片桐はいりのレビュー一覧

  • わたしのマトカ

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    「かもめ食堂」フィンランドロケの滞在の日々のエッセイ。生活習慣、気質の違いなど興味深く楽しく読みました。
    フィンランド流の“なにもしない”を学ぶべきと心に決めた、はいりさんでしたが、持ち前の考察の深さと好奇心旺盛で、ぼおっとする瞬間さえない行動力でした。
    フィンランドの家には欠かすことのできないサウナ、暖炉ではなくてペチカ、農場体験とムーミン谷博物館、興味が湧きました。

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    2025年06月13日
  • わたしのマトカ

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    映画の撮影で一ヶ月滞在した、森と湖が美しい国フィンランドで出会った温かい人たちとの穏やかで思わず笑顔になってしまう、貴重な体験が詰まったエッセイ。


    片桐さんの綴る言葉や考え方がとっても身近で、フィンランドの美しい景色や今目の前に広がっているであろう情景が、目を閉じるとありありと思い浮かんだ。

    特に印象に残っているのがファーム・ステイ。

    ファームステイ先には何があるの?という片桐さんの質問に、「トランポリンがあるよ」って答えたヒルトネンサンに思わず笑った。

    実際はトランポリンを楽しむ余裕もないくらい唯一無二の滞在になっていて、旅先では観光地巡りもいいけど、こういうのも魅力的でいいな、と思えた。


    フィンランドの時間と心に余裕を持った暮らしに「限りなく、便秘とは遠い世界だ(P.174)」とも綴っていて、前よりもさらにフィンランド行きたい欲が高まった。笑


    ***


    何かの拍子でわたしの中にちょっとゆがんだ正義の味方がやってくる。(P.162)


    ささいな理不尽にいちいち目くじらを立てて、小さな復讐をくりかえすよりも、もっと上等な武器を手に入れたような気がした。
    余裕、という武器。(P.167)

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    2025年05月12日
  • わたしのマトカ

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    映画かもめ食堂を見て、フィンランドという国に興味を持ち始めた頃、ふと立ち寄った古本屋で見つけた本。運命的な出会いだった。
    片桐さんらしいユーモアと、皮肉と、愛らしさがたっぷり詰まった本!

    そこから数ヶ月後、私のフィンランド愛が高まり、ついにフィンランド旅行が実現した。

    旅の道中でも読んだが、とても楽しかった。

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    2025年03月04日
  • グアテマラの弟

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    前作の「わたしのマトカ」に続いて読みました。
    グアテマラという中米の国があることを初めて知りました。そこに住む片桐さんの弟さん。寡黙でありながら、おおらかな雰囲気の人であることが伝わってきました。

    このおおらかさが、外国で行きていける素質なのかなと思いました。あまり細かいことを気にせず、あるがまま全て良し、という精神を私も学びたいです。

    弟さんは大学の夏休みにメキシコから南米に放浪の旅に出かけ、それでグアテマラに出会い、移住までしてしまうのだから素晴らしい行動力だと思います。

    自分も外国を旅したらそのような住みたい国が見つかるだろうか、そこはどんな国だろう、と想像したら旅に行ってみたくなります。

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    2024年11月15日
  • わたしのマトカ

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    かもめ食堂が好きなので、そのロケでのエッセイとTwitterで見つけたのが理由で買ってみた。
    行ったことがないけれど、フィンランドの風景が目の前に広がるようだった!
    ただもう少し映画のエピソードが含まれていると期待していたので、そこは残念なポイントではあった

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    2024年11月07日
  • もぎりよ今夜も有難う

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    長編小説の間にちまちま読み進めていた片桐はいりさんのエッセイ。
    小林聡美さんの著作でもそうだったけれど、『かもめ食堂』のサチエさんとミドリさんそのままなお人柄が感じられます。

