吉田利子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1.引き寄せの法則
思考がすべてを引き寄せる。望むことも、望まないことも。望むことを引き寄せるために重要なのは、創造しているときに自分が自分に満足していることで、わたしは自分自身を眺めて確かに満足していること。
2.意図的な創造のプロセス
望むことの逆のことを考えてしまうときは、感情のナビゲーションシステムを使い、自分が考えていることが、自分の意図と一致していない、ネガティブな気持ちになるときは、その考えから離れればいい。私が考え、信じ、期待したことが実現するということを頭に叩き込み、自分の思考をプラスに向ける。
3.許容し、可能にする
願うことの実現が可能だと信じて認めること。ありのままをまず認め、そして多様な世界のなかで自分の望む現実を作りだすのでなければ、願いは叶わない。
4.節目ごとの意図確認プロセス
日々を過ごすなかで、節目ごとに今最も重要なこと、経験したいことに意識的に思考を向ける。
宇宙は無限であるから、自由に生きようということを、段階的に説明してくれているのだと思います。抽象的ながら信じて実践する価値のあるものだと思います。 -
Posted by ブクログ
例えば、生来の盲目の患者が、いきなり視力を回復した話。
まあ、それはほんとに良かったですね〜、と健常者は祝福する。しかし当の本人はいきなりいろんなものが見え始めたから、かなり混乱して、とても気持ち悪い。あまりに今までの生活と違うので、早く元の世界に戻りたくてしょうがない。
そして、その願いは叶う。また突然、盲目になった。まあ、それはなんと言葉をかけていいのか… と健常者は思うが、本人はいたって快適のようだ。
良かったとか残念とか、そういうことは傍観者の価値観でしかない。
そう、これは余計なお世話なのだ。
いきなり世界がモノクロになった画家の話や、見たものを細部までなんでもかんでも覚えてしまう人や、その反対に経験したことをすべて忘れていく人の話など、豊富な症例が紹介されている。
患者とか症例とかいう言葉を使ったが、そもそもこれも健常者の価値観の投影なので適切ではない。彼らは彼ら自身の価値観と能力で、彼らの世界を謳歌している。
双方の間に横たわる障壁は高いかもしれないが、その差は異常と正常や優劣の差ではなく、単なる文化の差でしかない。
脳の不思議が堪能できる本でもあるけれど、これは異文化交流の本でもある。
目からうろこだった。 -
Posted by ブクログ
これまで5回ぐらいは読んだ気がする。
それなのに、僕は全然この本の本質を読み解くことができていなかった。
きっとそれまで僕のレベルが追いついてなかったのだろう。
それまでしていた勘違いが消え、見えなかった概念が見えるようになった感じがする。
レベルの高すぎる専門書、とでも言おうか。
前置きでヒックス夫妻は、「特に難解でもなければ単純でもなく、ここに書かれているのは実践的で先端的な情報」と書いているのだが…あえて言おう、難解であると。
それまでも同著者の引き寄せ関連の本、ロンダバーン氏のシークレットシリーズを何度も読んでいたのだが、今回の読書でかなりのことが理解できた。
スパッと。竹を割ったように視界が開けた、というか。
この本には初めて引き寄せの法則を知った時と同じ感動が詰まっている。洗練され研究され尽くした宇宙の法則が、わかりやすく33の判例をもとに説明されている。
もし来世に持っていくとしたら、今のところこの本以外にありえない。
エイブラハムの教えは他の本でもいろんな形で紹介されているが、この本だけを読み続ければ十分事は足りるだろう。それだけの力を秘めたメッセージがここにある。
細かいことを言うと、この本は他の引き寄せ関連書と若干異なる理論を提唱している。
「ザ・シークレット」(ロンダバーン著)と比べると、ザ・シークレットの中でかなり限定的だと思われていた引き寄せの法則が、実はもっと簡単で、もっと楽しめるものだとわかるはずだ。
ザ・シークレットにはかなり限定的な手法しか書かれていないと言い換えることも出来る。
(これは別にザ・シークレットという本を批判しているわけではないのであしからず。僕が引き寄せの法則を知ることができたのはあの本のおかげだし、これまで何度も読んできて未だに力を感じられる素晴らしい本だ。)
ただ、引き寄せの法則のルーツはエイブラハムであり、ヒックス夫妻である。そこを忘れちゃいけない。
本当の引き寄せの法則は彼らにしか語りえない。
ここに全ての始まりがしるされている。
そういう意味でも、僕はあなたにこの本を強く薦めたい。
愛をこめて。 -
Posted by ブクログ
人間の脳がいかに可塑的で適応能力があるかをわからせてくれる本。脳の障害はある意味で突然変異と同じ意図で人類がわざと発生させているのではないかとさえ思わせる。ひとつの短所は長所と裏返しでしかなく、その意味で知的障害は当人にとっては大きな苦痛を与えるが、人類の長い歴史にとって必要なことなのかもしれない。
火星の人類学者ではもし人造人間が出来たら彼女のようになるのかもしれないと少しぞっとしたが、そのような彼女に対して著書と同じように抱きしめたい感情になった自分に複雑な思い。
本書の症例は特殊な状況ではあるが、あとがきにもあるように、じつは「人間が置かれた普遍的な条件」を拡大させて見せているにすぎない。彼らの置かれた状況は我々の人生にもより緩やかな形であらわれているのである。 -
Posted by ブクログ
これはほんとに良く出来た医学ノンフィクションだった。内容忘れたら訳者のあとがきにうまいまとめがあるので、それを参照してほしい。一応一言でまとめておくと、以下の7つ。?色盲になってしまった画家の話?記憶が1960年代で止まって更新できなくなってしまった男の話?トゥレット症候群(チックのような行動や発言をしてしまう病)の外科医の話?40年全盲だった男が視力を回復した話?少年時代を過ごした村の記憶がとめどなくあふれだしてしまう画家の話?自閉症(サヴァン症候群)の天才少年画家の話?自閉症の天才動物学者♀の話(火星の人類学者)全て質の高い物語だが、なかでも出色は?、?、?。?の男の父親が死んだ時のエピソードで危うく泣きかけた。?では、自分を締め上げる機械を自作してそれによってやすらぎを得るということを無感情に告白することの悲哀を感じた。これ原題は"An Anthropologist on Mars - Seven Paradoxical Tales"ってなってて、副題の部分は直訳すれば、「矛盾に満ちた7つの物語」ってなるわけで、邦題とだいぶ違ってる気がする。おそらく分かり易さ・瞬発力を重視したんだろうけど、原題の方がかっこいい気がする。まあParadoxicalのうまい訳がないから伝わりづらいってのもあるんだろうけど。
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Posted by ブクログ
全ての章を通して「今にある」ことを主張している。
「今にある」ことで、エゴによる感情や物質への同一化をやめようと主張しているわけだ。
私も一時期、高級な時計が欲しくて悩んでいた。
時計は時間を見るためのツールではあるが、工芸品としての側面も持ち合わせており、高いものは数百万に及ぶ。つまり、この高級品に自身を同一化することで、自身さえも価値が高いと錯覚したかったのだ。今ではこのような収入に見合わない贅沢品よりも、今にあることにお金を使うことにしている。
それは家族、恋人のためであったり、旅行の経験だったり様々であるが、この本はその類の気づきを与えてくれるのではないだろうか。