社長、そのデザインでは売れません!

社長、そのデザインでは売れません!

ビジネス・実用
1,760円 (税込)

8pt

自動車、家電、IT機器からソフトウェア、飲食サービスまで……。
日本から「かっこいい商品」「売れる商品」「素敵な商品」が生まれなくなったのはなぜか?

その理由は、日本の経営者がデザインを経営の中核に置くことを怠ったからだった。どうすれば、日本の商品が消費者にとって魅力的なものに生まれ変わるのか? 伊藤忠ファッションシステムで長年流通業を研究し、ifs未来研究所の所長として、百貨店や老舗和菓子、化粧品などと協業企画を実践する、川島蓉子が、3人の経営者、3人のデザイナー・クリエイターに、「デザインを生み出せる経営のあり方」について訊く。

登場するのは、TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブの増田宗昭社長、三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長、伊藤忠商事の岡藤正広社長、広告から企業のブランディングまでを手がけるクリエイターの佐藤可士和、アウディのデザインで知られる和田智、アメリカのMITメディアラボの副所長を務める石井裕。

日本が「売れる、愛される、かっこいい」を取り戻すための処方箋。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    ビジネス・経済 / 経営・企業
  • 出版社
    :
    日経BP
  • タイトル
    :
    社長、そのデザインでは売れません!
  • タイトルID
    :
    304495
  • ページ数
    :
    341ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年03月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    20MB

閲覧環境

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    6人(経営者・クリエーター)と未来研究所の川島さんのデザインに関する対談。一企業人として、明日への活力に繋がる良本

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    読み応えがある1冊でした。
    経営トップとクリエイターが3名づつ、デザインを軸にインタビューを受けられ、まとめられたもの。

    当たり前ですけど、キレッキレで頭がいいです。
    みなさん。
    デザイン論は昔から好物なので、前のめりで読めました。

    【佐藤可士和さん】

    ・社内にその会社のイズムがビシッと走っている会社は、社長がサラリーマンでもブランディングは上手ですね。

    ・「デザインとは感覚言語である。」

    【岡藤正広さん】
    ・自分で仮説を立てられるようになれ、ということです。

    ・(かっこいい上司ってどんなひとだと思いますか?という問いに対して)
    「かっこ悪い」を引き受けられるひとかな。それで「かっこいい」を人にあげられる人。

    ・苦労して苦労してようやく成功に辿り着いたというくらいの経験をして、人は充実した気分を味わうことができるのです。

    ・「勘定のまえに感性」です。

    0
    2021年05月02日

    Posted by ブクログ

    日本企業の「経営とデザイン」をテーマに、経営者目線とクリエイター目線から語る、学びの多い素晴らしい良書。

    それぞれのバックグラウンドも人柄も大きく異なっているけれど、
    不思議と話の内容に共通点があり、普遍的なtipsが散りばめられていると感じた。


    ・モノが余っている時代において、目新しいデザインや機能、効率化によるコストカットを追求するだけでは埋もれてしまう。

    ・日本は右肩上がりの時代つまり安くて良いものをつくれば売れる時代の価値観から抜け出せていない。いま経営者に求められているのはビジョンであり、そのビジョンを目に見える形に翻訳できるデザイン。

    ・デザインとはもののかたちを小手先で変えることではなく、ビジョンを形にすること。

    ・ビジョンとはすなわちその企業やサービスの存在意義。ビジョンを消費者に目に見える形で伝えるのがデザインでありブランディング。

    ・ブランディングすることで社会の中で企業やサービスのポジションが確立され、ターゲットとなる人に出会う確率が上がり、モノが売れる流れができる。

    ------


    その他備忘録として、特に心に残った文章を以下に抜粋。

    CCC増田社長
    ・アップルストアの存在はアップルのブランディングにとってものすごく重要。翻ってパソコン業界から撤退したIBMにしろNECにしろ昨今の日本の家電メーカーにしろ自分の店を持っていない。ブランディングの面からすると、あれが弱いところです

    ・企画のコンセプトだけを前に出しても理解されない。だから先にお金の話をする

    ・モノ余りの上に、ウェブの進化で、編集権がお客さんに移った。だからこそ供給者側は、本物のプロとしてお客さんがあっと驚くもの、素敵な空間や時間をデザインして編集してあげないと存在価値がなくなる


    佐藤可士和さん
    ,ブランディングとは社会の中でその企業や商品のキャラクターをはっきりさせて、ポジションを取ること。企業がいたいポジションを取ること。

    ・自社のブランドのポジションをマーケットでちゃんと取れるようになる。そうするとターゲットとなるべきお客さんと出会う確率が高くなり、モノが売れる流れを構築できます。

