川島蓉子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ほぼ日の読者としては既視感のある内容もあったが、まとめて読むと気づく点も多かった。
以下気になった箇所。
・集中したからいい結果が生まれるわけではない
→もっといい考えがあるのでは?と問い続けることが大事
・遅刻しない人がだらしない人を非難しないように
→きっちりすることが大事ではない
現実にする力、お互いに認め合う関係
・課題→成果→貢献して喜ばれる→新しい機会が得られる
・行動指針
やさしく、つよく、おもしろく
・クリエイティビティ3つの輪
→読者の反応(集合)から洞察を引き出す
自分たちの動機とすり合わせる(動機)
新しいコンテンツを生み出す(実行)
・頼まれたら、できるということ
・利益や成長は結果であって、目的ではない
・予算が成長のために使われるのであれば、悪いことではない
予算(=意味のない期待値)が目的ではない
・幸せを追求する環境を作る
→メシを食えるように給料を払う
+じぶんの幸せ(誰かに何かをしてあげる)
・じぶんのリーダーはじぶんだ
・夢に手足を、手足に夢を -
Posted by ブクログ
糸井重里すごい。言っていること一つ一つに、紐づく世界標準の経営理論がある。
―ではいまは、人はなにに動かされるのでしょう。
人によろこばれているという実感ではないでしょうか。あるいは仲間がうれしそうにしている、ということ。
うちには、伝家の宝刀のような言葉が二つあって、「誠実」と「貢献」です。
「誠実」については、「誠実は、姿勢である。弱くても、貧しくても、不勉強でも、誠実であることはできる」ということ。
「貢献」については、「貢献は、よろこびである。貢献することで、人をよろこばせることができる。そして、じぶんがよろこぶことができる。貢献することにおいて、人は新しい機会を得る」です。
そして、「誠実」と「貢献」では、「誠実」のほうが重要です。
―「信頼」は意図的に手に入れられないということですね。
効率を優先したり、じぶんの成果を期待しすぎたりすると、「信頼」は失われてしまいます。だから長期的に見れば、テクニックで「信頼」は得られないし、たとえ得られたとしても、そういう「信頼」は当てにならない。「信頼」を得るには、農業のような地道な努力が必要です。手に入れるまでにとても時間がかかる。
頭を使うだけではダメで、汗水たらして働いてできた農作物をよろこんでもらうということを何年も繰り返して初めて、「信頼」は手に入るものなんです。日々の積み重ねだから、「信頼」を得ることが目的になったらいけません。
■ほぼ日の行動指針
やさしく
私たちの会社が社会に受け入れられるための前提となるものです。
相互に助け合うということ、自分や他人を「生きる」「生かす」ということです。
つよく
企画やアイデアやコンテンツを、会社として、組織として「実現」「実行」できること、現実に成り立たせることです。
おもしろく
新しい価値を生み出し、
コンテンツとして成り立たせるということです。
「ほぼ日刊イトイ新聞」や「TOBICHI」のように
「場」を生み出し、ひとが「場」に集まる理由です。
これが、ほぼ日の強みです。
ほぼ日は、この言葉の順番もたいせつにしています。
まず「やさしく」が、おおもとの前提にあり、
「やさしく」を実現する力が「つよく」です。
その上に、新しい価値となる「おもしろく」をどれだけ生み出せるかが、
ほぼ日の特徴です。
ぼくはもともとなにかを言葉にするのはちょっと信用ならないと思ってきました。けれど、人間は毎日雑多な生活の中で生きている。だからビジョンや社是、ミッション、理念といった「目標」が会社にあることは、とても大事だとも思っていました。会社は目的のある組織ですから、やっぱり旗印がないとダメなんです。
会社の仕事には、直接は利益につながりにくいけれど、やったほうがいいことも含まれる。そういうことをじぶんに理解させ、社内外の人たちにもわかってもらおうと思ったんです。
思いついた一つのイメージは雪かきです。
