西部謙司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
サッカーを戦術的に観戦する視点を高める一貫として本書に興味を持った。結果としてその考えは完全には満たされなかった。本書は現代戦術についてメインには取り扱っておらず、むしろ過去の戦術(1972年西ドイツ等)から現在の戦術(ガスペリーニのジェノア等)に至るまでの歴史書という扱いが妥当である。もちろん、これはこれで面白い。
基本的にサッカーというスポーツは他のスポーツに比べると「戦術」という概念が幼稚であると言われる。たしかにその通りだとは思うが、だからこその面白さがある。戦術が革新、変化されるタイミングというのは殆どの場合が「既存の戦術が破壊された時」であり、その破壊される様と新たな戦術が創造され -
Posted by ブクログ
この本を読んでみようとしてみたきっかけは少しでもサッカーのことを理解したからだったのですが…。正直に申し上げますとある程度の知識がある人向けで全くの素人がこれを読んでも理解することは難しいでしょう。
この記事を書く前日、サッカーの日韓戦が行われていましたが、僕は試合結果だけを新聞で聞いて、華麗にスルーしています。今から各記事は、そんな男が書いたものです。僕のサッカーに関する知識は『キャプテン翼』と『シュート』のなかで完結しているのだ、ということを僕はこの本を読んで痛感しました。とにかく、書かれている言葉の意味がわからない。「ゾーン」ですとか。「プレッシャーをかける」という言葉に始まり、おそら -
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