曽和利光のレビュー一覧
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人事になった人にも、人事を続けている人にも振り返りの一冊。
1.目の前の人を喜ばせるために仕事をしない。自分のなすべきことのために。
10.自己PRや志望動機(相手の自己評価)より何をしてきたかを聞く。
17.人に完璧を求めて悪いところを直すより、チームワークでカバーする。
20.パワポ研修よりコミュニケーション研修で相互作用を。
45.みんなと居酒屋よりひとりでバー。バカ騒ぎよりも見知らぬ出会いで本音を聞く。
46.合コンよりナンパ。オーディション型よりスカウト型を心掛けることが優秀な人材獲得へ。
48.自分より上の立場へも影響を与えることができなくてはいけない。 -
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人や組織は世界中の研究者が明らかにした原理原則をベースにマネジメントすべきとした一冊。優れたトップは、自らのバイアス(誤解)を理解してマネジメントを行うべきである。
○採用
・まずはこの会社に入社して良かったと内定者に思ってもらう。内定者同士仲良くさせるで入社して良かったと思ってもらえると、効果は倍増する。
・そして、キャリアプランを白紙化させる。そのためには多くの人は偶発性によってキャリアアップすること、つまりプラントハップンダンス理論などを説明する。キャリアの8割は予想もしなかった出来事によって決定されるので、それを柔軟にうけいれたほうがキャリアはより良いものになる。
○育成
・厳しい研修は新人育成に有効というバイアス。
リクルートでも昔はRODによって多面評価を実施し自己評価と他者評価のギャップを問い質されていた。連帯を生む一方で自由への侵害を生んでいるのも事実。重要なのは型にはめるのではなく、自ら型にハマるように仕向けること。こうしろ!ではなくおまえはどうしたい?を聞く。
とはいえ多面評価は、リスクをはらむものの適度なショックを与えることで人の行動は変容させられることも事実。
・目標設定理論をみんな知らない。短期かつ明確かつ困難な目標が、多くの人が成長する。達成しなくてもパフォーマンスが向上する。
・固定理論と増大理論。増大理論=人は変われると思う人の下のほうが成長する。
○成長
従業員エンゲージメントと業績の因果関係をしめしたエビデンスはない。従業員エンゲージメントではなく、ワークエンゲージメントが重要。そのためには組織への愛着や一体感を高めるのではなく、仕事を通じて能力や知識を身につけれることを支援したり、社員同士のコミュニケーションによるノウハウの共有が良い。従業員ワークエンゲージメントはギャラップ社、ワークエンゲージメントはユトレヒト社が有名。
○文化
直接利害関係ない人が文化を語った方が良い。また、他者をうまくつかえば、伝えたい文化を伝えられる。 -
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ネタバレ#人事と採用のセオリー
人事になり、採用専門で仕事をしているけど、
そもそも人事とは何のために存在するのかを学ぼうと思って購入。
感想を一言で言うと、
人事の仕事の全体感が見えたという感覚です。
今は採用専門でいっていることもあり、
視座が目の前だなーと気付けました。
「組織は戦略に従う」という言葉が印象的で、
この点は、自分が所属するチームの中で、どんな戦略を描いていて、そのために組織をどうすべきか考えるきっかけにもなりました。
・採用と代謝(退職)をセットに考える
体と同じで、たくさん取り入れても適切に排出ができないと不具合が生じるように、
組織にも適切な代謝が必要と学んだ。
誤解ないようにしたいのは、リストラをして退社する意味ではなく、社員自ら自然と次のステップを考え転職する人がいてもokという意味です。
この点、リクルートが最も採用と代謝を考えてマネジメントしている組織と書かれていて、確かに!!!と思った。
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「できる人事」と「ダメ人事」の習慣
2014/6/16 著:曽和 利光
一言に「人事」といっても、その中にはさまざまな業務がある。採用・配属・育成・評価等・・・。他人の生活。将来に直接関わる業務であり、人事部の仕事は傍目に見るほど楽なものではない。人事は給与や配属に携わることから、社内で「権力者」とみなされることも多く、著者も同僚に警戒されたり羨ましがられたり、「本当は違うのに」と寂しくなったことも多々あったという。
本書は著者の人事に携わった経験を活かしてその「人事のコツ」について以下ノ7章により説明されている。