    ・ブランディングとは本質的価値×戦略的イメージコントロール


    和田智さん
    ・団塊の世代からその上の世代は右肩上がりに市場が成長してきた時代。新しいもの=いいものという価値観を引きずっているのかもしれない。

    ・デザインに対する考え方。企業やブランドが持っている思いや哲学を翻訳して、具体的なかたちにする


    伊藤忠商事 岡藤社長
    ・問屋さんに卸した商品をどうやったら最終消費者が百貨店で買ってくれるか。そこまでを総合商社がプロデュースする。つまりモノが流れる仕組みをつくる

    ・自分なりに仮説を立ててそれを検証するために現場に行くのがビジネスの基本。事前に仮説を立てること

    ・薄利多売から脱するにはブランドに対する主導権を持たないとダメ。そうしてはじめて付加価値を上げることができる

    ・自分で仮説を立てられるようになれ。微妙な変化に気づいて先手を打つ。これはいけるという芽をつかんだら一気に広げる。直近でこの辺りが伸びるところというのを見つけるのが重要。お客さんの要望の少し先。

    ・他の先進国も新興国も技術を先鋭化している。いま日本が持っている技術は市場における主導権になっていない。マーケティングが必要。あらゆる商品はブランドビジネス化している。

    mitメディアラボ石井さん
    ・これだけモノが溢れている現代において画期的な技術革新やサービス革新も盛り込まれていないのにデザインだけ新しくした製品を出して消費者を煽る消費サイクルそのものが時代遅れ

    ・素晴らしいアイデアかどうかを見極めるための問い。So What?、Who care? Why?

    0
    2020年11月03日

    Posted by ブクログ

    ビジョンを駆動するデザインそれは、どういう世界を作ろう、どういう未来をつくろう、どうやって皆を幸せにしようと考え方、ビジョンから構造をデザインする。
    日本は、海外をモデルとして、表面的な新しさ奇抜さを求める傾向にある。

    忘れられ、捨てられるデザインではなく消費者から長く愛されるデザインを考える必要がある。その為には、『思い』『未来』を明確にしてそれを内外へ浸透させる必要がある。

    押し付けや、他の成功例を真似て当てはめるのではなく、その人の持つ魅力を引き出す仕事をしたい。

    0
    2016年01月30日

    Posted by ブクログ

    実績のある人たちの話は説得力がある。なるほどと思えることがたくさんあった 。未来につながるデザインの重要性を実感した。

    0
    2015年07月14日

    Posted by ブクログ

    企業や経営におけるデザインの役割
    日本や世界のトップクラスの経営者やデザイナーが何を考えて仕事をしているのか
    個別の商品の外観ではなく大局的な視点から企業・経営をデザインする
    方法論だけでなく背後にある哲学も示唆深い。

    0
    2018年11月23日

    Posted by ブクログ

    ものを世に送り出すものとして、非常に興味深い内容だった。なるほど、と思わされるところと、それは自分のやっていることで考えれば視点が違いそうだな、ということ、様々だけれど、自分の思索を深めるのにとても役に立つ。

    0
    2016年01月04日

    Posted by ブクログ

    川島蓉子さんによる対談集。
    この人の本は僕らが知りたいことをうまく引き出してくれて面白い!
    改めてうちのボスのマインドも理解深まったしww

    0
    2015年12月18日

    Posted by ブクログ

    デザインをどう捉えるか、という点で興味深い話が多く、参考になる。特に、和田智さんの、「美しい普通」。石井裕さんの、「2200年のことを考える」「200年先に残る「ビジョン」を産み出す」。いずれも突き詰めて実行できているか?自問して実行せねば。

    0
    2015年11月23日

    Posted by ブクログ

    酷いデザインではいいものでも売れない。これは間違いないと思う。でも、優れたデザイン、美しいデザインで付加価値を付けて必要ないものでも売りつけようという時代もそろそろ終わりかけている。というか早く終わって欲しい。でも、地球上の人たちが幸せになるためにデザインで何が出来るかを考えようなどという大きなテーマは、それを考える余裕がある人にしか取り組めない。デザインという仕事はいつの間にか高度な仕事になってしまったなあ。

    0
    2015年05月07日

社長、そのデザインでは売れません! の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    ビジネス・経済 / 経営・企業
  • 出版社
    :
    日経BP
  • タイトル
    :
    社長、そのデザインでは売れません!
  • タイトルID
    :
    304495
  • ページ数
    :
    341ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年03月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    20MB

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