西部謙司のレビュー一覧

  • サッカー戦術クロニクル

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    にわかサッカーファンと言われないように、次回のワールドカップまで自分の中でのモチベーションを維持しようと、最近はサッカーの戦術本を読んでいます。
    一人一人の個性が有りながらも、チームとしてのシステムがあり、それらが融合して大きなうねりを作るサッカー。とても絶妙なルールの基に、限られた中でゴールを目指す。なんだか人生に似ているような気がする。サッカーとビジネスや人生を重ねて語るのはおもはゆいのではありますが、スポーツから学び、活かせることがいっぱいあると思います。
    本書は、サッカーの面白さを伝えてくれる良書だと思います。過去30年間に起きたサッカーの進化を知る本です。

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    2010年11月10日
  • サッカー戦術クロニクル

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    私のような理屈好きのサッカーファンにはうってつけ。
    戦術・システム・選手・監督・時代状況の全てが幸運に絡み合った時に
    いつまでも記憶に残るサッカーが生まれる。
    「トータルフットボール」という夢のようなサッカーの中にも
    沢山の事例と道筋があり、
    みんなが同じものを見ているとは限らない。
    休息を取るためのポゼッション、ってのは目からウロコ。
    モウリーニョがレアルで何を見せるのか今から興味津々。

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    2010年10月27日
  • サッカー戦術クロニクル

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    2010/6/15

    トータルフットボールの歴史を通じて戦術やその中で生きる
    監督や選手のふるまいを描く。

    1.時計仕掛けのオレンジ
    リヌス・ミケルス74年オランダ「トータルフットボール」
    オフサイドとラップ。
    ボール狩り、全員攻撃全員守備。

    2.ACミランのルネッサンス
    アリゴ・サッキ:ミラン監督
    ゾーンディフェンスとプレッシング。
    近いポジション同士の位置関係の入れ替えをシステムとして
    組み込むことによって、選手の回復時間が短くなる。
    強い2トップがイタから攻撃力もあった。

    3.ブラジルのバグンサ・オルガニザータ(混沌と秩序)
    4-2-4からはじまり、4-4-2

    4.ヨハン・クライ

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    2010年06月19日
  • サッカー戦術クロニクルII

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    面白かった。リバプールのビルドアップの部分については初耳だった。この本とは無関係だが、日本の中沢のビルドアップ力の低さもなんとかならんかねと思った。

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    2010年05月27日
  • サッカー戦術クロニクルII

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    以前出版された『サッカー戦術クロニクル』の続編。友人が「Ⅱもおもしろいよ」と教えてくれたので、購入してみた。

    前回は“トータルフットボール”に重きを置いて展開していたのに対して、今回は時代のメインから少し外れてしまった戦術たちに主眼を置いている。しかしに「それだけではナニなので」(書中より)後半は現代フットボールの4強と西部氏が言うバルセロナ(+スペイン代表)・マンU・チェルシー・リバプール(とジェノア)の戦術を紹介している。

    前回がトータルフットボールの期限から現在までの流れを追ったのに対して、今回は“カウンターアタック”の歴史をも追っている。同じように”マンツーマン”、”ロングボール”

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    2010年02月01日
  • サッカー戦術クロニクル

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    おそらく”おじさん世代”のサッカーファンにとって、74年のオランダが披露した”トータルフットボール”はロマンなのだろう。金子達仁しかり、さんましかり。その世代のひとりであり、戦術を語るのに定評がある西部謙司さんが描いた一冊。

    ”オレンジ”に始まり、サッキのミラン、ペレを擁するブラジル、クライフ・バルサ、マラドーナのアルゼンチン、アヤックスにギャラクティコ、そしてモウリーニョのチェルシーに代表されるような現代サッカー。

    過去30年の戦術がわかりやすく書かれている。サッカーの戦術にロマンを感じる人なら、ぜひおすすめの一冊。

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    2010年01月24日
  • サッカー戦術クロニクル

