細田高広のレビュー一覧
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【ビッグアイデアは、言葉の整理から生まれる】イケイケクリエイティブエージェンシーTBWA / HAKUHODO(以下THと略す)のクリエイティブトップ、細田さんがコンセプトについて述べた著書。職場でのブランディング、SNSインフルエンサーとしてのブランディング、起業の時のブランディング、すべてにおいて役に立つこと間違いなし!
ビッグアイデアは急に降ってくるものではなく、整理した先にある、というのがTHの考え方。目先の利益だけではなく、長期的な視点で売れる、推される理由をつくるのが本当にうまい。わたしも今まさに仕事でぶち当たっている「ビジョンからコンセプトやアイデアを生み出す」ための思考プロセ -
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・現代の起業家たちはコンセプトを通じて人の価値観を揺さぶろうとする姿勢に、アーティストと共通する面がある
・コンセプトは価値の設計図
1.判断基準になる
2.一貫性を与える
3.対価の理由になる
・スターバックスのコンセプト:家と職場や学校のあいだにあってくつろげる第3の場所
立地:ストレス度の高い街を選ぶ。存在意義を伝えられるから。
香り:コーヒーの香りだけで満たす。タバコは厳禁
音:落ち着ける音環境であること。会話や作業を邪魔しないサウンドレベルを維持
インテリア:広々とした理想のリビングのようにする
価格:価格では競争しない。空間と商品の価値を最大化する
接客:フレンドリー -
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改めてリーダーシップとは何?と迷子になっていたので読んでみた。
自分がやりたいことに向かって、仲間に影響を与え導くのがリーダーシップである。よって自分らしさがリーダーシップにつながる。人と違うこと、例外になることや間違うことを恐れていては前に立つことはできない。
結論は「自分らしく生きよう」「逆境を資産に自信の価値観を作っていこう」「失敗を恐れずに生きよう」などシンプルで聞き馴染みのある話が多く受け入れやすい。それらがどのようにリーダーシップにつながるか、というところが納得感ある形で書かれており、腑に落ちる。
また、スマホや生成AIなど、現代の生活の一部になりつつあるテクノロジーや習慣に -
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心を動かすコンセプト。特にプレスや企業マーケターにとって、実践的な内容が満載。キャッチフレーズや言葉の選び方とともにわかりやすく解説した一冊。
スターバックスやオイシックスといった企業のコンセプトを例に、顧客の心に響くメッセージの作り方を具体的に学ぶことができる。また、顧客の声やニーズの正しい理解の仕方、それを効果的にコンセプトに反映させる方法を記載している点もかなり実践的で嬉しい。
確かNewsPicksに著者による解説動画があったはず…併せて見た方が内容の理解が一層深まると思います。コンセプト作りに悩んでいる方や、より効果的なマーケティング戦略を探している方は、まず必読、と言う本です -
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ビジネスパーソンは全員、言葉のプロでなくてはならない
コンセプトメイキングとは新たな意味を創造すること
コンセプトは価値の設計図
強く好かれるためには嫌われることを恐れてはいけない
コンセプトは実体を作る言葉
いいコンセプトには筋のいい問いが不可欠
リフレーミング(シート)
コンセプトピラミッド(インサイト、競合、独自ベネフィット、コンセプト、ミッション、ビジョン)
コンセプトは2つの概念の組み合わせで
コンセプトトレーニングのためのデコンストラクションとリデザイニングと言葉のストック
とにかく勉強になった。
コンセプトというか仕事そのものの切り分け方、整理のされ方がとてもすっきりしている
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本書に記載された絶景を複数訪れたり、関連本を読んだりした後、もう一度読みたくなって手に取った『物語のある絶景』(細田高広)。
ただ写真におさめるだけでなく、背景にある事を意識する事を覚えておきたくて、その再認知のために読みました。
思えば本書のキッカケは『文明崩壊』(ジャレド・ダイアモンド)でモアイのあるイースター島の悲惨な歴史であり、
そこから『悲劇の紫雲丸: 瀬戸大橋の礎となった子供たち』(高松洋平)、『白菊-shiragiku-: 伝説の花火師・嘉瀬誠次が捧げた鎮魂の花』(山﨑まゆみ)、『DISCOVER DOBOKU 土木が好きになる22の物語』(吉川弘道)とか、いろいろ読んで、