細田高広のレビュー一覧
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知人からオススメしていただいた『16歳からのリーダーシップ』。
リーダーシップとは自己犠牲ではなく、自己発揮。やらなきゃよりも、やりたいを。上に立つのではなく、前に立つ。
自分とは何か。なぜ生きているのか。何がしたいのか。
自分を知り、自分を発揮する過程で起こる最初の行為がリーダーシップだという感じでしょうか。
学校という場は、自分がどんな存在で、どんなことがやりたいかについて考える時間なんてなくて、やらなきゃいけないことばかり浴びせられることが当たり前になっているのではないだろうか。
「やりたいことをやる」、「あそぶ」という言葉が、あまり良くない文脈で遣われる学校。
学校に、子どもたちが自他と向き合い、やりたいことができる環境をつくっていきたいという思いが僕にはあるのだと、自己について考えた一冊となりました。
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博報堂の細田さんが大人気研修の内容をまとめたコンセプトの教科書。これが博報堂メソットなのかは分かりませんが、コンセプトをセンスにひっぱられずに書けるようになる一冊です。
読みながら思ったのは、読んだだけではダメな一冊です。読みながら、自分でも手を動かして、頭を使い、経験を積まなければしっかりと身につかない一冊だと思います。僕は、全体をサラーっと読んで終わったので、今の時点では星3の評価にしていますが、ちゃんと手元に残して、コンセプトを書くときにこの本を参考に何度も何度も手を動かしていきたいと思っています。辞書的な使い方をしていこうと思います。 -
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言葉の重要性をMBAでの学びや読書、仕事を通じて感じていた時にぱっと読んだ1冊。タイトルの通りの書。
【言葉の限界は思考の限界】
「私の言語の限界が私の世界の限界を意味する」 by 哲学者ヴィトゲンシュタイン
言葉にならないものについては、思考する術を持たない。
【未来への入り口を探すステップ】
1.現状を疑う(本当にそう?)
通勤ラッシュは我慢するしかない、本当にそう?病院は待ち時間が長くて当然、本当にそう?
2.未来を探る(もしも?)→「正解」ではなく「別解」を
もしも、美しいコンピュータが作れたら。もしも、ここに行けば望む人と出会える場が出来たら。
3.言葉をつくる(つまり?)
まだ世の中に存在しない何かを言い当てるとき、それにふさわしい言葉もまだ世の中にはない。そんな新しい言語表現をつくるため「呼び名を変える」「ひっくり返す」「喩える」「ずらす」「反対を組み合わせる」という5技法がある。
キーワード:言葉に敏感になる。「本当?」「もし…」「つまり?」 -
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ネタバレ「未来を予測する最良の方法は、それを発明してしまうことだ」(The best way to predict the future is to invent it)- アラン・ケイ p34
任天堂の元開発者・横井軍平「枯れた技術の水平思考」:
枯れた技術とは「散々使われて安くなった技術」
水平思考とは「違う目的に置き換えること」p134
【機能するビジョナリー・ワード3つの条件】p172
①解像度
②目的地までの距離
③風景の魅力
why?は一つの鉱脈を掘り下げる。if?は新しい鉱脈を掘り当てる。p193
<言葉をつくる5つの技法>p202
①呼び名を変える
②ひっくり返す
③喩える
④ずらす
⑤反対を組み合わせる
元東京大学総長・小宮山宏は一般的な日本の「課題山積みの国」というイメージを反転させ、「課題先進国」という新しいビジョンを示した。
少子高齢化などの問題は、やがて他の先進国も直面せざるをえなくなる。それをいちばん危機的な状況にあると考えるのではなく、世界でいちばん初めに解決することで、その手法とアイデアを世界に輸出できるのではないか、という提案。
課題先進国という言葉は、ネガティブな事象をポジティブに捉えなおすきっかけになった。
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不満をひっくり返すと、希望が生まれる。
【3にんの経営者の比喩】p228
・パナソニック松下幸之助「水道哲学」
・京セラ稲盛和夫「アメーバ経営」
・ザッポスのトニー・シェイ「ポーカー経営」
言葉は未来の骨格。肉づけされて初めて命が吹き込まれるもの。p250
【計画立案には2つの方法がある】p251
①フォアキャスティング
②バックキャスティング:未来を起点にして、現在を鑑みる。目的地に到達した視点から、現在地を見つめる思考法。 -
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一つのキーセンテンスが、希望と未来を導いてくれる。毎日何気ない会話や文書も、もちろん言葉の集合体だ。勇気を沸き立たせる言葉もあれば、悪意に満ち足り、ネガティブになる言葉もある。しかし、言葉は単に言葉である。未来ある言葉には、成し遂げたい自分の想いが言葉にのっている。その想いが、どれだけ成し遂げようとする自分に対しての覚悟が強いほど、未来がみえる言葉になるのだろう。
この本は、そのキーセンテンスをいかに創り上げるかの事例を紹介し、分析した書である。ビジョナリーワードと呼び方を定め、1.解像度2. ほどよく設定された目標までの距離3.明確な風景イメージの魅力としている。スタッフにより分かりやすければ、同じベクトルを見る事ができるうる観点がこの3点であろう。そして、その達成する着地点も見えそうだと、やる意欲も挑戦しがいがある。また、ビジョナリーワードの作り方は、現状分析をし〈なぜ?なぜ?なぜ?〉を、もしかの可能性を見出し思考する。問題を解決する思考パターンと似ている。私も何か起きた時には、このなぜ?なぜ?なぜ?を繰り返すと、顕在化した分部から潜在した箇所が見え、物事の本質が理解出来、解決する可能がある。もちろん過去の経験に基づいてでしか導き出せないので、多くの体験と人と人との携わりが必要不可欠ではあるが、、、
しかし、導き出されたのは所詮〈言葉〉である。その想いを共有し、行動し続けた者だけが、この言葉がビジョナリーワードとなりえると思う。言葉が全てては有るが、言葉だけでは未来は描けない。