あるお店が、じぶんの店の隣まで雪かきをするのは、損得で判断すれば損かもしれません。けれど会社としてやっておかしいことでありません。
店に来る人が歩きやすいようにするのは、その会社の仕事です。そしてじぶんの店の前だけ、きっかりと線を引いて雪かきするのはダメなわけで、お互いのエリアを外れてもやるべきものでしょう。
もう一つのイメージは、お祭りの寄付。
京都や地方の町を見ていると、お祭りで使う山車を保管したり、補修したりする仕事に、結構なお金と労力がかかっています。町で商売をしている人はみんなそれにかかわっていて、手間をかけられない会社は寄付という形で手伝っていたりします。
もうひとつが峠の茶屋。
これも維持するのは大変だけれど、本当に必要としてくれる人のために、やめないで続けていくことが大事です。「もうからないからやらない」ではなくて、「それが私たちの社会的使命だと思ってやっています」という考え方はあるんじゃないかと思いました。
一般的な組織図は、資本市場向けの言葉に翻訳したものですが、実体は人体模型図のような形で動いています。
内臓は、それぞれの臓器がお互いに信号を出し合い、信号を受け取り合うことで全体が動いているそうです。ぼくは内臓のように、それぞれのチームがそれぞれ自律的に動いて関係し合う仕組みが、うちに合っていると思ったんです。
みんなが生き生きしてくれたらいいな、という思いがありました。誰かの命令で動くのではなく、じぶんの頭で考えた「これはやりたい」という思いが、誰かの「これはやりたい」と組み合わさっていくのが一番いいですから。
…船の構造から着想しました。船の構造のように会社の組織を考えてみたらどうだろう、と。
乗組員の中にはジャガイモをむいている人もいるわけですが、だからといって「お前はジャガイモむきだ」とバカにされてはいけません。そういうことを、みんながわかるにはどうしたらいいのかと言えば、人体にたとえるのがいいと思ったんです。
内臓の話なら、どれが大事でどれが大事ではないということはなくなります。
「腎臓はなくてもいいです」とは言えませんよね。「腎臓が傷んだときには別の臓器が代用するようになる」という説明もできます。「片方の肺を取ったけれど、それで別の臓器が鍛えられました」ということだってあるはずです。そういった補い合いも含めて、組織を人体にたとえると、みんながわかりやすくなると思ったんです。
上場するにあたってぼくが話したのは、「こうすればもうかる」ということではなく、「こうすれば人がよろこぶ」ということでした。それが株式市場の常識からはずれていても、ほぼ日がいまやっていること、これからやろうとしていること、あるいは絶対にやりたくないことなどを話して、聞いてもらいました。
なにごとも大事なのは、根っこです。ほぼ日の事業のベースにあるのは、いつの時代も「人によろこんでもらえるか」ということです。
―ほぼ日では、毎週水曜に「水曜ミーティング」を開いて、糸井さんが社員に向けて一時間ほど話しています。
毎週開く正式なミーティングで、とにかくぼくは話し続けています。
僕にとっては水曜ミーティングを軸にして一週間暮らしていると言えるくらい大事なことです。「次の水曜日には何を話すのか」「このことはぜひ言おう」とずっと考えているから、それは大変です。
でもいろいろなことを根づかせるには、一つひとつの仕事の中で刻みつけることが大切なんです。仕事の中で「これはいいね」「これはダメだよね」ということを繰り返していって、いい悪いにものさしを持つこと。それを日々続けることで、ほぼ日の風土ができてていくのだと思っています。 -
Posted by ブクログ
ネタバレほぼ日の手帳は自分も使っていて、そのページ下の今日の一言が面白く、ずっと、コラムは昔の女性の古典作品だと思っていた(いといじゅりだと勘違い)。
アイデアの質や発想を大事にしつつ、組織のなかで話し合い、より良いものへ高めていく。
みんなでやろうと判断したら着実に実行する。
社員同士が互いに学び、感謝しあう信頼関係を作ろうとしている。のがほぼ日の経営らしい。
すごい!
