黒沢要のレビュー一覧
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交換ノートという響きと、医者と花屋とパン屋?めちゃくちゃわかんないけど可愛いなぁタイトル!と手に取りました。
可愛かった。癒やされた!ぶっちゃけ、BなLではありました。それはびっくり。でもなんというか、某漫画(ドラマにもなったあれ)みたいで、ご飯がおいしそうでえちではなく、ただひたすらほんわかしている仲の良い二組だった。それぞれ仕事の苦労はあるはずだけど、プラス思考だし自分の仕事が好きなんだなぁという描写ばかりで、羨ましくも反省したりなど。プラスに捉えたほうがいいよね。そうだよね。
…で、これから読んじゃったんだけど、これシリーズ4作目?(笑)おや(笑)でもぜんっぜんこれだけでも楽しかった。交 -
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凪良ゆうさんの原点に触れられた…!あとがきで拙い!とおっしゃっていたけど、すごく素敵なお話だった。恋愛って、自分にできないこと、自分にないところに惹かれるよね!というのを具現化してくれた物語。『滅びの前のシャングリラ』の読書ノートを書いた直後に本作を少し読み返すと、同じ温度を持ったあたたかい文章に、心から力がふっと抜けた。凪良さん、だいすき!
p.232 かっと頬が熱くなった。彼を傷つけた世間一般というナイフを自分も持っている。相手の凶器を非難しながら、自分も凶器を振り回す。愛は身勝手で傲慢で愚かだ。
「・・・・・・・僕は、恥ずかしくてたまりません」
「なんで?」
「僕は矛盾の塊だ」
「そ -
ネタバレ 購入済み
原作既読。
単行本一冊に綺麗に纏められていて良かったと思う。受けさんが詐欺を働く目的を思い描くところ、それを攻めさんに語るところ、さらに目的が達成されたところ、それぞれの受けさんの表情が、原作から感じイメージしたものとは違った。けれどもこれはこれで佳いとも思った。
やっぱり、もう少しボリュームを持たせて描ききって欲しかった。 -
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これまで凪良ファンを語りながら、一般文芸ジャンルばかりを読み続け美しい彼以外はBL作品を手に取ってこなかったけれど、今回この作品を手に取って一行目から驚いた。
文芸作品では一度も描かれていない神の視点描写の凪良作品。透寄りではあるにしても、一人称でない文体で書かれる凪良作品は非常に新鮮だった。
一人称だからこそ描ける繊細さ、感情を抱えた本人にしか(場合によっては本人すら)気付けない心の機微を紡ぐ作家さんだと思っていたので神の視点で作品を描いてもこんなに繊細に物語を紡げるのか。と改めて凪良先生の底なしの才能と深みを堪能できた作品でした。
相変わらず読みやすいけどそれでいて優しく繊細な至極の一作 -
匿名
ネタバレ 購入済み多感な時期の恋
兄貴なんかより自分を見て欲しいけど友人ポジションを失いたくないから現状で満足しよう、とする伊織くんに突然告白?した理人。どう返事するんだろう。絵がきれいで読みやすかった。
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購入済み
BLはファンタジーだから受けちゃん生き返らせてよ!!!と泣きながら、叫びながら忙しく読みました。
ちょっと時系列が狂って戸惑う部分もあったんですけど、本当にこんなに泣いたの久々です。