Posted by ブクログ
2012年03月30日
「なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど」の続編。出ると思ってなかったので喜びました。
自称「妖精」さんの赤腹巻小人オヤジが、満を持して再び登場。今回は見えちゃってるんで、「…ほんと邪魔ですよね、それ」という帯のアオリに頷くばかりです。渡瀬が手刀でオヤジを気絶させたところは大爆笑でした。
前作が、...続きを読む美和⇒鳥海さん、渡瀬⇒羽多野さんでドラマCDになったので、その声で妄想再生するとますます萌え。
いなくなったと思ったオヤジ妖精が、あっさり美和の元に戻ってきてしまい、会社内でまた妙なエロ騒動が巻き起こります。もちろん、何があろうと渡瀬と美和の仲はゆるぎないので安心なのですが、同僚や部下にすり寄られる美和に、渡瀬は気の休まる暇もない毎日。さっさと精力を与えてオヤジ妖精に出て行って欲しい渡瀬は、美和とのHに激しく励むようになるのです…
というわけで、二人はHしまくりです。オヤジ妖精のせいばかりとは思えないイチャコラぶりで、エロ増量してます。場所も選ばず、車内でも社内でもとにかくいろんなシチュエーションでH。誰かに見られるかも、という危うさでドキドキしながら、部下の11歳も年下男に攻められる美和は、さらにオトナの色気がアップしていますが、さらに口調がガサツ。ギャップ萌え。
エロ描写がほんとに際立っています。状況が仔細で、二人の心情もリアルに伝わってきて煽られます。
一方ストーリーは、続編ということもあって想定内での展開でした。前作のインパクトを続編にも求めるのはさすがに無理だとは思いますが、もっときわどくて突飛な話でも良かった気がする。マッドサイエンティストの篠澤にもう少し迫力を期待していたのですが、尻すぼまりの感。ただ、綿棒使ってちょっと変態だったのはよかった。
相変わらず、笑える下ネタというかエロネタは冴え渡っていました。連日のHで美和が疲れて、「休肝日があるんだから休肛日だってあってもいい」とボヤいていたのに受けまくりました。字は似てるけど。
二人の関係がさらに密接になってるのが伝わってきて、胸キュンでした。前回、渡瀬の下の名前を美和が知っていたエピソード、笑わせながらも愛を感じさせますね。今回の誕生日エピも同様に甘々。美和が、鼻血出そうという渡瀬ともどもカワイイ!この話の良さは、何と言っても攻受二人の魅力的なキャラクターと、妖精オヤジのファンシーなかわいらしさに尽きます。
腹巻の謎は回収されていないから、次回作もしくはスピンオフにも期待?