大きな利益を確保することやプロセスの効率化で生産性を上げることが目的になりがちで、買い手や社員の論理と離れることを疑問視しているのに、あえて株主からの要求に縛られる上場を選んだり、と行動規準がわからず、何だか密談を覗き見している気分で読んだ。
社員一人一人にレベルの高い当たり前が求められるが、それは数値にできない誠実さと貢献力。
完璧な基準がない、と、上場しても明確な指標を作らない姿勢にすごくやりがいと信頼が産まれそうな会社だな、と感動した。
自分の基準や情熱はどこにあるか、すごく考えた。
□すごいと思ったポイント
・企画書やマーケティングはやらない
→ターゲット層を明確にしないが、自分が本当に喜べるものか本気で考える
→自分が嬉しいこと、それは何故か、どこが好きかを自問自答して、自分なりの解答を見つける
→大企業が安くて似てるものを出しても、それは「心」の問題が抜けている。顧客と直に繋がれている貴重な財産がほぼ日にはある。
・手帳のLIFEの考え方
後から読み返すと自叙伝や伝記というBOOKになる。そこで振り返った時間のうち、「良い時間」はどれくらいだったかと振り返れる。その手帳と接する時間を「いい時間」となるようにしたい
→手帳は自分が使って完成する未完成品。あなたは何もしなくていいという商品ばかりが売れるなか、使う人を信頼して委ねている。それが相手への敬意になり、大事にされているという感覚を得られるのでは。
・ほぼ日の働き方改革
集中して生産性を高めようと説明する会社が多い、残業を減らして給料を下げる会社が多い→何をもって集中と言うのかわからない。他の会社や行政が出す案が本当にほぼ日にあっているのか考えていた。漫然と過ごしている時間がもったいない。
→1日7時間勤務+一人で作業するインディペンデントデーの作成
→社員が「自分だったらこうする」を考えさせて、他のメンバーの案をあてにしないようにする
→社風は「何がカッコいいか」で決まる。
消極的でいた方がうまくいく風土を無くすために動く
・のびのび働くとは(これが一番衝撃だった)
きちんと時間を守って遅刻をしない人が、だらしない人を非難しないように注意する
→会社に身を捧げられる、という人が偉くなってはダメ
→ハンディを背負う人に意地悪にならない
→じぶんが支えられる側になるかわからないし、支えられる人が支える
→平等は求めない。完全な平等は無理だとわかっているので。一緒に働きたい基準は、その時々であると理解して、そこを大事にする。
・誠実と貢献
貢献は、成果という具体的なことをみんなに見せられるかどうかということ。目指し、実現するために責任と期限も含めて行動できているかも示す。
誠実は信頼とセットになっている。意図的には手に入れられないもの。自分にも相手にも誠実でいることは、地道な努力が必要。
・やさしく、つよく、おもしろく
人体模型のような組織図
→部長や取締役は便宜上つけているが、だいたいがやりたくない人にやってもらっている
→どれが欠けてもいい、とは言えない
ピラミッド型の組織は、上から下へ命令伝達されると思い込んでいるが、上がどんどん聞いてくれるようになった時に本気度が試される。
→面白い案を引っ張りあげることのできない先輩は相談されなくなる。
・子供の自由からの脱却
上場へのきっかけは、実績が増えてきた中で、自分達の成長速度が遅くなっていることに気づいたこと。小さいサイズの狭い認識でいる自分と、それに合ったところで楽しくやっている社員、というバランスで落ち着いてしまっていた。
今を生きる会社でないと、やっていく資格がない。社会から見られていることを意識して、試される場に身を置く。 -
Posted by ブクログ
