福島鉄平のレビュー一覧

放課後ひみつクラブ 1

福島鉄平

[Jun]

はじめはぶっ飛んだ内容と勢いに気圧され、次第にツッコミの妙と言葉遊びのセンスの良さに気付き、やがて斬新なコマ割りと技術に驚嘆する。なんだこれ、凄い。虜になってからは繰り返し読んで笑いっぱなし。

＃シュール ＃笑える ＃ハッピー

放課後ひみつクラブ 1

福島鉄平

相変わらずの可愛らしい、それでいてレトロチックな絵柄に加えて、少し不思議な世界観。じわじわと引き込まれます。今年の推しです。

ボクらは魔法少年 7

福島鉄平

[おでん]

とても良かった！

最後まで読めて、とても良かったです。
このシリーズは、新刊が出るのをいつも楽しみにしていました。絵がとても可愛く、元気いっぱいな内容で、大好きです。最後はどんな風に終わるのかと思っていましたが、なるほど！エピローグも良かったです。特に最後のページが！
天真爛漫なイエローがお気に入りですが、どの魔法少年も個性的で可愛いです。変なことを考えている子もいて面白かった(^^)あと、モモちゃんが凄く好きです！
終わってしまってとっても寂しいです。福島先生の次回作を楽しみに待っています！

＃泣ける ＃アツい ＃感動する

ボクらは魔法少年 7

福島鉄平

[og]

完結

完結おめでとうございます。Twitterで初めて見掛けてから、可愛い！と単行本それぞれ購入しました。魔法少年たちの心の動きの描かれ方がすごく好きです。

＃萌え ＃アツい ＃エモい

ボクらは魔法少年 6

福島鉄平

[og]

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仲良くなっていく2人が大好きすぎます。可愛いしカッコいい魔法少年！ そしてヤキモチ？ヤキモキ？も可愛い …

ボクらは魔法少年 5

福島鉄平

[og]

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可愛い魔法少年たちが戦う姿はとてもかっこいいです。友情で繋がる彼らの信じる心は 眩しく感じて わくわくさせてもらえます

ボクらは魔法少年 4

福島鉄平

[og]

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推しががたまらない漫画です。ヘッドハンティングでカッコイイ魔法少年 …あ。 り！ありあり！コミュ障短パン少年！きゃ〜！

ボクらは魔法少年 3

福島鉄平

[og]

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ふふ、パープルちゃん可愛い、ふふふ。ショタコンな私ではありますが 少年少女どちらの姿も愛おしいです。私の街にも現れないかなあ

ボクらは魔法少年 2

福島鉄平

[og]

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えっちぃパープルちゃん可愛いし、返信してない時とのギャップ萌え。そしてイエローちゃんとの関係に ？？？！！？！ってなりましたおいしい

ボクらは魔法少年 1

福島鉄平

[og]

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イラストと設定の可愛さに魅せられて購入。キラキラした魔法少年たちが可愛くて仕方ないです🤤
絵柄は苦手な人もいるかもしれないけれど、慣れるし 物語自体が面白いので問題ない、、

ボクらは魔法少年 6

福島鉄平

[おでん]

いつも元気を貰っています。

1巻を手に取った時はこんなにハマるとは思いませんでした。敵も味方も皆凄く魅力的。胸を張って生きようと思わせてくれる漫画です。今回大きな事件が解決しますが、まだ話が続きそうで嬉しいです。続きが早く読みたい。

＃アガる ＃感動する ＃アツい

福島鉄平短編集 アマリリス

福島鉄平

[klvu]

最高

少年誌に載せるには少し「まずい」と思われるような内容の短編集です。少年や少女同士の、恋愛と言っていいのかわかりませんが強い感情のやりとりを描いています。この作者さんのこういうところ、大好きです。

福島鉄平短編集 スイミング

福島鉄平

「スイミング」ていう題材で切り取るのが最高だと思った。学校で会うあの子と、スイミングで会うあの子と、その微妙な隙間の感情を書いている。超すきです

ボクらは魔法少年 3

福島鉄平

よりキュートにより強く。
だれより心が強いブルー様かっこいいし、それもピンクのおかげだね。友情努力勝利。
パープルの思わぬシリアス？

ボクらは魔法少年 1

福島鉄平

正直に言うなら、1話を読んだときは『女装少年』『男の娘』という言葉が頭を過ったのだが、読み進めていくうちに、この作品は少年達が自身の違った魅力に気がついたり、変身がきっかけで自己を肯定できるようになったり、劣等感から救われたりする話なのかなとも感じた。

