西部謙司のレビュー一覧

  • サッカー戦術クロニクル

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    サッカーの戦術、フォーメーションについて過去のモノから現代サッカーまでをまとめている書。現代のサッカーがいかに歴史を学びそこから生まれてきたかがわかる。サッカー好きにはたまらない本です。

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    2014年03月14日
  • サッカー戦術サミット 一流フットボーラ―がリアルに語る「個」の戦術論

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    日本の戦術論についての第一人者である西部氏が、Jリーグで活躍するJリーガー12人+α(本田と香川の解説) のインタビュー記事をまとめた本。元は、雑誌「フットボールサミット」の西部氏の連載から加筆・訂正したものである・

    感想としては、Jリーガとはいっても、理屈先行(言い換えれば言語化しやすい人)もいれば、感性先行でプレイしている人もいることや、それぞれの人生の出会いなどで適材適所で活躍の場を与えられていることがわかった。

    それぞれの言葉や駆け引き、視野の広さや技術論など、なかなか面白いインタビューが多かった。続編があれば読んでみたいと思う。

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    2013年08月27日
  • 眼・術・戦 ヤット流ゲームメイクの極意

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    テンポ良くサクサク読めて、正にこの本自体が「飄々としている」感じ。

    秋の欧州遠征の詳細やフォーメーションの図解などもあるので自身がプレーする人にとっては興味深いこと間違いないでしょう!(私は体育の授業でしかサッカーボールに触れたことがないですが)

    著者の他の本も読んでみたくなりました!

    なんだかんだでW杯までもう一年!とりあえず、コンフェデ杯が楽しみだーーー!

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    2013年04月12日
  • サッカー戦術とは何か?が誰でも簡単に分かるようになる本

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    本書は、少年サッカーのコーチ(お父さんコーチは特に)は必読の書です。サッカーのゲーム技術は、基本的には実戦の中でのみ身につくものであり、ケースにおける経験の集積が全てだと言っても過言でありません。本書は、めぐり合うケースにおけるセオリーをわかりやすく解説し、「優先」すべき選択肢を明示することで指導における道筋を明確に示しています。中学生以上であれば選手自ら読んでももちろん可能ですが、小学生向けにゲーム指導のバイブルとしても十分使える一冊です。

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    2013年08月11日
  • サッカー バルセロナ戦術アナライズ

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    バルサの戦術だけで1冊まるまるではなくて、半分弱くらいはクライフ以降現在のスタイルができるまでの歴史について書かれてたが、それがまたおもしろかった。
    実際の試合のワンシーンの解説は、必ず図解が入っていてわかりやすかった。2010-11シーズンの話までが含まれている。読むなら早く読んだ方がいい。
    自分は、バルサ-サンパウロのトヨタカップを観に行ったんだが、当時中学二年生ながらにすげぇ試合だと思ったが、この本を読んであらためて、すごいメンバーのすごい時期のバルサを見たんだなと思った。

    バイエルンも、ファンハール以降、数年に渡って今のスタイルが続いてるけど、これが定着して黄金期が来て、こんな本が出

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    2013年02月04日
  • サッカー戦術クロニクル

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    戦術クロニクルというにふさわしい本。
    サッカーの戦術の変遷を、時代を象徴するチーム戦術と個(選手)をベースに紹介している。

    個人的に面白かったのは、サッキ監督が導入したゾーンプレス(ACミラン)の登場から、クライフ監督の「優れたテクニックの前では、プレッシング無力」という挑戦(現在のバルセロナに続く)。
    そして、その間に登場した「ジダン」という選手の特異な才能-プレッシングをかけている中でボールを取られない個人が産む戦術的な効果-を分析していた点。
    このようにサッカーの戦術の移り変わりの中で、卓越した個が登場し、その才能が生きているということを考えたことがなかったので非常に新鮮だった。

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    2012年08月19日
  • サッカー戦術クロニクル

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    ネタバレ

    「サッカー戦術クロニクル」
    戦術は「相手チームを負かす」ために生まれていくものでもあり、その一連の歴史の流れを理解せねば、「新戦術」が生まれていく本当の意味を知ることはできない。


    この本は「トータルフットボール」というキーワードを軸に現代サッカーの「戦術の変遷」をじっくりと紐解いていくものです。戦術というとフォーメーションの話になりがちです。しかし、人の並べ方は戦術の一部にすぎなく、選手のどういうプレーが有利かを考えて、それをチームで実現する段取りを組み、そして人の配置を決めていく、というのが戦術です。


    例えば、ペレが活躍した時代のブラジル代表では今で言うファンタジスタ型の天才が複数

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    2012年12月27日
  • レアルとバルサ その背中あわせの歴史 2大クラブを大局的に読み解く

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    (歴史)戦術評論家としての価値を一気に高めているだろう西部謙司氏のレアルとバルサ(スペインサッカー論)