    平成ですら「レトロ」と呼ばれてしまう現代。平成前期生まれな私からすると、「本当に昭和ってこんなことが……?!」と驚くエピソードが多かったです。笑
    おおらかで、人々に余裕と希望があって……。こんな時代に、さぞ映画館は夢のような存在だったことでしょうね。
    各エピソードのタイトルは映画をもじったものになっていますし、作中にも本当にたくさんの作品が出てくるのですが、まだまだ観たことのないものばかり。もっとたくさんの作品に触れたいなと思わせてくれるエッセイでした。

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    2024年06月02日
  • わたしのマトカ

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    かもめ食堂、という映画でフィンランド ヘルシンキへ行った時の旅行記が中心のエッセイ
    ちなみに、マトカとは、フィンランドの言葉で旅という意味らしい

    片桐はいりさんという女優さんは映画でも個性的で素敵!
    日本とフィンランドの映画の作り方や、そこに携わる人々の違いなど、おもしろかった。
    すべて自分で体験したエピソードで正直な感想に
    笑えたり、感心したり。

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    2023年12月10日
  • わたしのマトカ

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    最近フィンランド関連の本を読むので、その流れで興味を持って読んでみた。
    旅のエッセイみたいなもので読みやすかった。

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    2023年12月01日
  • もぎりよ今夜も有難う

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    「映画館の出身」を自称する俳優・片桐はいりによるエッセイ。彼女が銀座文化劇場(現・シネスイッチ銀座)でもぎりのアルバイトとして勤めた日々や、これまでに訪れた日本各地の映画館(現役、廃業済みを問わず)について等がユーモア溢れる文章で綴られている。また、書名・各章名・文庫版あとがき題名はそれぞれ映画題名のパロディーになっていて楽しい。

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    2023年02月16日
  • もぎりよ今夜も有難う

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    テレビで拝見する機会はありますが、独特な空気感を持っておられると個人的には思っていました。
    なので、「片桐はいり」というその独特な?ブランドが、何をベースに構築されているか、興味があり拝読しました。

    読んでの感想…とりあえず映画やもぎりに対する愛が溢れています。
    私自身、映画は子供が観たいものを同伴でシネコンにはよく行っています。ですが、いわゆるザ映画館に行きたい気持ちになりました。
    それは、片桐さんの文才?によるところなのかもしれません。
    個性が滲み出る言葉のチョイスや言い回しが伝える力に変わっているのかなと思いました。

    とりあえず、今後テレビなどで片桐はいりさんを目にすると、気にせずにはいられないでしょう。

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    2022年10月16日
  • もぎりよ今夜も有難う

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    本当に好きなこと(映画、映画館)に没頭した青年時代、本当に幸せそうに語っている。「宝物のような七年間」(P12)とあるとおり。仲間もみな映画好きというのもよい。そういう環境は確かに幸せ。

    銀座の映画館の劇場も良いが、下北沢でせまい芝居小屋の客席にぎゅうぎゅうにおしこんだり他の客を飛び越えたりしながら詰めていくのも、うなづけるし懐かしい感覚。(p81)
    酒田のグリーンハウスという独特な劇場も語られている。そういう地域性も、ほんとうは面白いのだろう。(p192)
    あとがきにもあるとおり「この町に映画館はありませんか?」という問いかけから始まった出会いも多かろう。そういう、町をみるにあたってのユニークな軸を持っていることもまた贅沢に思う。(p215)

    映画や劇に親しみがないと楽しめない本か、と思ったが、(そして親しいがあるほうが楽しめるのは事実だろうが、)そういう共感ができて面白かった。

    ※「巴里の空の下セーヌは流れる」という映画は気になる。機会あればみてみよう。たぶんみないけど。。。

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    2022年06月27日
  • もぎりよ今夜も有難う

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    文章がとても読みやすく、スッと入ってくる。
    昔の映画の楽しみ方やカルチャーを知れて、今の映画との違いやお互いの良い面悪い面など知れて面白かった。
    また各章のタイトルを名作のオマージュしたタイトルになっているところも好きでした!

