緒川千世のレビュー一覧

  • 赤のテアトル

    購入済み

    すき

    とてもとてもとてもすきなかんじでした。

    1
    2017年05月30日
  • 赤のテアトル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    側近ゴーストデザイナー×美しい青年社長ですごく面白かった!亡き母が起こし、自分が継いだブランド・アバルキンを一流にする為(一番はアダムを繋ぎ止める為)に体を売るユーリの姿が健気だったけど、だんだん体も心もぶっ壊れていく姿がすごく痛々しかった。壊れるまでこの舞台で踊り続けるのだろうか、と思ったらラストは二人静かに幸せそうに暮らしててじんわりした(過去は引きずっていそうだけど・・・)飄々として読めない人だったけど、叔父のミハエルが一番家族思いだったのかも(まさか彼メインの短編があるとは!)この話を読んで美青年のハイヒール姿ってすごい綺麗なんだな、と。

    2
    2017年05月07日
  • 赤のテアトル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まず、表紙から楽しませてくれます。美しいユーリ、そして表紙をめくるとアダムが、、、
    二人の関係性は恋ほど優しいものではなく、愛ほど尊いものではない。と、思っていたけれど、読み進めていくと、なんて不器用に恋してなんて下手くそに愛を伝えているのだろうと思いました。
    二人はただ、ハイヒールを通してでしか気持ちを伝えることができず、自分の価値を相手に伝えられていなかったのかもしれないです。
    アダムがユーリを好きすぎてぶっとんでるなぁと思っていましたが、そんなアダムを受け入れ求めるユーリは本当に綺麗でした。
    きらびやかな社交界に二人の居場所は無くなってしまっていたけれど、二人が本当に欲しかったものはそん

    2
    2017年04月27日
  • 赤のテアトル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学園ものからシリアス、ラブコメまで様々なジャンルの作品を描ける緒川センセ。
    「カーストヘヴン」の続巻も待ち遠しい中、届いた新作は側近ゴーストデザイナー×健気なミューズの主従逆転ラブ。
    赤いハイヒールが物語の核になっているのが一目でわかる、インパクトある表紙レイアウトが秀逸です!

    パリのファッション界で超有名なブランド靴店、「アバルキン」がどうやってそこまでのし上がってきたかを描いたストーリー。
    ゴーストデザイナー、枕営業、ハイヒールを履いたアンドロジナスのミューズ…などなど、衝撃的な話が次々と飛び出し息つく暇もない展開で、しかも時代の潮流にのってるというか…ジミー〇ュウとか、ルブ〇ンとか美し

    2
    2017年05月02日
  • カーストヘヴン 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    隙あらば、刈野を陥れようとする梓ほんと可愛くない(だがそこがいい)でも素直じゃないけど母親思いだよね、彼。なんとなく梓とあつむは、梓が素直になれば仲良くなりそう・・・?まぁ周り(刈野と久世が黙ってないだろうけど 笑)
    あつむが久世を理解するのが唐突な気もしたけど、ラスト自分の意思をきちんと持てるようになったのが良かった。でも結局このカースト制から逃げ出せないのか。あと久世くんあつむ前でめっちゃぶりっ子w
    学校に外の人間である教育実習生がきて、最終日にこのクラスの異質さ階級ゲームに気付くんだけど自分も参加したいと願望を持つ側の人間でゾックとした。刈野兄はいきなり弾けちゃって驚いた(笑)彼氏の仙崎

    2
    2017年04月12日
  • カーストヘヴン 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    クラスカースト物って避けてたんだけど、すごく面白かった。クラスのキングだった梓が、自分より下だと思っていた刈野に裏切られて最下位層のターゲットに堕とされて色々な標的になるのだけど、階級に屈服しないで噛みつきまくるので重くなり過ぎなくて良かった(かなりひどい目にあうけど)久世×あつむ編では、同じ時系列の話を二人視点からみると・・・・とい感じで面白かったです。それにしても、この学校カースト制度に依存し過ぎてて怖いな。

