渡辺静のレビュー一覧
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ネタバレ1巻で完結の作品です。もったいない笑
絵は可愛らしい感じですが、キグルミということで、人形のようなものも出てきます。しかし、このキグルミがまたファンシーであるけど、ちょっと猟奇的で魅力的です。
ストーリーはちょっと説明しずらいのですが、街で突然死する事件が発生しており、ヒントは「みんなキグルミに殺された。」
要するに事件は閉鎖空間で行われていて、その閉鎖空間が開けばそこで殺された人も死んでるってものです。目的とか因縁とか色々人間関係はありますが、1巻で終わるのでちょっとはしょってます。よくあるバトルものには違いないです。
もっと長ければ良作になった気がするんですが・・・。個人的にはかなり好きな -
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設定が設定なんでエロいんだけど下品さや下卑さを感じない絵柄、“可孵化”の秘密にテンポよく、説得力のある過程を踏んでいく、少年漫画らしいハラハラできるストーリー、これらも、『思春期のアイアンメイデン』を面白く感じる理由であるが、私が、この漫画を好きな理由は他にある
多感、その一言に尽きる、男子中学生の、自分の本当のキモチを誤魔化すどころか、全く気付かずに、好きな女子に対して、滑稽なまでに痛々しい言動、対応、感情のぶつけ方をしてしまう、後悔・葛藤・絶望を綯い交ぜにしてしまったカッコ悪い所を、鮮やかに描いている点が、何よりも好きなのだ
泣きまくり、割った額から血を垂れ流し、全力疾走の末に山頂で、よう -
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ネタバレ10年に一つの最強設定。
自分の創作キャラが実際に具現化したお話。
斬新だと思ったら、赤松先生もやったことあるらしい。
ここから、「そいつがお前の創作キャラか!ならば、俺も見せてやろう。”デウスエクスマキーナ”属性は鋼!!」
「ククク、俺を倒したとしても創作キャラはお前と俺を除いても後98体存在する!これは自分たちの創作力を試される戦いなのだ!」
主人公はノートが燃えたために、新たな設定を書き込めないというハンデを負っている。他のクリエイターは新たな設定を自由に加えることで戦いを優位に進めている。
しかし、10年間の創作期間はトップクラスであるため、主人公が思いだしさえすれば、突破しうるの -
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ネタバレ冨樫義博と久保帯人の洗礼を受けなかった呪術廻戦的な印象を1巻の頃から受けている。キャラのノリはブラッククローバーに近い。つまり、ザ・王道。
この2巻は主人公の初任務、同級生のキャラ・能力紹介。そしてライバルクラスの登場&因縁と王道能力バトルのテンプレどおりの手堅い構成。
しかしながら悪霊を問答無用で全てデジタル化してしまった設定はユニークで、かつ本編で描かれていないところまで細かく練られている感じの丁寧さが好印象で、さらにその大前提とリンクした「霊媒師としては破格の才能の持ち主なのにデジタル化できなかった前時代のアナログ人間なせいで霊がデジタル化してしまった現在は100%の能力を発揮で -
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死者のSNSアカウントが霊になるというコロンブスの卵的な設定で面白かった。キャラ配置が某廻戦の5、虎、伏、薔あるいはガチ某のエンジン、ルド、ザンカ、リヨウみたいでおぅふ……てなったが、これは現代漫画のメインストリーム、鉄板のキャスティングでもうそういうものだと認識を改めよう。霞流がいい味出してる。
学園の設定も良かったが、せっかく霊が電脳化する設定なのに実際の戦闘はスマホから出てきて物理バトルになる点はいただけない。逆に縁城たち霊媒師が電脳空間に入って戦う方がより独自性を出せたかな?と思うと残念。ただ、少年誌的な見栄えは物理のほうが良いので難しいところ。 -
購入済み
面白い!
面白いです。
良くも悪くも少年漫画的、心理描写や感情表現もきちんとしつつ、サラッと読めます。
ラストは物語の展開上、その時点で一番良い方向にまとめました!みたいな感じで読後感は悪くないです。
途中から主人公が交代するのですが、ちゃんとそれが伏線になるのでご安心ください。
デスゲームジャンルだから仕方ないですが、生き残って欲しいキャラも死んじゃうのが惜しい。