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    2022年03月17日
  • もぎりよ今夜も有難う

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    ネタバレ

    「グアテマラの弟」「わたしのマトカ」とはいりさんのエッセイを手にしてきた以上、本書「もぎりよ今夜も有難う」を手にしない訳にはいきませんでした。

    はいり節が本作も全開です。

    「映画」「映画館」にまつわるはいりさんの愛が詰まっています。

    「映画館の出身です!」と自分で言えるはいりさんは学生時代から映画館でもぎりのバイトをしていたそうで、仕事の合間をぬって訪れた地方都市の映画館へも足をのばされているとのこと。

    いやぁ〜愛ですなぁ。

    「一日もぎり」のはいりさんにどこがで会える日を楽しみに。

    説明
    内容紹介
    映画「かもめ食堂」の初日挨拶で、シネスイッチ銀座の舞台に立ったとき、かつて銀座文化でもぎりのアルバイトをした7年間がキラキラした宝物のように思い出され――。「映画館の出身です! 」と自らの出自を述べる俳優が、映画が活況だった頃の懐かしい思い出や、旅先の映画館での温かいエピソードをユーモアとペーソスを交えて綴る名エッセイ。
    内容(「BOOK」データベースより)
    映画「かもめ食堂」の初日挨拶で、シネスイッチ銀座の舞台に立ったとき、かつて銀座文化でもぎりのアルバイトをした7年間がキラキラした宝物のように思い出され―。「映画館の出身です!」と自らの出自を述べる俳優が、映画が活況だった頃の懐かしい思い出や、旅先の映画館での温かいエピソードをユーモアとペーソスを交えて綴る名エッセイ。
    著者について
    一九六三年東京都生まれ。成蹊大学卒業。俳優として、舞台、映画、テレビと幅広く活躍している。主な出演作に舞台「キレイ」「ニンゲン御破算」「オイル」「R2C2」、映画「かもめ食堂」「なくもんか」、ドラマ「あまちゃん」など。DVDに「片桐はいり4倍速」、著書に『わたしのマトカ』『グアテマラの弟』などがある。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    片桐/はいり
    1963年東京都生まれ。成蹊大学卒業。俳優として、舞台、映画、テレビと幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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    2022年02月13日
  • もぎりよ今夜も有難う

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    片桐はいりさんが女優となる前から愛してやまなかった、映画と映画館。
    昔は劇場としてそこで「もぎり」として働いていたのだそう。

    時代の変化と共に変わっていく劇場ともぎり。
    けれど、そこには変わらないものもある。
    はいりさんと映画、そして劇場とそこへの愛が詰まった一冊だった。

    「有難う」「有難う」と言い続けたら、有難いことがかならず起きる。

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    2022年01月03日
  • もぎりよ今夜も有難う

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    女優・片桐はいりさんが学生の頃、映画館でもぎり嬢としてアルバイトしていた頃のエピソード中心のエッセイ集。
    彼女の視点が面白いです。

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    2021年10月31日
  • もぎりよ今夜も有難う

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    2021年4冊目。
    大好きなはいりさんのエッセイを読むのは3冊目。
    あたたかくてやさしく、ユーモアのある語り口で、心がほっこりします。
    映画館にまつわるお話が次々と。
    はいりさんの思い出話や旅先での出会いなど、どれも素敵で魅力的です。
    特に、深谷シネマが出てきたのにはびっくり!
    はいりさんが身近なところに来ていたなんて、嬉しくなりました。
    また、空港での読書エピソードが印象的でした。

    なかなか遠出ができない今だからこそ、本の世界に旅するのもいいですね。
    身近に空港がないので、代わりになる場所はどこかしら。

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    2021年04月15日
  • もぎりよ今夜も有難う

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    もぎりの視点から描かれる映画、というより映画館談義。地方に出掛けたら必ず映画館を探し、そこから思わぬ出会いが始まって…好きだからこそ見えてくるドラマが沢山あるのだなと気付かされた。

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    2021年01月10日