氏をはじめ
    表舞台に立つことがなかったが、素晴らしい人たちの言動を
    知ることができるだけでも素晴らしい本だし
    なにより筆者が英語至上主義であることもなく
    分野が違うことには自分は門外漢であると潔く言い
    自分の目で見たことや経験したことを交えてわかりやすく
    きっぱりと書いてくれており、筆者の魅力も感じられる本。

    英語を話す日本人は、英語を話しているとき普段と人格まで変わる
    とい

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    2012年01月02日
  • 英語達人塾 極めるための独習法指南

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    今あるもので、英語力はつけられるんだなと思った。
    昔からの自分なりの勉強方法ってダメなのかな?って思ってたけど、勇気づけられた!

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    2011年03月03日
  • 英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語

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    what sort of "nese" are you people ?
    are you chinese, or japanese, or jvanese ?

    we are japanese gentlemen.
    but waht kind of "key" are you ?
    are you a yankee, or a donkey, or a monkey?

    岡倉天心がカッコイイ

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    2009年10月04日
  • 日本語力と英語力

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     「日本語力と英語力」 

     とてもよかった。ぼくが言いたいことを的確に述べています。多くの人に読んでもらいたい。ぜひ。

     この本は 本書は、齋藤 孝氏と斎藤 兆史氏の対談本です。
     重要なところ,おもしろいところを抜粋したみたらかなりの量になりました。何回かに分けて紹介します。

     まず,英会話と英文法について。



    (兆史)
    ごく簡単に要約すれば、国語教育を充実させよ,英会話ごっこにも似た低劣な早期英語教育を止めさせよ、型の訓練を中心とした骨太教育を実現させよ、ということになろうか。(p5)

    ( そういうことです。まったく同感。 )


    (兆史)
    たとえば、For here or t

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    2009年10月04日
  • 英語達人塾 極めるための独習法指南

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    英語はどのように学ぶべきか、そして一つの語学を習得することがどれだけ大変かを説いている。基本努力の姿勢は賛同。母国語の大切さも説いている。

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    2009年10月04日
  • 英語達人塾 極めるための独習法指南

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    出版は少し昔であるが、現在の英語学習にも通ずる確かな提言があると思う。
    この本の核となるのは、英語が身につかない焦燥感をぐっとこらえて腰を据えて勉強し続けることだろう。
    そのために著者は素読や辞書読みなど、今考えればなかなかにきついようなかつてのやり方に光を当てている。
    ゆえに、この本は英語を始めたばかりの初学者や学生ではなく、ちゃんと英文にディテールを出さなければいけない大学院生や外資系ビジネスマンに適していると感じた。
    英語達人塾という題名はこの本のヤバさを端的に表している。
    初めての人は、関正生「英文法大全」や
    竹岡広信「ドラゴンイングリッシュ」がおすすめだ。
    しかし、その根底の理論は初

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    2025年12月07日
  • 英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語

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    明治から昭和時代における、日本史上に誇る英語使い達の伝記集。

    著者は人選の基準として、留学経験のないことを挙げているが、皆、天才すぎて全く勉強法の参考にならない。

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    2024年09月29日