籘真千歳のレビュー一覧

  • スワロウテイル人工少女販売処

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    近未来ファンタジー。まず、世界観の理解に時間がかかるちょっと難しい小説。ミステリ要素も含んでいますが、表に出ているのはファンタジーかなと思います。
    全体的に人間の倫理感を問うような問題が多い。科学の急速な発展に対する、これからの将来を案じているような雰囲気。
    そこに、人間の男女間における「性」の問題が絡んだような、近未来にありがちな生々しさも絡んでいます。

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    2014年01月15日
  • スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの

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    悲しい最後。
    けど、なんとなく明るい未来が見えるような。
    ただ、途中まったく話の筋とは関係なく哲学の垂れ流しがあったりラノベらしさが抜けない形容詞節の冗長さが少し残念。
    ストーリー自体はとても良かった。

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    2013年12月21日
  • スワロウテイル人工少女販売処

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    タイトル的に『観用少女(プランツドール)』の人工知能verみたいな感じかな、と思っていたら違ったような、でもそう大きくは違わないような。
    わりとSFで、アニメが1クール作れそうなくらい面白い設定がたくさん。
    揚羽と洋平の関係がにやにやものというか、最初からフラグ立ってると思うんですがこのままなんだろうか。
    ところでデビュー作の『θ 11番ホームの妖精』って、なんか聞いたことあるなと思ったら電撃文庫ですよね?たしか一時期ちょっとだけ話題になって、買おうかどうか悩んだような…結局どうしたんだっけ…ちょっとチェックしてみようかな。

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    2015年10月18日
  • スワロウテイル/幼形成熟の終わり

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    物語の世界観、ストーリーはとても良いのですが、とにかく文章が読みにくい。過剰で大げさな文体が鼻をつく感じがしてしまいます。これが良いという方もおられるでしょうが、私には合いませんでした。アニメ化したらすごく良い作品になるかもしれませんね。

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    2013年09月16日
  • スワロウテイル人工少女販売処

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    世界観はとても良くできていると思うのですが、今ひとつのめり込む感じにはなりませんでした。
    文章が今イチなのと、変にお涙頂戴な部分があって、興ざめする感じが拭えませんでした。

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    2013年08月29日
  • スワロウテイル人工少女販売処

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    設定は好き。固めのSFで読みごたえがある。ある種のディストピアと化した東京の幻景はすごくわくわくする。
    でも文章がちょっと鼻につく。凝りまくった比喩の羅列とか、ライトノベルライトノベルしたキャラ造形とか、あれこれハヤカワさんでいいんだっけ…? とレーベル確認したくなる感じ。ちょっと書き込みすぎじゃないかなー。どこもかしこも主張しすぎててうるさく感じられてしまった。

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    2013年03月19日
  • スワロウテイル/幼形成熟の終わり

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    最初、前巻との整合性がとれない始まりに混乱してしまい、そこが鍵とわかっていても違和感に阻まれて没頭できませんでした。(だよねー、○○っ娘じゃなかったもんねー)

    よくここまで収斂させたなとは思います。ミスリードというにはズルい手だとは思いますけどね。

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    2013年02月22日
  • スワロウテイル人工少女販売処

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    これだけの舞台装置がもったいない。連作短編の形式にして、幾つかの事件を経た後、“傘持ち”事件を描いた方が良かった気がする。もっともこれでは一冊に収まらないが。

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    2012年12月22日
  • スワロウテイル序章/人工処女受胎

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    86:前二作の前日譚に当たる、揚羽が五稜郭の学生だった頃の物語。細切れに読んだせいか、人物関係や団体の思惑がこんがらがってよく理解できず、上辺だけをなぞって読み終えてしまった感じ。ヒトが作った意識体「人工妖精」という設定は大好きだし、面白い。このまま「?」のまま本棚に並べるのは勿体ないので、時間を作って通して読みたいな。

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    2012年11月26日
  • スワロウテイル人工少女販売処

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    背中の羽以外、見た目がそっくりな人造人間=フィギュアの話。時代は近未来。人類全体がどうこうというより、フィギュアや取り巻く人間個人の話。「「θ―11番ホームの妖精」を描いた人らしい作品だと思った。

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    2012年01月29日
  • スワロウテイル/幼形成熟の終わり

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    前作から約1年後。人間と人工妖精、それに魂のないマネキンが絡む事件。
    揚羽・陽平・鏡子がそれぞれの事件を追いかけ、やがてひとつに交錯してゆく・・・といったところでしょうか。
    うーん、、ルビが多すぎて読みにくい。わざわざそう読ませる必要性があるのか疑わしいものにまでルビルビでどこを読んだらいいのか収拾がつかなくなった。。あと説明してある文章に説明を求めたくなるというか・・とにかく文章が難解。。。
    なんだか最後まで読んでもふに落ちないというか、なにかが引っかかったまま終わってしまった( ・ω・)
    盛り上がりにいまいち欠けるまま終わっちゃったかんじがもったいなかった。

    しかし相反するキャラクター同

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    2012年01月13日