片桐はいりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
古書店のセール棚で偶然みつけて購入。
凄く面白いエッセイでした。
映画「かもめ食堂」が好きで、まさかそのフィンランドでの滞在記となれば面白くないわけがない。
頁をひらくと片桐さんの発想パワーがこれでもかと発射されてきます。
やっぱり自分らしく楽しまないとね〜
読んでたら何故か無性にワクワクしたくなり100均でワクワクするマグカップとステンレススプーンを購入してコーンスプーンやらヨーグルトに果物やハチミツいれ食べてニヤニヤしてワクワクしてます。
愛着あるものを発見してより人生を楽しまないと損だね!
本の装丁も素敵でワクワクします。
ぜひ〜 -
Posted by ブクログ
天の橋立・城崎温泉・舞鶴・静岡の映画街と行ったことのある場所がたくさん出てきて、エピソード内のはいりさんの郷愁に引きずられるように、懐かしさに浸った。
もぎりのある映画館に行ったことはない。映画館に行くとその作品と向き合う時間になるから、その分駄作には怒りたくなるし、いいものが観れた時は世界に感謝するし、逆に家でも真剣に観れた作品の時は、なんで映画館に行かなかったんだろうと過去の自分を責める。昔のままではいられず、均質化していった映画館だけど、特別な場所なのは変わりない。
いつかはいりさんがもぎりする映画館に行ってみたいし、大森を歩いてらっしゃるのに遭遇したい。 -
Posted by ブクログ
中学以来口をきいたこともないほど疎遠になっていた2歳違いの弟。音信はしばらく途絶えていたが、地球の裏側にいることが判明。どうやら家族もいるらしい。その弟の状況を見にグアテマラまでゆくことになる。
最初の頃は国際電話でしかコンタクトできなかったのに、ファックスやインターネットなど通信手段の進歩につれて、ふたりの心理的距離もどんどん縮まってゆく。やがて日本の家族とグアテマラの家族のご対面、その交流のエピソードがおもしろい。
『わたしのマトカ』はフィンランド一色だったが、本書は中米グアテマラ一色。すっかり現地の色に染まった片桐はいりが目に浮かぶ。 -
Posted by ブクログ
一度見たら忘れない癖のある女優片桐はいり。その弟がグアテマラに住み着いた。兄弟仲がいいわけではなかったが、まばゆいラテンの文化、陽気に逞しく暮らす人たちと過ごすうちにほぐれていく。
はいりさんご家族の魅力とグアテマラの魅力が詰まっている。18あるエッセイの中で特に鮫とシエスタ、トイレとロダン、物乞いとアミーゴの3つがお気に入り
(グアテマラの弟
旅行先のふらりと入った古本屋で民族感のあるかわいらしい外装とタイトルで手に取った一冊。
中央アメリカのメキシコの下の国。コーヒー豆?くらいしかなじみがない名前。
人との距離、昼寝シエスタの仕方、挨拶、知り合いとの近さ、温泉の入り方、現地のコーヒーは実はまずいこと。
大らかな温かい生活が目に浮かぶ。
鮫とシエスタがいい。家事に鮫のように動き回る母親の背中に向かって話しかける。どうすれば後ろ姿の人に手短に、面白く、インパクト強く伝わるか
美味しいごはんさえ作れれば、人生のたいていの問題は解決できる
ご馳走をたいらげ、甘い甘いデザートをいただいて、みんなでゆっくりとタバコを喫う。その後、皿を片付けることすらなく、即刻お休みなさいになる。シエスタである。こちらの人たちがなによりも大切にする、パブリックなお昼寝の時間。瞬時を争ってベッドに急ぐ。
トイレとロダン。お手伝いさん。夕食のお皿を洗うだけの人、洗濯物にアイロンをかけるだけの人、など。少しでもお金に余裕があれば溜め込まずに人に使う。少しでもやってもらえる仕事があれば、溜め込まずに人に回す。彼らは何やら少ないお金と仕事をみんなで分け合っているようだ。
物乞いとアミーゴ
弟は町中の人と友達であるように思われます。路上の物乞いの名士たちの写真を集めて飾ったバーもあるくらい。そんな彼にからかい声をかける弟の嫁、それに罵り言葉で応戦する物乞い。こんな彼ら多様。アミーゴ。遠慮ない関わり。) -
Posted by ブクログ
『かもめ食堂』など
俳優さんとしても
大好きだった片桐はいりさん
数年前に
『私のマトカ』
『グアテマラの弟』を
読んで
ますます
大好きになりました
本屋巡りをして
旅先でやっと出会えた
『もぎりよ今夜も有難う』
少々映画ファンぐらいの
私には知らない映画も
多かったですが、
やっぱり面白い
読後感のよいエッセイ
はいりさんは
世の中に、
ちょっぴり愉快な悪戯を
しかけたいという
ただそれだけの衝動で、
もぎりも、
演じる仕事もやっていることに
気がついたと
本書の中で書いている
それが
私が、
はいりさんや
はいりさんのエッセイが
好きな理由なんだな
と私も気がついた