松雪奈々のレビュー一覧
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ネタバレ同じ組の傘下の組長同士のお話です。ヤクザものですが、シリアスでも重くもなく、コメディっぽいです。大笑いするというよりはクスって感じです。軽く読めます。
カップリングは剣持×椿です。剣持が1個上らしいんですが、読んでるとそんな感じはしないですね、年下攻めかなって思ったくらい。
剣持はインテリヤクザ、椿は男気のあるヤクザです。男前受け。
組員が結核を患い、それに感染した8人のヤクザが隔離病棟に入れられます。
6人部屋に組員たち、2人部屋に剣持と椿が入ります。
顔を突き合わせると言い合いになるため、嫌われていると思っていた椿ですが実は10年前から椿ラブだった剣持です。椿の力になりたくて履歴書 -
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彼氏に振られ、友人には地球上の男とは無理、と言われ
階段を落ちれば別世界で、しかも子供になっていた?!
即保護者的な人物に遭遇して安全なのは
よくあるパターン。
そうして安全と一緒に移動しているわけですが
本来なら主人公になりそうな神子様がいたり。
もう終わっているようなので、平和といえば平和。
軸は、主人公と保護者の恋愛状態?w
最後の方に危険があるだけで、本人にとっての危険は
ほとんどなし。
精神年齢が大人のまま子供を演じる、のは
何かが削られている感じがしますが。
しかしここまで騙されていいのか、と言われると複雑です。
ただ相手がどう見ても子供なら、こうなるやも?
そもそも保護者、基 -
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ネタバレタイトルからスケベな妄想を色々と繰り広げていたのですが、予想に反して「そこがないのか!!」と、ひとりで激しくツッコミ入れてしまいました。
松雪さんですから、そうですよね、そういうのもアリですよね。
ということで、アレがない人々の暮す国にある日突然異世界トリップした受は、そこの国の王子の子供を産んで欲しいと半ば強制的に拉致監禁されてしまいます。
自分は女性じゃないという訴えも虚しく、かみ合わない国の人達に辟易しながらも、なんとなく意気投合した攻とのトタバタコメディです。
軽快な文章とテンポのいい会話で、すいすい読めてしまうのがこの作家さんの好きなところなんですが、今回は持ち前のコメディ部分が少 -
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1年間休業されてたセンセ久々の新作です。
ウサギシリーズかと思って楽しみにしてましたが、別物でした。残念。でも話の流れとして、これも似たノリではありましたw
異世界トリップもの。女性がいない国の傲慢イケメン王子様と、顔面は狂犬系だけどハートはマイルドでチワワな大学生のシモネタラブコメです…!
ケンカばっかりしてすったもんだの異文化交流から、どうしてこんな胸キュンラブになれたのかと考えるだけでも笑えて楽しかったです。
タイトルに興味津々になっちゃいますよね~
アレがないなんて、本当にびっくりしました。それで大丈夫なの!?センセのその発想がすごいです…
それからいいなと思ったのが、魔法の翻訳機 -
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「ぞっこん ~ある日バイクに迫られて~ 」の弟編スピンオフ。前回当て馬状態だったフィッツと、碧の弟の朱里のお話です。
いいですね、乗り物擬人化ラブって。無機質系の擬人化には妄想MAXになってしまいます。
バイクの隼がかっこいいのにヘタレわんこで好印象だったので、フィッツも見た目とのギャップに期待していました。
フィッツは紳士でわきまえた振る舞いながらも、相当遊んでるかな~というイメージでしたが、誠実な人柄(車柄?)で惚れたら一途でしかもDTで、さらに好感度アップしてしまいました。
恋に免疫がなく、ひょっとしたら自分は男性が好きかもとボンヤリ感じている朱里の視点で話が展開。
イケメン3人同居や -
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ネタバレこの手の文庫では珍しい、異世界トリップ&子供設定でしたが、一人称で書かれている文章が読みやすくて、意外と一気に読んでしまいました。
綾が美人を自覚してるのと、子供がどうすれば受けがいいかとかを考えてる腹黒さんでしたけど、私的には流されやすいヒロインよりかは好感が持てました。
ただ、最初の出会いがルードルフの立ちションシーンだったのは、うーんって感じで、あと綾がルードルフに惹かれるのは分かるけど、ルードルフが綾に惹かれるのは分からなかったです。どうみても怪しい女にしか見えないんじゃないかなぁって感じです。
子供になってる綾をどう元に戻すのかのところはうまくまとまっていたように思います。(異 -