フランシス・ホジソン・バーネットのレビュー一覧

  • 秘密の花園
    この時期にバスに乗りながら、電車で横目に景色を流しながら読めたのは運命なんじゃないかと思います。
    希望と色と幸せな香りが満ち満ちている。花を見て空を見て空気を胸いっぱい吸い込んで、幸せだと実感する。できる、できる、できる、の魔法がある。私にもあなたにも、世界中のみんなのところに魔法はある。
    生きる歓...続きを読む
  • 小公子
    いまだ未読だった名作児童文学を今さらながらに読んでみるシリーズ①(笑)。

    子供の頃に放映されてたハウス食品の世界名作劇場シリーズに、「小公子セディ」というのがあったなぁ、と思い出して手に取った1冊。

    最高。
    名作。
    傑作。

    セドリックってば、絵にかいたようにパーフェクトな少年!

    こんな完璧な...続きを読む
  • 秘密の花園
    とてもとても良かった。この一言に限る。

    メアリさまが変わっていく過程が丁寧に描かれているのがいい。コリンのかんしゃくを聞いたメアリさまのセリフに笑った。

    ディコンと出逢えて、メアリさまもコリンも人生が大きく(良い方に)変わった。出会いって本当に大切だなあと改めて思った。
  • 小公女
    小公女セーラが一生懸命生きていくお話です。
    セーラはどんな時も優しく、みんなセーラのことを好きになってしまうような性格です。それだけで感動してしまします。お話的にとてもおもしろく、「どうなるんだろう?」と
    どんどん時間を忘れて一気に読んでしまいます!
  • 小公子
    小公子セディ(セドリック)が優しい性格と、他人のことを考えられる賢さで、悪い人もよい人と思い接することで、まわりを良いものに変えていくすごさに感動するお話です!
    私は、このお話を違う本でも読みました。何回読んでも面白いです。
  • 小公子
    何度でも読みたいほど好きな物語。セドリックみたいな人間ばかりだと、穏やかに暮らせるだろう。読み易い。
  • 小公女
    もう何回読んだかわからない、大好きな作品。いろいろな人の翻訳と挿絵で幼い頃からずっと読んできました。辛い時や苦しい時に思い出したり読み返したりしながら一緒に育ってきた親友のような存在の作品です。
    今回のこの本も丁寧に訳されていて好きです。
  • 小公女
     言わずとしれた海外児童文学の名作。酒井駒子さんの表紙に魅かれて購入。
     
     訳者あとがきによると、旧来の訳が子どもに向けたなだらかな訳だったのに対し、今回は大人が読む『小公女』を意識したのだとか。私には翻訳の良し悪しは分からないけど、翻訳作品独特のクセや、古めかしい表現がなくて違和感なく読めた。 ...続きを読む
  • 小公子
    バーネットさんは秘密の花園だけかと思ってた

    小公子有名なのに初読み

    めっっっちゃかわいい

    おもしろい
  • 小公子
    新聞の紹介文を見てどうしてもまた読みたくなって本屋さんで買ってきた。子供の頃大好きで何度も読み返した本。それにしても小公女や秘密の花園は文庫があるのになぜ小公子はないんだろう?
    お母さんの「その人がいるおかげで、世界が少しは良くなるということそれが何よりも大切なことなのよ」って言う言葉に、おぉ〜と思...続きを読む
  • 小公子
    岩波(少年文庫)の新刊で出た『小公子』を読んでみた。
    やはり、名作なんだな、今読んでも面白い。

    その昔、子どもの頃、最初に読んだバーネットの『小公女』『小公子』『ひみつの花園』は、集英社の母と子の名作文学・童話シリーズだったようだが、その後、小学館からでた少年少女世界の文学全集で読み直した覚えがあ...続きを読む
  • 小公女
    小公女セーラ。少女時代にアニメで観て本でも読んだ。インド生まれのセーラ7歳。ロンドンの寄宿舎に入るがインドに戻った父は全財産を失い失意の中亡くなってしまう。孤児となり、寄宿舎で小遣いとしてこき使われる2年間が始まる。苦しくひもじい生活の中でも想像力を駆使し気丈に気高く生きる姿は見知らぬ大人の心を打つ...続きを読む
  • 秘密の花園
    小学生以来の再読。日中動いてしっかりお腹空かせてご飯を美味しく頂いてしっかり寝るのが健康にいいって分かってるけどできない現代人…悲しい。子供の頃はできてたのにね。
  • 秘密の花園
    春が美しいことは知っていたけど、ここまで素晴らしいものだとは。匂い立つような、湧き出でるような。素朴な絢爛さが咲き誇って、土から萌出て空に昇っていく。朝も昼も夜もそれぞれに魔法がかっている。
    子供って素直。環境に対して真っ直ぐで、素直に受け取って自分に映し取っている。
  • 小公子
    愛を知らない偏屈爺さんが、美しい精神を持った少年に心を浄化されていく話。

    世界中の人間が好きなやつ〜〜!(主語デカ)
    こういうので、いや、こういうのがいいんですよ。
    ちょうど最近心を痛めていたので、冒頭の喪に服す母親を抱きしめて慰めたいと考え、実行する少年の姿を見て早々に呻いていました。愛情が眩し...続きを読む
  • 小公女
    人の気持ちとかバックボーンとか、見えないものを想像する心の大切さ(または残酷さにも)に思いを馳せました。
  • ひみつの花園
    きれいな絵がいっぱいで良い(^-^)
    内容も秘密の庭とか謎の人物とか出てきてわくわく要素が詰め込まれている。
    明るくて優しいストーリーだし華やか。
    女児に刺さりそうな作品。
  • 小公子(新潮文庫)
    名前は知っていたが読んだことのなかった「小公子」児童向けの小説と思っていた。少年セドリックの優しさや清らかな心、意地悪な伯爵に心からぶつかっていく姿。シンプルなストーリーだけど、読みやすいのでぐいぐい読めました。人に親切にすれば自分も幸せになる。読んでるとなんか心が洗われます。
  • 小公子(新潮文庫)
    最初から、最後まで、素晴らしい翻訳でした。

    少年セドリックは、イギリス人の父とアメリカ人の母、家族三人慎ましくも愛情溢れる生活を送っていた。美しく、愛らしく、賢いヒューマニティの宝石箱の様な少年は、周囲の人たちにも愛されていく。
    父親の死後、突然、父の祖父から伯爵家の後継としてイギリスに迎えられる...続きを読む
  • ひみつの花園
    みなしごとなり、やせぎすのメアリーが、ひみつのにわの手入れをするたびに大きく成長する姿がとても美しいと思いました。
    自然の力は人の活力となる、そう確信させるような素敵な作品でした。