あらすじ
これから就職活動を始めようとしているみなさん。 まさに今、就活中のみなさん。そして、これから働き始めようとしていたり、すでに入社して少し時間が経ったみなさん。この本では若いみなさんの働くことに関する疑問や悩みごとについて、ひとつひとつお答えする一問一答形式をとっています。20代のみなさんが知っておくべき「世の中の常識」はたくさんあります。ぜひ「こんな考え方もあるのか」と思って読んでください。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
様々なキャリアをつみグローバルに活躍してきたしてきた人の働き方、そもそも働くとは何なのかが書いてある指南書。
漠然とした大学生のイメージに対して例えや平易な文章を使って答えている。理想と現実われわれがイメージしていることが、おおよそ見当違いなことがわかり手に取って良かった。
以下備忘録
キャリアを考えるとは、人生の各段階でいつ、どんな仕事をしてどれだけ稼ぐのかを考えるということ。
フルタイムで働ける時間は案外短い。体力的にも、家族の介護、家庭を持つなどによって。
活躍している若手経営者ヤビジネスマンはたくさんの失敗経験と、1つくらいの小さな成功体験の両方を持っている。自分一人でも主体的になり何かをやり遂げた人が多い。
若いときには恥をかいて色々吸収する。
産業別平均賃金、厚生労働省
20代は投資の期間。
上場企業平均年間給与、東京商工リサーチ
経理会計ができる営業マン、市場価値をどうやったら高めることができるか。
ツブシがきくもの、法学、会計学とか
ベンチャー木企業のリスク、倒産数。、
Posted by ブクログ
もっと若いうちに読みたかった。若くない人間が読むとぐさぐさ突き刺さる本である。しかし逆に綺麗事だけではないことを伝えているというのも良くわかる。
「東洋経済オンライン」でのキャリア相談の文章が秀逸で思わず買った本である。こんなウィットに富んだ文章を書けたらな、と憧れる(そして本の目的とまったく異なった読み方をしている)一冊。
Posted by ブクログ
キャリア設計を予めたててから就活を始めようと思った。「何がしたいか」も大事だけど、「何年後にはどうなっていたいか」も大事。
全体的に頭良い人が書いてるんやろうなあって感じの文章。でも「働くこと」の本質と「働くこと」を支える周辺(日常生活とか)について、現代だからこその捉え方がたくさんあって、これから就活を始める自分にはすごく参考になった。
面接のコツもちょこちょこあって良!
メモ:会計、語学、人事はどの分野でも生かせる!
Posted by ブクログ
就職する前に、社会のアレコレの常識を知ることができてよかった。
仕事は勿論大事だか、仕事が全てではないということも改めて感じた。
仕事人間にならないよう、たった一度の人生をしっかり謳歌したいと思う。
Posted by ブクログ
転職の考え方・就職までの考え方を知ることが出来た。自分には関係ないよなという先のことまで書いてあったが、よくよく読んでいくと関係なくないよな…と気付かされる。
将来の事なんてまだ何も分からないからこそ、色んなことを考えて準備しないといけない。
Posted by ブクログ
若いうちに失敗をして、耐性をつけておくこととか、集中して働けるときは意外と短いと書いてあり、頑張れるときに頑張りたいと思った。就活でも、給料だけじゃなくて、自分のしたいことができるかとか、成長できるかとか周りの人がどんな人とかも大事だと考えてやることも大切だと思った。自分の器を大きくするためにも海外にもなるべく早く行きたいなと思った。
Posted by ブクログ
多くの転職から得た知見や、企業再生や経営コンサルとして見てきた多くの優秀な社員や経営者を見てきて感じたことをもとに、学生や新社会人に向けて、社会人の現実を開設した良書。
著者の経験に基づいているうえに、論理的で明快な文章で綴られているので非常に読みやすい。厳しい現実もあまり誤魔化さずに言及しているが、悲観論に走りすぎることもなく好感が持てる。
内容やアドバイスの多くは、ここ一年で読んだ就活本や就活を通して考えたことと被ることが多いうえに、結局は個別の事例によるもので、最終的にはその都度考えるしかない問題も多く含まれていたので、さほど重大な発見はなかった。
ただ、社会人になったら悩みそうな問題、例えば転職の際の作法やMBAの価値などについては目新しかったが、それはまた社会人になったら読めばよいだろう。
Posted by ブクログ
不安定で厳しい社会にもうすぐ飛び込むのだ
自分で自分をつくりあげないとすぐに目の前のことに押しつぶされてこんなはずじゃなかったなんてことになってしまいそうだ
とても怖いけど私は自分の目で世界を見てみたいし、大好きな人と子供たちと笑って過ごしたい
当たり前の幸せを掴むのにも想像以上の努力が必要なんだと思った
