川島蓉子のレビュー一覧

  • すいません、ほぼ日の経営。

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    糸井さんの経営に対するスタンス。
    人材育成や作りたい会社の空気感とか、らしくて誠実に向き合う姿が素敵だなぁと思います。
    フリーから組織にチャレンジして20年、企業はSDGSとかESG投資とか期待役割が微妙に変わる潮流が大きくうねり出して、その二つのタイミングが相まってこの会社が在るのかなぁ。

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    2020年07月06日
  • エスプリ思考―エルメス本社副社長、齋藤峰明が語る―

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    ブランドしての成り立ちに興味があったので読んでみたんだけど、この会社は歴史を知れば知るほど奇跡的というか(すごく良い意味で)バケモノみたいな会社だなと思う。現代的なブランディング論のお手本になるような会社だ。(絶対再現できないけどw
    価値を作りそれを広めることを仕事とする身としては本当に考えさせられる内容だった。

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    2020年01月26日
  • すいません、ほぼ日の経営。

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    ネタバレ

    ほぼ日の手帳は自分も使っていて、そのページ下の今日の一言が面白く、ずっと、コラムは昔の女性の古典作品だと思っていた(いといじゅりだと勘違い)。

    アイデアの質や発想を大事にしつつ、組織のなかで話し合い、より良いものへ高めていく。
    みんなでやろうと判断したら着実に実行する。
    社員同士が互いに学び、感謝しあう信頼関係を作ろうとしている。のがほぼ日の経営らしい。
    すごい!
    大きな利益を確保することやプロセスの効率化で生産性を上げることが目的になりがちで、買い手や社員の論理と離れることを疑問視しているのに、あえて株主からの要求に縛られる上場を選んだり、と行動規準がわからず、何だか密談を覗き見している気

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    2019年11月16日
  • すいません、ほぼ日の経営。

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    ほぼ日 2019年8月期通期決算

    売上高:54億6500万円(前年同期比+8.5%)
    営業利益:6億4000万円(同+13.8%)
    経常利益:6億3800万円(同+12.5%)
    純利益:4億4100万円(同+13.3%)

    売上高営業利益率11.71%
    ROE12.70%
    ROA13.10%
    自己資本比率71.37%
    有利子負債ゼロ

    18年8月時点での社員は 75名(39.7歳)。
    平均年収688万円 も立派。
    ひと言で言って、すごい。

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    2019年10月16日
  • すいません、ほぼ日の経営。

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    今は亡き雑誌「広告批評」の創刊者、天野祐吉を評して、「広告」を「文化」と「経済」に分け、まったく「経済」観点で「広告」を語らなかったことが、「広告批評」の存在意義であった、と言い切った人がいました。2009年、今から10年前、休刊になったのは「広告」を「文化」的側面から論ずる価値が減じたから、だと。その「広告批評」のスーパースターが糸井重里であり、コピーライター イトイは時代の寵児でもありました。今ではあまり呼ばれない「文化人」というジャンルの人として発する光はキラキラまぶしかったなぁ〜。しかし、活動のフィールドを広告制作者という立場から「ほぼ日刊イトイ新聞」というメディア運営という場所へ移し

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    2019年10月02日
  • すいません、ほぼ日の経営。

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    誰でもしってるイトイさん。
    「おいしい生活。」だけではなくて、

    バブルがはじけても、
    ネット時代になっても、
    スマホが普及しても、

    いつでも、ずっとなにか面白そうなことに絡み続けているイメージがあります。

    クリエイターとしての才能がすごいのか、
    周りを固めるスタッフの力がすごいのか、

    すごさの中味はわからないでいましたが、この本を読んで「ほぼ日」という会社の中味、そしてそこにイトイさんがどう関わり続けていっているのかがよく分かりました。

    いいなぁ、こういう会社、と思うところがあちこちに。

    身の回りでおもしろそうなことを拾って歩くだけでは、小さいサイズから変われない。でも、小さいとこ

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    2019年07月21日
  • エスプリ思考―エルメス本社副社長、齋藤峰明が語る―

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    エルメスにこんな方がいたことを初めて知る。エルメス自身のこの思想を続けて行けば必ずや発展するであろう。

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    2019年06月12日
  • すいません、ほぼ日の経営。

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    ほぼ日の経営について。
    ほぼ日が上場したニュースを見た際、
    その意外性に驚きました。
    なんか逆じゃない?と。

    それで読んでみたこの本。

    事業、人、組織、上場、社長。
    企業の根幹のそれぞれについて、糸井さんが
    ぐるっとまるっと語られています。

    しかも、たまにダジャレつき。
    (わたし、「すいません経営」で吹きましたw)

    謙虚で俯瞰されてる姿勢が、重たくイヤミにならないのが
    糸井さんのすごいところ。

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    ・「人がうらやましがるようないい考えをだして、実行すること」がかっこいい。

    ・消極

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    2022年07月05日
  • 社長、そのデザインでは売れません!

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    企業や経営におけるデザインの役割
    日本や世界のトップクラスの経営者やデザイナーが何を考えて仕事をしているのか
    個別の商品の外観ではなく大局的な視点から企業・経営をデザインする
    方法論だけでなく背後にある哲学も示唆深い。

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    2018年11月23日
  • 社長、そのデザインでは売れません!

