みろくことこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレケモミミもふもふファンタジーです。
血統書付のロシアンブルーの受は、人間の都合で勝手に捨てられ、箱に入ったまま川をどんぶらこしてた所を、攻の極道若頭に助けられ、恩返しをするために人間になる!
と、まぁ非常に分かりやすいお話でした。
鶴の恩返し猫版という感じで、もしも猫であることが人間にばれて忌み嫌われるようなことが有れば、毛玉になって消えてしまうという条件付。
そして満月の夜は耳と尻尾が生え、新月の夜は完全に猫の姿になってしまうという美味しいオマケ付。
極道の若頭である故に、幼い頃から人に対して警戒心が強く、猜疑心の塊のような攻は、最初あらわれた受のことを余所の組のスパイと疑って様子見をし -
Posted by ブクログ
素直で瑞々しい感性で描かれていて、いつの間にか話に入り込める青春モノでした。
美大を目指している天才肌で無口な堂本の作品に憧れて、自分もまた美大を志すことにした連が、彼への恋を自覚していく姿にキュンキュンさせられました。
高校生モノっていい!と思えるお話でした。受験とか夏期講習とか学祭とか!お約束アイテムがぎっしり。
合格を目指して熱くがんばる連の姿に、思わず応援したくなりました。
連はとても明るくて素直でかわいかったです。
堂本誰もが憧れるカリスマ性があって大人っぽく見えるけど、でもちゃんと年相応なかわいいところもあってステキでした。
互いにモデルになって絵を描きあうシーンがすごく印象的 -
Posted by ブクログ
シリーズ3作目。今回も期待を裏切らないおバカぶりを発揮してくれた、極妻になろうとしてなりきれていない尚弥です。
高校を卒業して、尚弥はすごくカッコいい極道になることが夢と語ります。ちょっと頭が痛くなりますね。
それでも「影の大物で、伊織を公私共に支える極妻」という高望みをする尚弥を、否定したりバカにしたりしない伊織に大きな愛を感じます。
というか、会社でのパソコンやら株取引やらで一連の騒動を引き起こした尚弥にも寛容な伊織の態度には、男としての度量すら感じさせます。尚弥には大爆笑だったけど。
けど、パソコン専門学校に放り込んだのには、やはりいかに愛する妻であっても甘やかしてばかりじゃなく、けじめ -
Posted by ブクログ
勝手にイチャついてて下さい、と言いたくなるようなバカップルぶりがアホらしくも微笑ましい、渡瀬組若頭の伊織×嫁の高校生尚弥。
頑張るのに全てが裏目に出てしまうという、今回も尚弥のかわいいおバカぶりが全開で、笑わせえてもらいました。伊織じゃないけど、その根拠のない自信は一体どこからくるのでしょうか?
そんな暴走にやきもきさせられる極道の新妻の尚弥ですが、すべては伊織のためなんですよね。彼の役に立ちたい、一人前になって認められたいと思いつめて、結局対立する組の罠にはめられてしまうのです。そんな尚弥の気持ちがわかるからこそ、伊織も怒ることはできないんだろうな。
伊織はてめえよばわりしながらも、尚弥 -
購入済み
あまり盛り上がりが…?
受けがウゴウゴしてるのはすごくかわいかったです。受けと攻めの言い合いが楽しい。
ただ話に盛り上がりがないように感じました。受けもあっさり攻めのこと好きになってますし。
キャラとしては地団駄踏む受けはすごく好きでした。 -
ネタバレ 購入済み
ヴァリ視点から出会いが書かれていたので読みやすく世界観に入りやすかったです。
オジェのことを口説いている時は余裕そうだったのに、いざそうなるといっぱいいっぱいなのが年下攻め!という感じでとても良かった。