塩野誠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ITベンチャー起業、ベイン&カンパニー等を経て、ライブドア証券副社長の立場でライブドアの一連の出来事を経験し、現在は日系コンサルティングファーム経営共創基盤にてパートナーを務める塩野氏が「スタートアップ」を切り口に、ビジネスとは?について纏めた一冊。
幅広い氏の経験が余すことなく反映されており、軽妙な語り口と相まって一気読み出来る読みやすさ。
20代社会人/学生をターゲットに記述されているが、可能な限り平易な言葉で説明している為、もっと下の年齢層も含めた、「18歳のハローワーク」的な読まれ方をされても良いかもしれない。もちろん、上の年齢層に取っても導入書や知識のアップデート用として非常に適している。
6章から成る本書の中で、日本の環境、仕事や労働でなく、「ビジネス」という観点・考え方の説明、その作り方や動かし方、実際にやってみたい場合に想定される将来など、マクロ-ミクロ、現在-未来と広範囲に渡って「ビジネス」に纏わる要素が語られている。
欲を言えば、本書によって向学心を刺激されるであろう読者向けに、推薦書リストを巻末に纏めて欲しかった。(脚注には随所に記載があるのだが。。。これも電子書籍になれば使い勝手が変わる部分かもしれない。) -
Posted by ブクログ
【メモ】
・プロフェッショナルが気をつけるべき服装のポイント
①清潔感を最優先する
②色に配慮する
③小物に注意する
④笑顔を練習しておく
・ビジネスプロフェッショナルが習慣付けるべき体調管理
①睡眠時間
-6時間以上
②バランスの良い食事
-塩分・油分は少なめ
-意識して野菜を多めに摂る
-夜中に食べない
③習慣的な運動
-ストレッチ
-トレーニング
-階段を使う
④ストレスマネジメント
-ストレスの原因を知る
-物事を整理する
-相談する
⑤身体のケア
-健康診断や人間ドックは欠かせない
-風邪への早期対応
・ビジネスプロフェッショナルとして最も重要な資質は学習し続ける能力→謙虚に自分が知らないことを認識して、貪欲に情報を収集していく必要がある
・プレゼンテーションの基本フォーマット
①状況の説明
②困難や問題
③困難の克服や問題の解決
④今後
・IGPIの8つの質問
①心は自由であるか?
②逃げていないか?
③当事者・最高責任者の頭と心で考え、行動しているか?
④現実の成果に固執しているか?
⑤本質的な使命は何か?使命に忠実か?
⑥家族、友人、社会に対して誇れるか?
⑦仲間、顧客、ステークホルダーに対してフェアか?
⑧多様性と異質性に対して寛容か?
・戦略家としての表現方法
①結論から述べる
②「AプランとBプランがあるが、自分はAプランが良いと思う、なぜならCであるから」と、必ず自分のポジションを取って言い切る
③ProsとConsで整理する
④アクションプランは実行可能性×インパクトで整理する
⑤論点はナンバリング、グルーピング、ラベリングする
・本は最高の投資対象
・戦略を学ぶにあたって歴史はアナロジーの宝庫
・政治的な動きこそがプロジェクト責任者の仕事 -
Posted by ブクログ
就活生向け本。働くって何、というざっくりした質問に向けて答えていく
●感想
私は正社員として働き始めて3年を超え、初めて意識的にジョブを変えるために動き始めている。ざっくりキャリアについて学び直したほうがいいかな、と思い、新卒時代に買って積読していた本書を手に取った。結果、就活生向けの本だった。
キャリアに関する45の質問に対して、著者が答えていく、という形式の本。この質問の大半が茫漠でおもしろくない。例えば、「エリートになるにはどうしたらいいですか」「仕事で成功するためのコツは?」「転職は何歳まで可能ですか」といった質問が並ぶ。こんな一般的な問いに対して回答して本に構成した著者はすごいが、一般論しか回答として並ばないので、読んでいて気づきがない。自分のキャリアに対して良いイシューを作ることができない、就活生向けの本と感じた。
読んで改めて気づいたのは、キャリアは個人的な問題である、ということだ。一般論を読むよりも、自分という人間の価値観や成果と向き合い、自分の置かれた環境で、何ができるのか、何をしたいのかを、考えていくのが大切である。自分の気持ちや価値観や経験を無視して、社会通念で自分のキャリアを選んだって、仕事が面白くなるわけがない。自分の頭で考え、自分から学び、世間にはないユニークなポジションを志向していきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレフルタイムで仕事に全力投球できる時間は、意外と短い。キャリアを考えるとは、自分の各人生でいつ、どんな仕事をして、どれだけ稼ぐかを考えること。
語学や会計は世の中からなくならない。