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    未来研の川島蓉子さんが、3名の経営者(CCCの増田さん、伊勢丹三越の大西さん、伊藤忠の岡藤さん)、3名のデザイナー(佐藤可士和さん、和田智さん、石井裕さん)と対談し、それぞえれの考える「デザイン」を引き出していく。それぞれのトップランナーが語る内容から『デザインの本質を考えるヒント』をたくさん貰える良書。
    デザインの重要性が声高に叫ばれる今日この頃だが、日本で言う「デザイン」は危うさが伴っている。すなわち、斬新さに偏った『一時的な見た目の新しさ』を求めることに終始しがち。しかし今考えなければならない「デザイン」はそうではない。どのような未来を創りたいかの「ビジョン」を『デザインする』ところから

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    2017年06月04日
  • 社長、そのデザインでは売れません!

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    ものを世に送り出すものとして、非常に興味深い内容だった。なるほど、と思わされるところと、それは自分のやっていることで考えれば視点が違いそうだな、ということ、様々だけれど、自分の思索を深めるのにとても役に立つ。

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    2016年01月04日
  • 社長、そのデザインでは売れません!

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    川島蓉子さんによる対談集。
    この人の本は僕らが知りたいことをうまく引き出してくれて面白い!
    改めてうちのボスのマインドも理解深まったしww

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    2015年12月18日
  • 社長、そのデザインでは売れません!

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    デザインをどう捉えるか、という点で興味深い話が多く、参考になる。特に、和田智さんの、「美しい普通」。石井裕さんの、「2200年のことを考える」「200年先に残る「ビジョン」を産み出す」。いずれも突き詰めて実行できているか?自問して実行せねば。

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    2015年11月23日
  • TSUTAYAの謎

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    最近のトヨタの「赤」は良くなった。薄々感じていたが、文字にしたときの新鮮さ。それを表現できる人と話してみたい。

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    2015年06月30日
  • 社長、そのデザインでは売れません!

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    酷いデザインではいいものでも売れない。これは間違いないと思う。でも、優れたデザイン、美しいデザインで付加価値を付けて必要ないものでも売りつけようという時代もそろそろ終わりかけている。というか早く終わって欲しい。でも、地球上の人たちが幸せになるためにデザインで何が出来るかを考えようなどという大きなテーマは、それを考える余裕がある人にしか取り組めない。デザインという仕事はいつの間にか高度な仕事になってしまったなあ。

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    2015年05月07日
  • 社長、そのデザインでは売れません!

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    CCCの増田さん、可士和さん、三越伊勢丹の大西さん、Audiのデザイナーだった和田さんなど、デザイナー側、経営側の両方から、デザインについてのインタビューを採録。それぞれいろいろ成し遂げてきた人だけに、おもしろい。80年代デザイナーは奇抜なものを作らされていたと。そこに、普遍的なものはなく、普通をいかにデザインするかだと説く和田さんの意見に納得。その和田さんの話にちょっとでてくるが、Jinsで眼鏡をデザインした。外を見る眼鏡でありながら、自分自身が見えるウェアラブル眼鏡。見た目はきわめて普通に見えるところがカレの言うデザインなのだろうと思う。

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    2015年03月26日
  • 社長、そのデザインでは売れません!

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    自分の好きな、和田智さん、佐藤可士和さん、石井裕さんのインタビューを見たかったこともありますが、皆さん、すばらしいご意見です。これからの200年先を考えて、ビジョンを考えぬき、デザインし、プロダクトを決めていく。漆黒の中、遠い光る星を目指して、、。たとえこの年からであっても、大いに参考になります。

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    2015年01月26日
  • エスプリ思考―エルメス本社副社長、齋藤峰明が語る―

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    エルメスの齋藤さんのことを語るとともに、エルメスのブランドを語る。その二つが一致することが多く、それは、カレ自身がブランドの一部となっているということだろう。世にエルメス好きは多いが、こんなことまでしているとは、あまり知られていないのではないだろうか。もちろん、エルメス好きにはそのブランドの持つストーリーが好きだと言う人も多い。先日、NYのエルメスに行ってみたが、まずは売れないであろう馬具が置いてある。それも彼らのブランドの表現で、オリジンを忘れないということだろう。

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    2013年09月07日
  • なぜデパ地下には人が集まるのか

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    デパートの歴史から取り組みまで
    大きな視点でデパートを理解できる本。

    デパ地下は百貨店の第二の玄関と言われるように
    今はデパ地下の人気がその百貨店の人気になる。

    デパ地下好きな方は一読を。

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    2012年07月29日
  • なぜデパ地下には人が集まるのか

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    常に人でにぎわうデパートの食品フロア=「デパ地下」。
    老舗の伝統に最新の流行、昔ながらの定番もあれば、各デパートが知恵をしぼり工夫をこらした「ここでしか買えないもの」もある。
    絶えずリニューアルが繰り返され、トレンドを発信し続けるデパ地下は、人々の生活に密着しながら、ファッション化・カジュアル化してきた。
    時代のニーズに合わせて進化を続け、訪れた人をわくわくさせる売り場、その人気の秘密はどこにあるのか?消費者の視点から見た「活用法」も織り交ぜながら、デパ地下の魅力に迫る。

    [ 目次 ]
    時代とデパ地下、私とデパ地下
    第1部 なぜ今、デパ地下なのか(「デパ地下」は日本発;デパ地下

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    2011年04月23日