【感想・ネタバレ】極道の新妻のレビュー

あらすじ

「てめぇは俺の嫁として、自覚を持て」渡瀬組の若頭・伊織のもとへ嫁いだ高校生の尚弥。でも、デキる極道なダンナさんはいつも大忙し。有名な全国組織の組長にまで見染められて、新婚なのに休日出勤する始末。夜祭りに行ったり仮病を使ってラブな時間を作ったけど、なにかもっと…大好きな伊織の役に立ちたい! そんな時、親切な大國組の組長さんが「極妻の作法」を教えてくれて…!? 初めての…手料理、屋外エッチ、極妻お仕事――初めてづくしの極妻ラブラブ新婚生活v

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イチャイチャ、ラブラブ

前回より、イチャイチャ、ラブラブ増しです。
相変わらず、尚弥は、単細胞でアホな子だけど、役に立ちたい、認められたいと頑張るんです。
でも、そこは尚弥、全て裏目に出てしまいます。
なんで、すぐ「いい人」認定してしまうのかしら?
思わず心配になるけど、伊織がなんとかすると思っているので、笑って読めます。
伊織が、ベタ惚れ、メロメロなのには笑います。

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2020年11月17日

Posted by ブクログ

勝手にイチャついてて下さい、と言いたくなるようなバカップルぶりがアホらしくも微笑ましい、渡瀬組若頭の伊織×嫁の高校生尚弥。
頑張るのに全てが裏目に出てしまうという、今回も尚弥のかわいいおバカぶりが全開で、笑わせえてもらいました。伊織じゃないけど、その根拠のない自信は一体どこからくるのでしょうか?

そんな暴走にやきもきさせられる極道の新妻の尚弥ですが、すべては伊織のためなんですよね。彼の役に立ちたい、一人前になって認められたいと思いつめて、結局対立する組の罠にはめられてしまうのです。そんな尚弥の気持ちがわかるからこそ、伊織も怒ることはできないんだろうな。

伊織はてめえよばわりしながらも、尚弥に対する想いを言葉と行動できちんと表しているのがいいなと思わせます。焼きそばが食べたかったとふてくされたり、風邪を引いたと嘘をつかれても甲斐甲斐しく看病したりと、若頭としてカッコつけずに素のままで向き合ってるのがステキです。どんだけ惚れてるの?というメロメロ加減。
バカバカしいほどラブラブなのに呆れたり、癒されたり。

尚弥が危険な目に遭っても何とかなるだろうと思わせるのは、新妻と言えどやはりそこは元気いっぱいな高校生の男の子、というのがあるからです。これが乙女な美少年だったり、ホンモノの女子だったりするともっと痛い展開になったりするんだろうけど、安心して笑って読める理由はやっぱりそこにあるんじゃないかと。あと、ゆるぎない二人の気持ちと濃厚Hも重要です。
濃く甘く絡んでいるベッドシーンは新婚さんならでは。しかも、相当高度なテク必要な絡みです。多分、尚弥が他所で教わった技というのに伊織のジェラシーに火がついた結果ですね。

書下ろしでは、伊織視点で子供時代の尚弥の様子が描かれていますが…そんな頃から勉強はまるでダメでした。でも、何よりズバ抜けてかわいらしかったんだよな、という犬も食わないノロケ話。
そして、カバー下にもSSがある文庫本です。こちらを読むのを忘れずに。

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2012年02月02日

Posted by ブクログ

極道ものだけどラブコメなので、すらっと読めました。
前作も読みましたが、今回は極道の妻としてもおつとめとかしちゃったりしてましたw
軽く読みたい方におすすめです。

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2011年02月18日

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