    冒頭は、今の監督、レアルのモウリーニョとグラウディオラの対比から始まり、2章からは、創立からのそれぞれの黄金時代と日の当らない時代を人物にスポットを当てながら、現代までの流れを書いている。

    スペイン・サッカーの二大巨頭であるとともに、世界のサッカーのリーダーたる両クラブは、宿命のライバルであるとともに、よき好敵手の存在によって、お互いに切磋琢磨しているクラブ同士だと思う。

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    2012年03月25日
  • サッカー戦術クロニクル

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    なんか左右対称なフォーメーションばっかり考えてたから、勉強になった。
    常に鳥かごを作れるように3-4-3にしたというクライフの戦術がすごいな、っていう感想。

    最後の2章分くらいはいらないから星は4つ

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    2012年03月12日
  • FOOTBALL FICTIONS 偉大なるマントーバ

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    短編フィクションのサッカー小説。
    著者はサッカー評論家だけあり、玄人好みの内容。

    また、実在する話とラップする面も多く、サッカー好きは「この話はあのことをベースにしたんだな」というのを考えながら読むのも楽しい。

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    2011年10月25日
  • サッカー戦術とは何か?が誰でも簡単に分かるようになる本

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    個人レベルから戦術レベルまで一通りおさえられていて分かり易い内容。あとがきにもあったが、子供のころにこの本読んでいたかったな、という良書。サッカーは頭使ってやらないとね。

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    2011年10月15日
  • サッカー バルセロナ戦術アナライズ

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    セオリーを知って、敢えてセオリーを崩す事と、セオリーを知らず感覚でやることには大きな違いがある。に共感。でもバルサはポジショニングをベースのサッカーとは言え、試合分析を読んでると、やっぱり前線の個の力があってこそって感じる。

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    2011年09月23日
  • サッカー バルセロナ戦術アナライズ

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    バルセロナの戦術、ではなく戦略が書かれている。昨年のアーセナル戦についての詳細なレポートは映像とともに読み進めたい。レシャック氏が遠藤について語る部分は胸が熱くなる。

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    2011年09月22日
  • サッカー戦術クロニクルII

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    戦術クロニクルに続く Ⅱ トータルフットボール以外を網羅している。

    ただしⅠに比べるとどうしても、雑多な戦術を入れているので、一本筋が通った論理ではないために、読み応えが薄い。

    やはりⅠの方がよいという読者が多いのではないだろうか?

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    2011年07月06日
  • サッカー バルセロナ戦術アナライズ

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    戦術分析に定評のある西部謙司さんが、現在世界最強とされるバルセロナのサッカーを戦術面から細かく紐解いた一冊。バルセロナに関する記事はいろいろあるが、クライフのドリームチームから現在までの時系列を含めてまとめているものは他にないだろう。読んで知ったバルセロナの強さは、自分たちのサッカーを貫くことと言うよりも、とことん相手の裏を取ることである。カウンターをさせないためのハイプレスなどのチーム戦術だけでなく、ディフェンスのセオリーの動きとは逆の方向に動き出してボールを受ける個人戦術まで、とにかく相手の裏を取る。そういうこれまでのフットボールの裏を取るという意味で、バルセロナこそがアンチ・フットボール

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    2011年06月26日
  • サッカー戦術クロニクルII

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    前巻を読んで、サッカーの戦術について興味湧いたので購入。この巻も具体的で分かりやすい。サッカー観てて面白くなればよいな。

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    2011年05月16日
  • サッカー戦術クロニクル

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    往年のサッカーファンにはたまらない一冊といえる。

    クライフがいた頃のオランダのトータルフットボールとは何だったのか、現代のサッカーと何が異なるのか、などの説明は説得力もあり秀逸。フリットがいたころのACミランの話も懐かしい。
    また、マラドーナやジダンのようなずば抜けた天才がいるとサッカーがどう変わるか、に関する記述も非常に面白い。

    サッカーの戦術を議論したい方々にオススメです。

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    2011年05月15日
  • サッカー戦術クロニクル

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    なんとなくみていたサッカーが、少しは分かるようになるかもしれない。ゲームでなんとなしに使っていたフォーメーションの意味もおおむね理解できた。はやりのシステムができると、それを打ち破るシステムができる、ってのはサッカーでもあるのですね。

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    2011年03月15日
  • サッカー戦術クロニクルII

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    いろいろな戦術の必要性、必然性について書かれている。
    どんな戦術を選ぼうとも、サッカーという不確定要素の多いボールゲームでその狙い通りに試合を運ぶことができたとき、最高にエキサイトできるのではなかろうか。

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    2011年03月07日
  • サッカー戦術クロニクル

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    サッカー好きの私としてはたまらない戦術本である。
    年代てきにもオランダトリオ以降のミランあたりからリアルタイム体験になる。
    サッカーにおける戦術を学ぶと、観戦がより興味深くなる。残念ながら最近はスタジアムを訪れることがめっきり少なくなったのだが、この本を読んで、また、生観戦したくなりました。

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    2011年02月26日