あらすじ
最愛の妹を亡くした元炎上系配信者・縁城蒼吏は、現代の幽霊である“化け垢”と戦う力「電能」に開眼し、霊媒師学校「弥電学園」へ編入することになった。そこで蒼吏は、妹の死には霊媒協会最大の敵『寂しがり屋のK』が関与していることや、蒼吏の電能が奇しくも『K』と同じ、触れたモノの命を吸い取る呪われた炎「鬼火」ということが判明する。そんな中、家電量販店へ“化け垢”掃討の初任務に挑む! 除霊はチームプレイ! 初任務で認めさせろ、己が存在を!!
...続きを読む感情タグBEST3
匿名
痣木先生規格外だったんだ、なのにアナログ霊力だからって自分をオヤジ扱いしてるのが悲しい
学園都市作れるぐらいなら霊力のデジタル変換器の性能もっと上げる研究しようよ
せめて7割ぐらいは出力してほしいな
Posted by ブクログ
冨樫義博と久保帯人の洗礼を受けなかった呪術廻戦的な印象を1巻の頃から受けている。キャラのノリはブラッククローバーに近い。つまり、ザ・王道。
この2巻は主人公の初任務、同級生のキャラ・能力紹介。そしてライバルクラスの登場&因縁と王道能力バトルのテンプレどおりの手堅い構成。
しかしながら悪霊を問答無用で全てデジタル化してしまった設定はユニークで、かつ本編で描かれていないところまで細かく練られている感じの丁寧さが好印象で、さらにその大前提とリンクした「霊媒師としては破格の才能の持ち主なのにデジタル化できなかった前時代のアナログ人間なせいで霊がデジタル化してしまった現在は100%の能力を発揮できない現状(それでも強い)」事が描かれる一階乙組担任、痣木先生のキャラ設定も実に上手いし面白い。(そして、ついつい五条悟と比較してしまう……)
今のところ読んでいて気になる点は、高い画力の綺麗な絵柄のせいで逆に奇抜さに欠けて全体的におとなしめな見た目のキャラデザが多いとこかな。。。特に痣木先生のモブっぽい地味な見た目がほんと勿体ない(……が、敢えて「今は」そうしてる可能性もあるかも)