海外に目を移せば、たいていの業種、業界はツブシが聞く。
転職市場で一番価値があるのは、海外で資本提携、業務提携をまとめられる人材。海外プロフェッショナル、社内人材を使って上長や経営陣を説得できる資料を作り、社内をまとめる能力。段取り力やコーディネート力を持った人材が重宝され、出世する。
人文の得意分野+人事、経理、総務があると強い。
日本の市場や商習慣、日本語が喋れることが付加価値になる。
MBAでは、経営の論点として考える目次を頭のなかに作るために行く。論点が分かれば、部下を使える。人間力よりも実務力を上げること。人間力とは、「俺は会社を辞めるけお、お前ら何人ついてくる?」と言った時、何人ついてくるか。
「あの会社の○○さんが今度、早期退職するからうちに来てもらおう」と言われるのが40代、50代の理想的な転職。
円満退職するのは、上司を飛び越えない、金曜日に言う。
「うちの業界は特殊、他業界にはなかなか理解できない」と言う人ほど二流。
面接で頭をよく見せるコツは、
1) ポジションを明確にして結論から答える
2) 何について話すか、頭出ししてから話す
3) 暗算。25×25くらいまでを覚える。
「一番の失敗は何?それはなぜ失敗で、そこから何を学んで今はどう行動している?」
ビジネスの立ち上げる時にいつでも必要となる項目と人を使って組み立てられること。 -
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塩野誠著「世界で活躍する人はどんな戦略思考をしているのか?」中経出版(2014)
*今はお金よりもアイデアに価値があります。アイデアを持った企業や人材は、普通のお金はいらないと言い、お金を投資してもらうだけでなく、高度な知識と人脈ネットワークも欲しいと言います。アイデアを持つものは溢れたおかなえに知識も加わったスマートマネーを選び自分のアイデアを実現するためにより高度な知識へのアクセスを求めているのです。
*特定の企業の中だけで通用する知識やスキルだけなく横移動が可能な凡庸的な知識やスキルによって仕事が必要になる。
*あなたがいな日本において400万円の所得があれば、それは世界中で所得ランキングにおいて1%以内にはいる。国連開発計画によれば、地球上の12億円が1日1ドル未満、28億人が2ドル未満で暮らしている。我々は、想像を絶するお金持ちであり、高度な教育を受けたエリートと言える。すべては相対感。我々が世界の再貧困層の1人としてではなく、日本のような先進国にうまれたのはただの運。
*GDPのようにおおきすぎる数字をざっくり覚えておくのは重要。1位は米国で約1680兆円(20%)、2位の中国は約920兆円(11%)、日本のGDPは約500兆円(6%)。また、2050年には中国のGDPが米国を超えて世界一になると予測する人もいる。
*ヨーロッパのデンマークのGDPは約30兆円。日本の都道府県だとすると、神奈川県と同サイズ。アジアだとタイの38兆円に近い。いかに日本の経済力が大きいのがわかる。近隣の韓国は約130兆円で日本の25%程度。海外に出なければいけないという意識があるのは理解できる。
*ケインズ経済学では、国全体の供給をきめるのは需要。よって経済成長させたい場合は、国はん政策によって需要を拡大すべきだと考えている。その結果、公共事業によって積極的に需要拡大すると考えて、政府の経済介入によって大きな政府と呼ぶことがある。一方、自由主義を唱えたシカゴ学派のフリードマンは政府の介入に反対。ハイエクは、ここの企業が世の中の経済活動全体について理解はしていないが企業は知りうる情報の中で生産調整などを行っているとして市場全体としてはここの企業の行動が反映されていると考えた。つまり政府が積極的に介入すべきではないという考え方である。ハイエクやフリードマンは小さな政府を主張した。小さな政府は、政府の介入を極力減らして、民間でできることは民間に任せる。政府は規制緩和をすすめ市場原理に経済を任せるとする立場である。ハイエクとフリードマンの違いは、ハイエクは人間を非合理的な存在としたのに対して、フリードマンは人間を合理的な存在と捉えたことである。 -
Posted by ブクログ
主にM&Aを行いたい人向け。はじめににも書いてあるけど、この本はそれ以外の人が読んでも有益ではない。著者のプロフィールが、現在の仕事とリンクしていなければ、為にならないはなしばかり。
プロとは何ができる人かをまとめると、【商売をまとめることができる】ということかと思う。
アイデアを提案し、契約を結べ、サービスを提供し、金銭に還元できること。もちろん、資金が足りなければ、株式発行などで資金を調達できることも必要。提案では、具体性を持たせるため、数字を盛り込んで話せるかも重要。
リーダーとは、覚悟と想像力を持っている人。
行動にポジティブな意味づけができること、他人に今より良い状況をイメージさせられること。