松雪奈々のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ初読みの作家さんです。耳が生えているのでもふもふだろうと思って……。
最初っからぶっ飛ばした感じのお惚けBLで、斜め上行きすぎてます。
随所で吹き出してしまい、飲み物系口に入れながら読むと危険。
日本昔話のウサギ系をあっちからもこっちからも持ってきて、それが
また意味不明ななんだけど絶妙な具合に絡み合って味が出すぎてます。
心のすれ違いはもちろんのこと、生態系からしてすれ違ってます。
話は通じないのに妙にかみ合ってる……なんですか、この神技。
ある意味もの凄い筆力の作家さんではないかと思いました。
ただ気になったのが、文章中に『エッチ』と言い過ぎ。
一人称なんで、ものすごく耳に付くというか、一文の中に3回も4回も
エッチエッチ言ってると、ちょっと鬱陶しい。
終盤の詰め込み感も凄く、走りすぎてましたので、その2点さえ
気にならなければ★5つでした。
大久野島は学生時代近場で何度も船で渡った所なので、何だか
感慨深かったです。
無人島でウサギの楽園です。その楽園で太平洋戦争下、毒ガスが
作られ地図から消された島としても有名。
廃墟と楽園が同居する、長閑で綺麗な、でも少しうら寂しい感じの島。
作品世界にああ、あの辺ね、というのが思い浮かび、懐かしかったです。 -
Posted by ブクログ
「なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど」の続編。出ると思ってなかったので喜びました。
自称「妖精」さんの赤腹巻小人オヤジが、満を持して再び登場。今回は見えちゃってるんで、「…ほんと邪魔ですよね、それ」という帯のアオリに頷くばかりです。渡瀬が手刀でオヤジを気絶させたところは大爆笑でした。
前作が、美和⇒鳥海さん、渡瀬⇒羽多野さんでドラマCDになったので、その声で妄想再生するとますます萌え。
いなくなったと思ったオヤジ妖精が、あっさり美和の元に戻ってきてしまい、会社内でまた妙なエロ騒動が巻き起こります。もちろん、何があろうと渡瀬と美和の仲はゆるぎないので安心なのですが、同僚や部下にすり寄られる美和に、渡瀬は気の休まる暇もない毎日。さっさと精力を与えてオヤジ妖精に出て行って欲しい渡瀬は、美和とのHに激しく励むようになるのです…
というわけで、二人はHしまくりです。オヤジ妖精のせいばかりとは思えないイチャコラぶりで、エロ増量してます。場所も選ばず、車内でも社内でもとにかくいろんなシチュエーションでH。誰かに見られるかも、という危うさでドキドキしながら、部下の11歳も年下男に攻められる美和は、さらにオトナの色気がアップしていますが、さらに口調がガサツ。ギャップ萌え。
エロ描写がほんとに際立っています。状況が仔細で、二人の心情もリアルに伝わってきて煽られます。
一方ストーリーは、続編ということもあって想定内での展開でした。前作のインパクトを続編にも求めるのはさすがに無理だとは思いますが、もっときわどくて突飛な話でも良かった気がする。マッドサイエンティストの篠澤にもう少し迫力を期待していたのですが、尻すぼまりの感。ただ、綿棒使ってちょっと変態だったのはよかった。
相変わらず、笑える下ネタというかエロネタは冴え渡っていました。連日のHで美和が疲れて、「休肝日があるんだから休肛日だってあってもいい」とボヤいていたのに受けまくりました。字は似てるけど。
二人の関係がさらに密接になってるのが伝わってきて、胸キュンでした。前回、渡瀬の下の名前を美和が知っていたエピソード、笑わせながらも愛を感じさせますね。今回の誕生日エピも同様に甘々。美和が、鼻血出そうという渡瀬ともどもカワイイ!この話の良さは、何と言っても攻受二人の魅力的なキャラクターと、妖精オヤジのファンシーなかわいらしさに尽きます。
腹巻の謎は回収されていないから、次回作もしくはスピンオフにも期待? -
Posted by ブクログ
部下×上司
ある日小さなオヤジに憑かれてしまった主人公は、オヤジから解放されるために男性の生気を集めろといわれてしまう。無事にオヤジから解放されたものの、オヤジ(自称妖精)はまたもオカマと交わって小型化してしまう。またもふりかかってきた憑かれた生活だったが、今は前回のトラブルで恋人同士となったパートナーがいた。
しかし、オヤジの影響でフェロモン増量状態になってしまった主人公は同僚や部下に襲われそうになり…
「なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど」の続編です。
どこから続くのかと思ったら本当に直後から続いた(笑)
オヤジ妖精が出てきたり、社内がそれなりの年齢の主人公にメロメロ(死語)になってたりと色々現実味がないお話。
なんですが、しっかりと現実の設定(社内の話とか)がされているからか、オヤジ妖精の性質のせいなのかギャグに走り過ぎないちょうどいい匙加減がいい感じです。
挿絵も世界観を邪魔せず、むしろオヤジ妖精の魅力が増幅されてる気がするのであってるなぁと思います。
で、次は?(笑)
(でも次っていうと、またオヤジが出てくるの前提なんですよねたぶん…。そろそろ攻めがキレるなぁ。温泉街で別れたんなら別カップリングでっていうのはどうなのかなー。素敵設定なので続編希望です) -
ネタバレ 購入済み
ギャップ受け
見た目は男前、中身は乙女。大好きです。
砂原さんの某作品が大好きな私としては、本当にワクワクしながら読み始めました!
読者にはわかる両方思いも大好物なので、そのすれ違いや攻の中々なクズっぷりも楽しく読ませて頂いたのですが…。
幼馴染みが絡む修羅場辺りから、人物の行動というより物語を進めるために物事が起こっているように感じてしまい、ちょっと気持ちが離れてしまいました。さらにその後の、受が修羅場になった幼馴染みのことよりも、自分の顔に傷がついたことばかり考えているのに引いてしまい…。
いやいや、当人からしてみれば大変なことだよ??とか、自分の気持ちの落とし所に目が向いて、その後のハッピーエンドを、満足な気持ちで読めなかったのが残念でした。
とても好きな設定の受だったので、消化不良で終わってしまって悔しいです。
また少し置いて再読し、新たな気持ちで読みたいなと思います。