細田高広のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
言葉の重要性をMBAでの学びや読書、仕事を通じて感じていた時にぱっと読んだ1冊。タイトルの通りの書。
【言葉の限界は思考の限界】
「私の言語の限界が私の世界の限界を意味する」 by 哲学者ヴィトゲンシュタイン
言葉にならないものについては、思考する術を持たない。
【未来への入り口を探すステップ】
1.現状を疑う(本当にそう?)
通勤ラッシュは我慢するしかない、本当にそう?病院は待ち時間が長くて当然、本当にそう?
2.未来を探る(もしも?)→「正解」ではなく「別解」を
もしも、美しいコンピュータが作れたら。もしも、ここに行けば望む人と出会える場が出来たら。
3.言葉をつくる(つまり?)
まだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「未来を予測する最良の方法は、それを発明してしまうことだ」(The best way to predict the future is to invent it)- アラン・ケイ p34
任天堂の元開発者・横井軍平「枯れた技術の水平思考」:
枯れた技術とは「散々使われて安くなった技術」
水平思考とは「違う目的に置き換えること」p134
【機能するビジョナリー・ワード3つの条件】p172
①解像度
②目的地までの距離
③風景の魅力
why?は一つの鉱脈を掘り下げる。if?は新しい鉱脈を掘り当てる。p193
<言葉をつくる5つの技法>p202
①呼び名を変える
②ひっくり返す
③喩える
④ -
Posted by ブクログ
一つのキーセンテンスが、希望と未来を導いてくれる。毎日何気ない会話や文書も、もちろん言葉の集合体だ。勇気を沸き立たせる言葉もあれば、悪意に満ち足り、ネガティブになる言葉もある。しかし、言葉は単に言葉である。未来ある言葉には、成し遂げたい自分の想いが言葉にのっている。その想いが、どれだけ成し遂げようとする自分に対しての覚悟が強いほど、未来がみえる言葉になるのだろう。
この本は、そのキーセンテンスをいかに創り上げるかの事例を紹介し、分析した書である。ビジョナリーワードと呼び方を定め、1.解像度2. ほどよく設定された目標までの距離3.明確な風景イメージの魅力としている。スタッフにより分かりやすけ