草野來のレビュー一覧
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購入済み
やっぱり不思議な読後感
この作者さん3冊目です。やっぱり、さらりと軽くて、でも少し文学的っぽく、一気に読めました。
主人公の仕事のつまづきからの休養、期限のある結婚。仕事を真剣にやった人には共感出来る部分もあり、人に甘えられない部分と寄り添って大きく受け入れてくれる相手の存在のかけがえのなさを知る主人公に色々共感できるところが多かったです。
彼が主人公の事を好きなのは読んでいてわかるのですが、彼は行動や言葉が大人なので、好きになったきっかけとか言葉に出していない色んな想いは読者の想像で補完する作品かな?と思いました。 -
購入済み
作者さん買い
最初は偽装のはずだった年の差のある2人の結婚が、少しづつお互いに向き合って幸せになるお話
この作者さんの本は2冊目なのですが、さらりとしていながらなんとなく独特で、ついつい読み進めてしまいます。浅い(軽い)ようで、文学的(文化的)で、ちょっとクセになる感じです。
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ラブラブ
お試し結婚なのに、ホンモノの新婚夫婦にしか見えない。ショッピングも外食もテーブル作る所も一緒でラブラブですね。このまま夫婦になっちゃえば良いのに。お似合いです。
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うらやましい
お試し結婚なのに、愚痴を聞いてくれたり、労ってくれたり、優しさに包まれ幸せそう。家具を選んだり、デートもうらやましいです。
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流されても良いかも
会社のストレスチェックでひっかかり1ヶ月休職になった主人公。仕事頑張り過ぎです。取引先の年上の男性、なんだか余裕があって引っ張って行ってくれそう。
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匿名
購入済み先にレビュー読むべき
作品内容のあらすじが下手すぎて作品がかわいそう。
中身ペラペラなエロ小説みたいな説明とは違い、なかなかハードボイルドでストーリーも割としっかりしています。
TLにありがちな極道ファンタジーに頼らず、ヒーローとその周辺を男臭く書いているのが好印象でした。
しかし、まさか子供がいる話とは思わず(作品内容では全く触れられていないため)、子供が出てくるTLが地雷である私はすごく読むのきつかったです。
それでも読めたのは、作者さんの力量があるから。
表紙買いしたのは失敗でした。ちゃんとレビュー読めば良かった。
作者さんの別の作品も読んでみようと思いました。 -
購入済み
よかったです
大人なヒーローとそのまま素直に育ったヒロインのお話。
訳ありヒーローが時には不器用にヒロインを愛でていく様子がたまりません。
ヒロインはいたって普通の女の子だけど、いざってときは芯が強い。そしてしなやか、
歳の差はあるけど、ふたりでいることがとても自然で心地よかったです。
コロナ禍と似た状況の設定のせいか、窮屈な毎日の中で読んでてホッコリしました。
あ〜どんだけバナナが美味しいのっっ笑! -
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マイナスからの幸福度は増し増し
遡りで作品を読んだのですが、昔からこの作者さんは登場人物の心情を丁寧に描かれるんですね。気遣いがあって、抱擁力も行動力もあるヒーローを描くのが上手い!そして、ヒロインは恋愛に不慣れで、自分の気持ちに鈍感で、頑なで、自己評価が低い。ヒーローのヒロインの心の救い方がニクイネ!
閨事はねっちり、丁寧で官能的でしょうか。というよりも、ヒロインが幸せ者であるのは確かです。 -
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犬と文学香る
コンサル経営者、戌井樹42歳は大学院生、申渡りう24歳をペットシッターとして雇用するのだけど、これだけじゃ、それが何だなんだけど、出会い方から何それーと面白く、期待させる。
お互いが気付かない恋進展していく様子もりうが研究テーマとする源氏物語の光源氏と女三の宮に重ねたりして、源氏物語ってそうだったのか、ちょっと読み直してみようかと思ってしまった。
戌井さんの愛読書は『孫子』だけど、りうを籠絡させるのに役に立ったのかなぁ。ちょっとこれも読んでみなければ。
本当にこの方の作品は小道具が効果的で、読んだら調べてみよう、試してみようという気にさせられる。できるならば、竜宮寺先生の新年会に参加して -
購入済み
お試し結婚だったハズですがっ?
しっとりとしたいいお話でした。
お仕事頑張っていると周りも自分自身も見えなくなってしまう時があるんですよね。そんな時優しくされたら… -
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TL というよりは
前作品に比べて、恋愛色が薄く、どちらかというと、ハードボイルドなやくざの抗争部分のストーリーがメインだった印象がありますが、それはそれで面白かったです。
ひづると鷹雄の再会に出来すぎ感がありすぎ、鷹雄の出所後の生活が、週刊紙の記事になったこと、あと、その記事を読んだ佐渡島の行動が、短絡的過ぎたように感じました。ので、鷹雄の再登場はなくても、良かったのではないかと思います。 -
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ヤクザの親父の、父の、夫の、愛
文章が上手いというか、言葉選びが上手いのか、とにかくぐいぐい世界に引き込まれます。他の方もコメントされているように、文芸の方も書ける作家さんだと思います。
ヤクザの組織や力関係など理解するのが大変だけども、登場人物像も背景もしっかり描かれてるので、問題ないです。
ヤクザのケジメとやらの某シーンは怖すぎて、一度目は斜め読み、二度目でちゃんと読みました。大きめの魚を捌いた人なら、ちょっと感覚が分かるかも。
佐渡島が息子を挟んで妻を抱きしめながら、3日ごの(ヤクザの)会談には「万が一の場合に備えて、防弾チョッキを着ていこう」と思いめぐらす場面が印象的です。何気ないちょっとしたところに作者の力量 -
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おとな だなぁ
しあわせ。
読後感。
いつも通りほんわかしたきもちになりました。
個人的には、切り替えができすぎる大人なオトコってなんだかなって思いますが。
特に何かが起こるって内容ではないですが、この作家さん独特の雰囲気が好きですね。
少し前の作品のようで、最近のに比べるとひとつ厳しく星をつけました。
期待値が高いんです笑
この作家さんのお話をどんどん購入できるように配信お願いします。 -
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お茶が飲みたくなる
お茶屋を一人で営む女性が主人公。
才取りさんという職業の男性とのお茶づくりを通してゆっくりした恋が成就するお話。
ゆっくりだけど、進みだすとはやかったかな。
お茶好きなわたしとしては、すごく丁寧に入れたお茶が飲みたくなりました。
短めのお話だからか、二人の駆け引き?やりとりがもう少し見たかったなぁと思いました。
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一冊目は好きだったけど…。
二冊目はなんかなぁ…。
累さんとは10歳の年の差だからか分からないけど、累さんが結婚後も妻を「あんた」って呼ぶのは嫌いでした。
そして妻は立合出産を望んでいたのに急な仕事とは言え、当日に仕事を離れられなかった旦那はそこまで悪びれて居なくて…。
妻はその事や累の新たな助手の五条との仕事ばかりを優先や五条に向ける輝く顔を見てしまった妻は様々なストレスがかかってとうとう不満をぶちまけたけど、累はやはりそこまで堪えてないからイラッとしました。
なんか、見た目とやることのギャップがあり過ぎるヒーローで残念。
思っていた内容と違ったので。