    0
    2017年04月12日
  • おいたが過ぎるわ子猫ちゃん 【電子限定おまけマンガ付】

    Posted by ブクログ

    「寝込みを襲うんじゃねー!
    この万年発情エロオヤジ!」

    花の男子高生・小森弓太と、その親戚・河西越郎。
    ちゃらんぽらんな越郎は女グセが悪く、弓太にまで何かとちょっかいをかけてくる。
    そんなある日、越郎が弓太をかばって名誉の負傷! 弓太が住み込みで越郎をお世話することになったから、さあ大変!
    果たして弓太は越郎のエロエロ攻撃をかわしきることができるのか⁉︎
    ふしだらな狼さん×なまいき子猫ちゃんのドキドキ同居ライフスタート♡

    0
    2017年01月27日
  • おいたが過ぎるわ子猫ちゃん 【電子限定おまけマンガ付】

    購入済み

    泣ける

    タイトルなどからエロエロ物かと思いきや日常感溢れる2人のお話でほのぼのしました。
    緒川さんはたまに絵が雑になるところがあったりしましたが、この作品に愛情があるのか全てが丁寧に描かれてとても良かったです。
    前半はのんびりほのぼのして、中盤は主人公が自分の想いに気付き後半はぽろぽろ泣けてしまう内容で読み応え充分でした。
    お気に入りの作品の上位です!

    4
    2016年12月04日
  • おいたが過ぎるわ子猫ちゃん 【電子限定おまけマンガ付】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    はとこの独身男とDKの同居ラブ。弓太かわいかったあ(´ω`*)中学生弓太は天使だし、ツンが入った高校生弓太もまた天使( ˘ω˘ )越郎は臆病でヘタレなズルイ大人だけど、放っておけないところが愛しくてやっぱりずるい。作中に『このおれがおまえなんか好きなわけない』の皆が出てきて嬉しかった。大成と啓太は相変わらずのバカップルのようで良かったですw

    0
    2016年10月25日
  • おいたが過ぎるわ子猫ちゃん 【電子限定おまけマンガ付】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分をかばってケガをした親戚アラサー書道家越郎の世話をするため住み込むことになった高校生弓太。来るもの拒まず飄々とした遊び人の越郎にヤキモキ、ついに仕掛けてしまう弓太だけどいざ大人のアプローチされると尻込みしちゃうのがやっぱり可愛い。ケガが治ると同居も解消、なんだけどうまいこと次のケガをしてしまう。越郎の遊びっぷりは実は弓太にはまるのを防ぐためだったのですね。大人も弱いね。
    最後、越郎はスーツ着て弓太宅にカムアウトに向かうけど初回は失敗に終わる…のがリアルで良いかも。またどこかで、2回目チャレンジするのが読みたいな。

    0
    2016年10月23日
  • おいたが過ぎるわ子猫ちゃん 【電子限定おまけマンガ付】

    Posted by ブクログ

    「カーストヘヴン」のようなシリアスものも上質だけど、こういうラブコメも面白くて好みです。
    「このおれがおまえなんか好きなわけない」と同じ世界観で、あの高校に通う弓太とそのはとこでアラサーの越郎の話でした。チラッと大成と御徒町たちも出てましたw

    独り身の越郎が住んでる家が、とにかく昭和!
    レトロな家屋と室内が細かく描写されていて、ノスタルジックな気分にさせられました。…特に黒電話。
    越郎の仕事が書道家で自宅で書道の先生をしているところなど、まるで時が逆行したような懐かしさです。

    そんな越郎に淡い恋心を抱いている弓太がかわいかったです。自分を庇ってケガをした越郎の家に住み込んで、一生懸命お世話

    1
    2016年10月17日
  • カーストヘヴン 2

    Posted by ブクログ

    今回も面白かった!受け同士が心を通わせてる描写にきゅんときた。身体も通わせていたけれどw あつむはほんとに良い子だなぁ でもやっぱりめげない梓が好きです。下剋上された上のさらなる下剋上を期待します!