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    著名なサッカー評論家、西部謙司さんの作品です。
    戦術ブームにのって多数の戦術本が出版される中、この本が一番良い内容かと思います。
    特徴のあるチーム毎にその戦術やスタイル、各選手の役割など、よく分析された内容でとても面白いです。

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    2010年01月10日
  • サッカー戦術クロニクル

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    クロニクルってなによ、って思ったんだけど、読み物として面白かった。
    古今東西のトータルフットボールに焦点を絞り、分析・解説をしているのだけど、フォーメーションの図もあり、分かりやすく理解できた。理論というより体現できていたクライフってやはり偉大だな。ディエゴのように完全に感性でやっていたのとは違うんだな。(お互いの監督の実績を見れば明白)
    モウリーニョのラインの考え方などぜんぜん気がつかなくって目から鱗ですよ。活字として戦略を振り返ってみると、改めて監督としてのビックマウスは自信だけではないんだなと思いますね。まぁ私がサッカー見る力がないだけなのだけど。

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    2009年11月02日
  • サッカー戦術クロニクルII

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    サッカー検定があることもあり購入した一冊。
    昔の戦術から今の戦術までこと細かに載っております。
    もうちょい図を多くしてくれればわかりやすかったと思うんですが、とりあえず字が多い。けどわかりにくいわけじゃありません。
    今後はジェノアや広島みたいなサッカーが流行ってくるのかなぁ〜

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    2009年10月07日
  • FOOTBALL FICTIONS 偉大なるマントーバ

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    サッカーにまつわる6つのフィクション集。
    フィクションとはいえ、どこかで聞いたことがあるようなないようなエピソードがちらほら。
    背景が分かる人は思わずニヤリとしてしまう作りになっている。

    第1話は、ワールドカップ本番を目前に控えた日本代表のお話。
    どうにもこうにも世界を驚かせそうにない「山岡ジャパン」の救世主として急遽招集されたのは、ジェブ千葉のベテランDF大山選手。
    さあ、日本は世界を驚かすことができるのか?!

    ほかにも、オシムっぽい人やジダンぽい人や著者っぽい人を思わせる魅力的なフィクションが満載。
    著者のサッカーへの愛とちょっとした願望にあふれた作品です。

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    2009年10月04日
  • サッカー戦術クロニクル

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     トータルフットボールの歴史を描いた作品。トータルフットボールの起源から現在の派生形まで観ることができます。でも、あんまり覚えていない…。文体が読みやすいので、逆に記憶に残りにくいのかも知れません。もちろん、覚えていないのは私の責任であり、読みやすい文体は何らの責任を負うものではありません。

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    2009年10月04日
  • レアルとバルサ その背中あわせの歴史 2大クラブを大局的に読み解く

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    レアル・マドリードとFCバルセロナ、スペインを代表する二大クラブの大まかな歴史を知ることができて良かった。

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    2025年09月09日
  • 眼・術・戦 ヤット流ゲームメイクの極意

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    サッカー選手の本を読もうと考えたとき、
    元日本代表の遠藤選手の本は外せないでしょう…、
    という良く分からない勘が働いたので、読んでみました。

    この本はちょっと古いのですが、
    それでも遠藤選手の思想や価値観に振れることができる
    面白い本です。
    遠藤選手なりのオリジナリティを感じることができますし、
    一つ一つの考えにしっかりとしたロジックで裏付けされている点が
    サッカー素人の自分にはちょうど良かったです。

    おそらくこの本が出たのが、
    2014年のブラジルW杯の前くらいのタイミングで、
    遠藤選手自身も脂がのり切っているくらいの時期。
    その頃の考えや思想に触れることができる貴重な本です。

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    2023年06月08日
  • フットボールクラブ哲学図鑑

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    クラブの歴史が分かる面白い本だった。
    モナコは確かにリーグアンだが、モナコ公国はFIFAにも所属しておらず、リーグの中でも強豪なのは面白い。モナコは所得税がかからない国であるゆえ、強い選手が多いということだが、熱狂的なファンも少ない(セレブばかりでサッカーに夢中な人は少ない)のは面白い。
    ※84%は外国籍の富裕層らしい。就労人口は3%という不思議な国。。