大斬―オオギリ― 西尾維新原作読切集

西尾維新 / 暁月あきら / 小畑健 / 池田晃久 / 福島鉄平 / 山川あいじ / 中山敦支 / 中村光 / 河下水希 / 金田一蓮十郎

先々月から気になってた作品『大斬―オオギリ― 西尾維新原作読切集（2015）』を読んでみた。　西尾維新氏の原作に、色んな漫画家さんの作品を楽しめて面白かったですねー。　特に・・・池田晃久氏の作品と山川あいじさんの”恋ある道具屋”と中山敦支氏の”オフサイドを教えて”と中村光さんの”どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い”と河下水希さんの”僕らは雑には学ばない”と金田一連十郎氏の”友達いない同盟”がGood！！　

こども・おとな

福島鉄平

「土曜に半分学校に行ったころ」。そういえばそんなころがあった。なつかしい。そんな今は遠い日々のことを思い出させてくれる。

こども・おとな

福島鉄平

こどもにとって完璧に優しくない世界かもしれない、けれど優しい世界・優しい視点。
回顧録だとすれば周りの大人と自分への許しの視点。

福島鉄平短編集 アマリリス

福島鉄平

[よる]

めちゃくちゃおもしろい

なんで今までこの作家さんを知らなかったのか…！！
ある程度、本でもマンガでも映画でも、物語をたくさん知っている人にとっては「先の読めなさ」が面白さの１つのファクターになっていきます。
でも、福島鉄平さんの作品を読むと、物語の面白さは、そんな単純なことで決定されるわけではないんだと改めて思わされます。
表題作「アマリリス」は遣る瀬ない気持ちになりますが、その読後感も嫌な感じではないと個人的には感じました。ほかの短編も、とても良かったです。

福島鉄平短編集 アマリリス

福島鉄平

青年誌掲載の読み切りを収録した短編集。表題作「アマリリス」は借金のカタに女装パブに売られた少年・ジャンの物語。
勉強もできスポーツも得意、明るく母親想いのいい子だったジャンが汚い大人の世界を知って堕ちていく姿が痛くていじらしく愛おしい。
女装、ショタ、百合、ＢＬ、同性愛などやや倒錯的な要素を含む刺激的な題材を扱っているが、むしろ見所は思春期の少年少女のナイーブかつデリケートな変化を詩情に乗せてすくいあげる、リリカルで繊細な心理描写。
汚れた自分がそばにいたら友人までも汚してしまうと怯えるジャン、「きれいはきたない、きたないはきれい」の格言さながら彼を取り巻く環境が荒み翳りを帯びる程にひたむきにポールを想い自ら汚れ役を演じ身を引こうとするイノセンスが光る。
本作には大人びてシニカルな眼差しと斜に構えたシビアな態度のキャラも多く登場するが、そんな彼や彼女がふとした時に見せる背伸びした虚勢が剥がれた素顔の脆さと弱さ、無垢さや純粋さには心打たれる。
貴族の令嬢としてわがまま一杯に育ったルチアの人を見下し小馬鹿にする嘲笑、卑屈に媚びた醜い笑顔、洟水や涙をどばどば垂れ流す泣き顔といい、やや誇張された表現ながら多感に移ろい動く感情がストレートに伝わってきてぎゅっと胸を掴まれる。
ジェンダーを跨いだ描写が多いのは、成熟した男と女になる前、未だ男でも女でもない「子供」という未分化の性から羽化する通過儀礼と解釈。とはいえセクシャルな行為もキスどまりなので、その手の作品に免疫がなくてもさほど抵抗は感じない。
登場人物がいずれも弱さや歪み、劣等感を抱えているのも特徴。
全編通して共同体から迫害され忌避され孤立し、疎外感を味わってる子供たちのささやかで甘やかな共依存（「この美しく残酷な世界で二人」）と、その自立を描く物語と思った。

それを踏まえて単行本の描き下ろしを読むとポールとジャンの関係性が昇華され、なお一層感慨深い。
コーヒーを飲み干した後に溶け残る砂糖のようなほろ苦い余韻が素敵だった。