    2
    2016年07月09日
  • カーストヘヴン 2

    Posted by ブクログ

    学園下克上2巻目。
    エロ濃度がどんどん上がっていて、ドキドキさせられました。ドラマCD化決定なんですね…

    久世とあつむの話の続き、思ってた以上のエロ展開でした。臆病でビクついて毎日を過ごしていたあつむが、久世によってついに快楽に目覚めてしまうことに…
    もっと先かと思ったら、冒頭ですでにあんなことやこんなことをw
    めちゃくちゃエロかわいいです。

    あつむの抑圧されていた感情が一気に解放されたかんじ。久世との関係ができたことによって、素直な自分の気持ちを周囲に出せるようになったのはほっとさせるところです。
    久世を独占したくなったり、友達関係を築きたくなったりと以前とは歴然とした変化が感じられます

    2
    2016年05月16日
  • カーストヘヴン 1

    Posted by ブクログ

    梓はカーストゲームで最上級の札[キング]を手にし、クラスの頂点に君臨していた。
    だが、懐柔していたつもりの取り巻きに欺かれ、最底辺の[ターゲット](いじめの標的)に落ち、プライドは粉々に。
    しかも奴は、新キングの座を手にしたのだ。
    クラス全員にいたぶられる梓に「俺に犯されるか皆にマワされるか選べ」と究極の選択を迫り……。

    2
    2016年04月24日
  • ラクダ使いと王子の夜

    Posted by ブクログ

    表紙とタイトルから、ほのぼの系を予想していたが(そして半分当たっていたが)良い意味で裏切られた。

    他の短編の近親憎悪(...だと思う)が理想的だった。

    0
    2015年09月06日
  • カーストヘヴン 1

    Posted by ブクログ

    好き。痛いし容赦ないしとことん梓が不幸なんだけど、へこたれないしぶとさと下衆さがあるからなんか読めてしまう。緒川さんはやっぱりこれくらい仄暗いほうが好きかな?厨二的な設定なんだけど面白い。対するあつむ編は可愛いくて癒されました。あつむみたいな子はこのくらい甘いほうが萌えます。どっちにしても続きが楽しみです!

    0
    2015年07月20日
  • ラクダ使いと王子の夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どこかのサイトで、「このBLが辛い」5位にランクインしていた本書。
    辛いというからには、このアラブの富豪らしき青年がめたくそクズで受の子がぼろぼろになって捨てられるのかなァ~などと想像していたが全くの見当違いだった。それぞれの内容は

    正統派BL
    ハーレクイン風味アラブ
    近親相姦×2本

    の4本。どれもそれぞれ違ったベクトルで面白かったけれど、特に好きなのは3番目の兄弟もの。ページ数の都合上、兄弟間の愛憎がコンパクトにまとめられているが、もっと掘り下げて幼少期の弟→兄への思慕がぐっちゃぐちゃどろどろの妄執に変質したその行く末をじっくり読んでみたかった。

    0
    2015年04月17日
  • ラクダ使いと王子の夜

    Posted by ブクログ

    まず、絵が素敵で購入しました。

    内容は、本編と他の短編が少しずつあるという感じです。
    本編は表紙の通り、純愛という感じで万人受けする内容だと思います。

    ただ、驚いたのが短編です。
    この本編だけだと思っていたのと、内容がかなりヤンデレなものだったので、びっくりしました。
    正直、本編より短編の方が私的に好きだなと思いました。
    途中で立場が逆転する流れに興奮しました。

    この本は購入してよかったな、と思いました。

    0
    2014年12月08日
  • 王子の箱庭

    Posted by ブクログ

    好きな話でした~監禁ものと言ってもライト、愛情があってどちらかと言うと受の方がイニシアチブを取っている監禁なので読みやすい。この流れでいくなら私としては岩瀬にもう少し譲を抱くのを我慢して欲しかったな…岩瀬にとって譲はいつまでも綺麗な聖域みたいなものだから。でもラストシーンはよかった~譲は岩瀬のいつまでも王子様でいて甘やかされてればいいよ(*´∀`*)
    もう一方の断熱線上の鼓動も切なくてよかった。若さならではの危うい境界線を挟んだ二人の関係にドキドキした。甘酸っぱいけどどこか暗さのある雰囲気が好き。

    0
    2014年08月01日
  • 病みBL

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    病み系はあまり得意ではなかったけれど
    この1冊は本格的に病んでる作品ばかりで
    病み系を見直しましたw

    どの作品も素晴らしい!
    六青みつみ先生の作品は、何度読んでも
    結局どっち!?ってなります。
    読む人次第でエンドが変わるような面白味がある作品。

    あと、死にネタ苦手な方は読まない方がいいです。
    全く救われない作品ばかりなので
    凹むどころか自分が病んでしまうかもしれない...

    0
    2014年05月21日