    インテルは外国人ありき、ミランはイタリア人中心

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    2021年12月28日
  • ボールは丸い。 サッカーの真理がわかる名言集

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    自分を疑ったことは一度もない。
    小さすぎる。細すぎる。
    そう否定されると、むしろモチベーションになる。
    このモチベーションのおかげで、今僕はここにいる。
    モドリッチの言葉が1番好きだった。

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    2021年06月05日
  • フットボールクラブ哲学図鑑

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    かわいい表紙に惹かれて購入。

     作る前に哲学を決めてるクラブはビルバオとかバルセロナとかあるっちゃあるが、そうそうないと思う。ユナイテッドは初めから常に前を向いて奇跡を起こそうというクラブではなかったし、レアルも金で強い奴を集めて勝つという哲学が生まれたのはディステファノを獲得して成功してからだ。だからこの本はクラブの哲学図鑑というより、歴史図鑑といっていい内容になっている。

     大きいクラブの歴史は知ってるよという内容が多かったけど、ヴィジャレアル、モナコといった中堅ちょい上のクラブや、ポルト、ベンフィカといった5大リーグ外のクラブも紹介してくれてて勉強になった。
     一つ一つのクラブの紹介

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    2021年03月23日
  • サッカー4-4-2戦術クロニクル 守備陣形の復興と進化

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    サッカーのフォーメーションを海外チーム・日本代表の歴史をひもときながら説明。海外チームは昔の例はなかなか馴染みがないものの、日本代表の話は懐かしい名前と記憶が蘇ってきて面白かった。本当は動画がセットだとより選手やボールの動き方のイメージがつきやすいものだと思うが、この本は活字だけでもイメージできる。

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    2017年01月07日
  • サッカー3バック戦術アナライズ

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    3バックの意図する戦術など、おそらく西部さんが体験してきたのであろうことが書かれている。この執筆のためにもたくさん取材をしているようで、それなりの内容となっている。

    ただ、脇道逸れた話も多い。その内容も面白く読めたので良かったが、もう少し的を絞って書かれていたら、読みやすかったと思う。

    同シリーズがほかにもいくつか出ているようで読んでみたい気もするが、主題に沿った内容の濃さを考えるとためらうところもある。

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    2015年12月03日
  • 眼・術・戦 ヤット流ゲームメイクの極意

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    遠藤が書いた本と違ってインタビュアーという第三者を挟むことによって、より遠藤の人間性を見ることができて面白かった。思ってた以上にヤットスタイルは凝り固まっていた。こんなに凝り固まっているのにずっと同じチームでやっている不思議。ある程度自由にやらさせてもらってるのかな?

    思考は完全にバルサイズム。いいタイミングにレシャックと出会えたんだな。

    小学生の頃から周りの景色を捉える訓練をしていたとは驚きだ。それを自分で考えて行動してるのもまたすごい。

    パスカットを読んで行動を変えられる上手い選手が誰なのか気になりますwずっと意識して見てたら気づくかなぁ?

    サッカーだけでなく日常生活にも生かせそう

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    2015年08月06日
  • サッカー戦術クロニクル

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    ここのところ小難しい本が続いたので気分転換にササッと読んでみた。
    本書は過去(1920年ころ)から現在に至るサッカー戦術の変遷、中でも「トータルフットボール」という定義について焦点を当てて解説された一冊である。
    ・クライフのトータルフットボールとはなにか?
    ・クライフより過去のトータルフットボールの原点とはなにか?
    ・クライフ以後のトータルフットボールはどのように進化したか?
    について解説されています。
    本文中にフォーメーション図などが出てくるのですが、サッカーというテーマを扱うにはちょっと画像情報が少ないかなーという感触。特にクライフ以後のトータルフットボールにおいてバルセロナが辿った道とミ

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    2015年04月29日