杉田七重のレビュー一覧

  • フラミンゴボーイ

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    「アーニャはきっと来る」2020.3月刊と、テーマや登場人物が似ている。良かったのだが、読者としては、似た話を書くなら一冊に凝縮させてほしいと思ってしまう。最後にモヤモヤが残った「アーニャ…」だったが、こちらは終わり近くの英国人の部分がサラッとしすぎていて、最後にもうひと盛り上がりあって有無を言わせぬ結末でなかったのが残念。そして、自閉症を扱うには、一部分を捉えて都合よく使った感がしてしまいました。

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    2020年08月24日
  • フラミンゴボーイ

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    ネタバレ

    心を通わせて、希望を失わないで。

    ある男の回想という形をとって語られる物語。少年の時、旅路で世話になった人の昔話。それは、フラミンゴと話ができる少年と、その少年の隣にいた少女の話だった。

    人間は自分と違うものを嫌う。戦争は残酷な行為に理由を与える。発達障害のロレンゾを笑った人もいたし、ロマのケジアにロマというだけで辛くあたった人もいた。サロモン先生はユダヤ人というだけで殺されてしまった。ケジアの両親もロマという理由でキャンプに連れて行かれた。

    メリーゴーラウンドは希望だ。すべては元の場所に帰ってくる。乗るのは主に子ども。希望の象徴だ。カポラルはケジアやロレンゾにとって、敵の立場にあたるド

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    2020年08月23日
  • 怪盗紳士モンモランシー

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    ミステリー、と何かで見かけたので読んでみた。
    が、ミステリらしき要素を見つけられない。

    あと何冊かで完結するとあとがきにあったので、この本はミステリに続くための人物紹介の巻といったところか。
    今後、どんな展開になるのか、長編好きな方には、オススメ出来そうなきがする。

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    2017年04月13日
  • 魔物のためのニューヨーク案内

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    ストーリー自体は面白いが、とても深く書き込まれていて(書き込まれ過ぎていて)一冊でなく細かくシリーズに分けて欲しい。
    また、翻訳がとても古めかしい感じの書き方であり個人的にはもう少しライトな書き方の方が読みやすいと思ってしまった。
    原作で読んだ方が面白いかもしれない。

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    2017年04月10日
  • 最後の1分

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    爆発事故の1分前から1秒ずつカウントダウンしていく。1秒ごとに切り取られる町の風景が、あまりに雑然としていて、本当に普段の生活を切り取っているような、落ち着かない気持ちにさせる。面白い試みだけど、最後まで慣れなかった。
    子どもの未来が根こそぎ奪われるのは、たとえ小説の世界であっても胸が痛む。

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    2016年10月07日
  • 最後の1分

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    読み進むページの間に
    あちこちで、起こっている
    自爆テロで亡くなった人々が見える気がした。
    スイッチをOffにされたように
    一瞬で命が消えてしまう怖さ、あっけなさ
    誰にも明日は約束されていない事を
    改めて実感した一冊でした。

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    2015年11月05日