今は亡き雑誌「広告批評」の創刊者、天野祐吉を評して、「広告」を「文化」と「経済」に分け、まったく「経済」観点で「広告」を語らなかったことが、「広告批評」の存在意義であった、と言い切った人がいました。2009年、今から10年前、休刊になったのは「広告」を「文化」的側面から論ずる価値が減じたから、だと。その「広告批評」のスーパースターが糸井重里であり、コピーライター イトイは時代の寵児でもありました。今ではあまり呼ばれない「文化人」というジャンルの人として発する光はキラキラまぶしかったなぁ〜。しかし、活動のフィールドを広告制作者という立場から「ほぼ日刊イトイ新聞」というメディア運営という場所へ移していったことはインターネットとの出会いによるものでしょうし、それは「広告批評」が成立しなくなっていった時代の変化との相関なのだと思っていました。東京糸井重里事務所が、2017年に株式会社ほほ日としてジャスダックに上場したことも知っていましたが、本書で「文化人」糸井重里じゃなくて「経済人」糸井重里が、改めて目の前に立ち現れたような感じです。しかし、「幸福」な「資本主義」を語る彼の言葉は、昔ながら変わらずの、人間に対する深い洞察と優しさに溢れていました。それは、マス広告時代からインターネットメディア時代へ、制作者から経営者へ、環境の変化はありつつも、彼自身が「文化人」「経済人」という区分けではなく「生活人」として一貫しているからなのでしょう。「働き方」改革、「年功序列の崩壊、AIの登場、仕事の意味が激変している激変している今だからこそ、糸井社長の言葉は宝の山だと思いました。いっぱいメモしちゃいました。題名でも、すいません、といいながら多分、この経営者、そうとう強いかも。
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Posted by ブクログ
ほぼ日の経営について。
ほぼ日が上場したニュースを見た際、
その意外性に驚きました。
なんか逆じゃない?と。
それで読んでみたこの本。
事業、人、組織、上場、社長。
企業の根幹のそれぞれについて、糸井さんが
ぐるっとまるっと語られています。
しかも、たまにダジャレつき。
(わたし、「すいません経営」で吹きましたw)
謙虚で俯瞰されてる姿勢が、重たくイヤミにならないのが
糸井さんのすごいところ。
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・「人がうらやましがるようないい考えをだして、実行すること」がかっこいい。
・消極的でいたほうがうまくいくような風土をなくす(のが糸井さんの役割)
・やってみてよかったなと思うことを伸ばしていければいいと思っています。そういうことしかできないし、それをやってきたのがほぼ日です。(中略)すぐになにかが起きるというより、効き方は漢方のようなものだと思っています。
・ただ給料だけを目標にして、眉間にしわを寄せて働くのが、ぼくはあまり好きではないんです。伸び伸びと働いていたら業績が上がって、じぶんの安心や安定が生まれて、人のことを考えられる余裕ができる、というのがいいんでしょうね。(中略)もっと「つよく」ならないと、人を助けることもできません。(つよさとは)「現実にする力」です。「ぼくらができることはこんなものです」ということを実際にやってしまう力、とも言えます。これは、とにかくコツコツと積み重ねていくことの中に答えがある。
・ただ、毎日おにぎりを配ったからといって、メシを食わせていることにはなりません。社員がじぶんの幸せをそれぞれ追求する環境をつくることが、「メシが食える」ということですから。
・1つひとつの問題に向き合って、「きみの言いぶんを言ってみろ」とやるよりも、環境を整えたほうがずっとよくなる。人間関係もそうでしょう。 -
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ネタバレ未来研の川島蓉子さんが、3名の経営者(CCCの増田さん、伊勢丹三越の大西さん、伊藤忠の岡藤さん)、3名のデザイナー(佐藤可士和さん、和田智さん、石井裕さん)と対談し、それぞえれの考える「デザイン」を引き出していく。それぞれのトップランナーが語る内容から『デザインの本質を考えるヒント』をたくさん貰える良書。
デザインの重要性が声高に叫ばれる今日この頃だが、日本で言う「デザイン」は危うさが伴っている。すなわち、斬新さに偏った『一時的な見た目の新しさ』を求めることに終始しがち。しかし今考えなければならない「デザイン」はそうではない。どのような未来を創りたいかの「ビジョン」を『デザインする』ところから見つめ直さねばならない。過去に敬意を払い、現在をよく理解し、未来を創造する、一連のプロセスを描くことが「デザイン」である。