Posted by ブクログ
対象読者層ではないが、非常に面白く読めた。
経験の密度と累積思考量の差、かな。
この若さで、特に専門家というわけではないのに、
この内容を書けるのは。
この分野に関して、自分が一番考えている、そう言える分野を早く持ちたいもの。
Posted by ブクログ
就職活動を始める前に読んでおくのがベストですが、社会人になってからでも十分参考になります。
知りたい疑問に、鋭くありながらも丁寧に回答してくれており大変読みやすい一冊。
巻末の文献リストも参考にしてみようと思います。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれ即読破。
就活生、転職を考える人はじめ仕事に関して何か思う人は是非触れてほしい一冊。
既に語りつくされた感のある当たり前のことも言ってるけど、
きっと新たな発見、次への一歩が見つかるはず。
個人的には一つ一つもっと具体的ケースの深堀あっても面白かったかと。
とりま、キャリアと聴いて反応する方は必読です。
Posted by ブクログ
仕事をするとはどういうことか、ということについて、一問一答形式でまとめた本。
読む時期によって、この本の価値が変わってくると思う。これから就活を始める人や就活中の大学生は、ぜひ読むべき。私のような入社後間もない人も、十分本書から得ることは多い。
個人的に心に残ったのは、マルチタスクが出来ないとダメだというところ。当たり前の話であるが、私自身、マルチタスクが出来ない人なので、うまく工夫して複数のことを同時に進める技量を磨きたいと改めて思った。
Posted by ブクログ
就活生向け本。働くって何、というざっくりした質問に向けて答えていく
●感想
私は正社員として働き始めて3年を超え、初めて意識的にジョブを変えるために動き始めている。ざっくりキャリアについて学び直したほうがいいかな、と思い、新卒時代に買って積読していた本書を手に取った。結果、就活生向けの本だった。
キャリアに関する45の質問に対して、著者が答えていく、という形式の本。この質問の大半が茫漠でおもしろくない。例えば、「エリートになるにはどうしたらいいですか」「仕事で成功するためのコツは?」「転職は何歳まで可能ですか」といった質問が並ぶ。こんな一般的な問いに対して回答して本に構成した著者はすごいが、一般論しか回答として並ばないので、読んでいて気づきがない。自分のキャリアに対して良いイシューを作ることができない、就活生向けの本と感じた。
読んで改めて気づいたのは、キャリアは個人的な問題である、ということだ。一般論を読むよりも、自分という人間の価値観や成果と向き合い、自分の置かれた環境で、何ができるのか、何をしたいのかを、考えていくのが大切である。自分の気持ちや価値観や経験を無視して、社会通念で自分のキャリアを選んだって、仕事が面白くなるわけがない。自分の頭で考え、自分から学び、世間にはないユニークなポジションを志向していきたい。
Posted by ブクログ
タイトル通りの本。20代の人が読む内容。当たり前のこともあり、一般論もあり、正論が多い。そういう意味では成功本、自己啓発本とは対極を成すように思える。小市民のための本か。
Posted by ブクログ
フルタイムで仕事に全力投球できる時間は、意外と短い。キャリアを考えるとは、自分の各人生でいつ、どんな仕事をして、どれだけ稼ぐかを考えること。
語学や会計は世の中からなくならない。
海外に目を移せば、たいていの業種、業界はツブシが聞く。
転職市場で一番価値があるのは、海外で資本提携、業務提携をまとめられる人材。海外プロフェッショナル、社内人材を使って上長や経営陣を説得できる資料を作り、社内をまとめる能力。段取り力やコーディネート力を持った人材が重宝され、出世する。
人文の得意分野+人事、経理、総務があると強い。
日本の市場や商習慣、日本語が喋れることが付加価値になる。
MBAでは、経営の論点として考える目次を頭のなかに作るために行く。論点が分かれば、部下を使える。人間力よりも実務力を上げること。人間力とは、「俺は会社を辞めるけお、お前ら何人ついてくる?」と言った時、何人ついてくるか。
「あの会社の○○さんが今度、早期退職するからうちに来てもらおう」と言われるのが40代、50代の理想的な転職。
円満退職するのは、上司を飛び越えない、金曜日に言う。
「うちの業界は特殊、他業界にはなかなか理解できない」と言う人ほど二流。
面接で頭をよく見せるコツは、
1) ポジションを明確にして結論から答える
2) 何について話すか、頭出ししてから話す
3) 暗算。25×25くらいまでを覚える。
「一番の失敗は何?それはなぜ失敗で、そこから何を学んで今はどう行動している?」
ビジネスの立ち上げる時にいつでも必要となる項目と人を使って組み立てられること。