①人事の心得
②採用・面接
③育成・キャリア
④退職対応
⑤評価・報酬
⑥組織改革
人事部等に属している人だけに向けられた本ではない。人事については規模は違えど属している組織においても何等かのその業務(評価・育成)を多くの人が担っている。担っていない人であってもその背景にある人事の苦労や業務内容のコツを知ることは仕事上でも仕事を離れた生活上でも役立つことは多い。
著者の紹介している「人事のコツ」というのは非常に現実的なことが書かれている。夢物語ではなく、イメージしやすく当たり前のことを丁寧に説明している。
人事の仕事はどの業務よりも「人」に接する。「人」のことを考える仕事でもある。本書にもあるように「人」の部分最適ではなく、全体最適を優先することになればなるほど難しい判断も求めれ、時には非情ともとられることをしなければいけないのかもしれない。
どの判断においても自分の意見すべてで動くことは組織に属していれば出来ないことは確かではあるかもしれないが、背景には自分の軸や考えをしっかりと持って挑むべきということを学ぶことができた。 -
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ひょんなことから著者の曽和さんとお会いする機会ができたので、お会いする前に読んでみました。私は人事担当ではないので、通常の採用についても詳しくないのですが、ここで書かれている「大企業の採用」については以前いた会社も考えるとそのとおりだと思いますし、そのやり方では確かに知名度が低い会社では採用は難しいだろうというのは想像つきます。
私は営業の仕事もしていたので、思ったのは「採用は営業と一緒だ」ということです。応募者をお客様と考えて、そのお客様の求めていることを真摯に考えてアクションする。それはお客様の言いなりということではありません。きちんとこちらの主張も伝えたうえで縁があればお付き合いが始まる。ということでしょうか。
書かれていることはとても基本的なことですが、やり切るのは難しいでしょうね。それがきっと曽和さんがコンサルとして必要とされていることなのでしょう。ちなみに曽和さんはとても気さくな方で楽しくお話出来ました。 -
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採用担当者は読むべきだと思う本でした。
優秀な学生は、大手企業に就職する傾向がある。
個人的な考えだけど、大手企業には、潰れないだろうというよくわからない安心感、知名度というブランドと他者の憧れのまととなる自己満足、金額の大きな仕事を担当できる、優秀な人が多いので刺激しあえる、給料が高いなど、いいことが多い気がする。
その中で中小企業が高学歴な、優秀な人材を採用は難しいだろう。
そこでどうするかというところがこの本の趣旨。
狙いは、環境の変化が激しい世の中でも泳げる見込みがあり、大企業の選考から競合しない人。
例えば、新設学部に入学した人やマイナースポーツに興味が惹かれる人を採用する。この人たちは、環境の変化に対応できる人材と見ることができるので、そういった人たちを中心に採用する。(大企業からすると、新設学部は採用実績が少ないので取りづらいと思われる。)
また、第一次採用が終わったあとに採用活動を行うなど、時期をずらすとか、会計士や弁護士の勉強をしていた既卒者、海外留学生を採用するのも手。
そして、これと思った優秀な学生へは社長との面談を設けて社長にビジョンを語ってもらうと内定辞退しにくい。
エースクラスの社員と会話するのも有効。
一方で、こちらから学生を取りに行くのだから学生の負担を避けるべく、会社セミナーは動画とするなど気遣いは必要。
まあいろいろやりようはあるってこと。
今までの待ちの姿勢じゃ欲しい人材の採用なんてできないぞって。 -
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覚書
12 すくすく系の若者を積極的に評価する
18 人気企業の採用終了後にチャンスがやってくる(二の矢、三の矢作戦)
20 習慣になるまで努力したエピソードを聞く
21 なぜそうしたのかで優先順位がわかる
22 天井の雨漏りをどうするかで問題解決能力がわかる
25 エピソードに隠れているプロセスを聞き出す
26 学生に求める能力の定義を共有する
27 初期選考では基礎能力だけジャッジする
33 フォローで聞くのは「主観、妄想、思い込み」
38 人気企業を志望する学生の口説き材料
40 「この会社で働きたい」との言葉を学生からもらう
42 入社前のキャリア志向をリセットさせる
48 現場のスター社員がキャリアイメージを見せる