・見た目じゃない、男は中身だ。そんなマッチョな発想はお客様には通じない。
・社長の仕事は「経営」。デザインの良し悪しなんかわかるわけない。もちは餅屋に任せるべき。その変わり、どの餅屋を「選ぶか」と、こんな餅が欲しいのだ!というコンセプトをしっかりと「伝え理解してもらう」のはまさしく「経営」の仕事。この経営のするべき仕事をせずに、餅屋の餅に文句をたれる経営陣が多い。
・効率化は重要だが、需要>供給の時代にフィットした考え方。需要<供給の時代においては「需要を上げるための科学」をもっと真剣にやらなければならない。
・経営者はオフの時間を重視するべき。会社から離れて、自分の時間を持ち、学び続けなければならない。トップの器が会社の器を決める。
・歩けるようになってから歩く赤ちゃんはいない。出来ないことに挑戦していく中で、人は出来るようになる。やりもしないで、出来ないと立ち止まることは絶対にあってはならない。
・お客様自身が情報を編集できる時代になった。そんなお客様に驚きを与えられるよう、供給側はあらゆる情報・価値を編集し、その価値を最大限に増幅できるプロでなければならない。
・ブランディングとは、本質的価値×戦略的イメージコントロール。
・社外の前に、社内のブランディングをしっかり浸透させる必要がある。社内が腹落ちして動かない限り、社外にブランドを打ち出していくことは出来ない。
・デザインとは感覚言語である。5感にフルに訴えかけるものがデザイン。
・良いデザインを生み出すためには、自分自身が5感をフルに使えるよう日頃から鍛えることが必用。
・「わざわざ」を積極的な価値として前向きに捉えてもらう工夫を。
・新しい<美しい・使いやすいを目指すべき。
・車は動く建造物。街並みに映えるデザインになっているか。ミニワゴンはやめませんか?
・きれいごとを貫こう。きれいごとと聞こえること、矛盾することを、それを諦めずに、貫き通すところに、普遍的な美しさが生まれる。
・たきたての白いつやつやなご飯の美しさ。これが美しい普通。新しいデザインとは、次の時代の「美しい普通」をつくりあげること。
・目の前のお客さまのさらに先にいるお客さまを常に見て行動する。
・ぶらっと現場を渡り歩いても意味がない。自分なりの仮説をもって、その仮説の検証をするために現場を渡り歩く。
・良いデザインを生むためには、会社に余裕が必用。
・技術は日進月歩で進化する。故に、技術は陳腐化する。しかし、強固なビジョンは時代の変化に耐え、時代を超えて生き延びる。強固なビジョンのもとに、デザインを考えなければならない。
・人がいいかどうかではなく、まず自分にとっていいかどうか。この価値判断をするクセを日本人はもっと持たねばならない。
・新しい物事に挑むことは最高の贅沢だ
・僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる。整備された道での勝負は競争とは言えない。道なき道を切り開くことこそが真の競創である。
・偶然を偶然と受け止めず、必然と考えて意味を解釈する。そう思うと目の前のチャンスが見えてくる。
・アイディアの95%はゴミ。固執せずに、次のアイディアに素早く移ることが大事。そのためにも、大量のアイディアストックは重要。
・アイディアは「なぜ?だから?誰にとって価値がある?」を問い続けることで磨き込む。 -
Posted by ブクログ
ネタバレCCCの増田さん、可士和さん、三越伊勢丹の大西さん、Audiのデザイナーだった和田さんなど、デザイナー側、経営側の両方から、デザインについてのインタビューを採録。それぞれいろいろ成し遂げてきた人だけに、おもしろい。80年代デザイナーは奇抜なものを作らされていたと。そこに、普遍的なものはなく、普通をいかにデザインするかだと説く和田さんの意見に納得。その和田さんの話にちょっとでてくるが、Jinsで眼鏡をデザインした。外を見る眼鏡でありながら、自分自身が見えるウェアラブル眼鏡。見た目はきわめて普通に見えるところがカレの言うデザインなのだろうと思う。