常井健一のレビュー一覧

  • 無敗の男 中村喜四郎 全告白

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    選挙ライターの畠山理仁さんがとにかく面白い!ってたびたび言ってたのでついに購入。結果その通りですごい面白かった笑

    中村喜四郎自体がすごいのはもちろんだけど、親族や友人知人総出で手伝う選挙活動の描写がほんと凄くて。こんな風に自分の周りで熱心に声かけてきてくれる政治家おったらそりゃ好きになっちゃうわ、と思いました。そして息子の中村はやとさんのXを即フォローしました、面白い投稿で選挙区民じゃないけど応援しております笑

    好きな部分は喜四郎さんの常人と思えないエピソードの数々。真冬で手の感覚がなくなってもすぐに握手できるようにバイクで手袋つけないとか、逮捕された後も検察にマジで一言も喋らないで無言を

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    2025年12月01日
  • おもちゃ 河井案里との対話

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    政治についてある程度の知識がないと、理解できないキーワードも多いかもしれない。
    ただ、これから県政や国政の場を目指そうとする政治素人の方は、一読をお勧めしたい現在の地方政治の実情がここにある。
    政治家になって自分探しをする人は、結構存在する。
    しかし、その結果、被害を被るのは、その政治家を生み出した有権者であるという事実は、投票する人が知っておいて損はしない現実ではなかろうか。

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    2022年03月16日
  • 無敗の男 中村喜四郎 全告白

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    とても面白かったです。一気に読みました。政治家に国のために良い政治をしてもらうためには強い野党が必要と思います。

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    2022年01月03日
  • 地方選 無風王国の「変人」を追う

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    かなり密に取材されていて読み応えがあった。
    一方、地方の首長選挙の多くがこんな血生臭いものではない。
    変人を追ったのが本書であるが、志高い首長にフューチャーしたルポも読んでみたい。

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    2021年11月10日
  • 地方選 無風王国の「変人」を追う

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    ネタバレ

    読後感が悪い
    こういうムラ社会には生きたくないと思う
    本書の見解だけを信じてはいけないが平板に描くことでムラの感じを浮き立たせていると思う

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    2021年05月01日
  • 無敗の男 中村喜四郎 全告白

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    【誰にも聞かれていない場所で演説を続けられるようになって、ようやく一人前なんですよ】(文中より引用)

    「選挙の鬼」として落選知らずに14戦無敗を重ねてきた中村喜四郎。ゼネコン汚職で塀の向こう側に落ちる経験を持ちながら、なぜ有権者は彼に一票を投じ続けるのか。一人の荒武者を通して政治や選挙の意義を問い直したノンフィクションです。著者は、『小泉純一郎独白』などで知られるライターの常井健一。

    中村氏の懐に潜り込んだ時点で面白くなることを運命づけられたのではないかと思えるほどに充実の一冊。各書評などから高評価が漏れ伝わってきていたのですが、まさかここまで興味深く、そして読ませる内容だったとは。戦国モ

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    2020年01月13日
  • 決断のとき ――トモダチ作戦と涙の基金

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    【飄々とした博打打ち】郵政民営化等の政策を果断に実施に移し,近年は原発に反対する姿勢を見せている小泉純一郎元首相へのインタビューを収めた作品。著者は,オーストラリア国立大学客員研究員を務め,現在はフリーライターとして活動する常井健一。

    小泉純一郎という人物の背骨が那辺にあるかを知る上で大変に貴重な作品。首相在任時の政策への評価には毀誉褒貶が付きまといますが,いったいどういう考え方を持って首相を務めていたかを捉える上でとても勉強になりました。

    〜オレは現実を直視しないことに憤りを感じているんだ。現実を直視すること,それが政治では一番大事なんだ〜

    郵政解散の際の演説前のエピソードには驚かされ

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    2019年06月03日
  • 決断のとき ――トモダチ作戦と涙の基金

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    小泉さんはよい。

    内容には全く関係ないが、時を同じくしてアメリカの相手方であったブッシュ大統領の回想録も「決断の時」というタイトルである。まさか示し合わせたわけではなかろうが、偶然の一致にしては出来過ぎのような気もする。

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    2018年04月18日
  • 誰も書かなかった自民党―総理の登竜門「青年局」の研究―

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    常井健一氏、どうしてこんなに注目の政治家に懐を割らせる力があるのか?
    その疑問は、本著のあとがきで判明した。至極納得。

    自民党が幾たびかの下野を乗り越え、与党であり続ける
    要員として、若い政治家を育てて総裁にまで切磋琢磨させるプロセスが、手に取るように分かる著作である。
    多くの取材協力者のリアルな声が、説得力を増している。
    自民党の政策への賛同有無に関わらず、政党に必要なものを知りたい人にとっては必読の書。
    私は、しがない無所属地方議員であるが、この本を読んで自民党青年局に入りたくなった(笑)

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    2017年10月20日
  • 小泉純一郎独白

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    どちらかというと保守的な人間ですが、なんか読んでいて妙に納得してしまったインタビュー本でした。1000円にしてはなかなか価値がある買い物だった。

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    2016年05月11日
  • 小泉純一郎独白

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    進次郎の原発に対する考えは、言語明瞭決意不明瞭
    今でもお客さんとあうときは、CIPPSを使う。トヨタの奥田氏の好意で。
    原発がなくなったらエネルギー輸入が増えて国富が損失するという意見があるが、じゃあ食料を輸入しているのに国富が損失していると言うか、と反論している。
    演説はとにかく分かりやすく。ご当地に引きつけて。図表はダメ。

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    2016年03月25日
  • 決断のとき ――トモダチ作戦と涙の基金

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    いろいろな見方があると思うが、振り返ってみると小泉総理は決断力のある頼れる総理だったと思う。クセは強いが人間味があって面白い人物だということがよく分かる本だった。一度会って話をしてみたいなあ。

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    2024年02月07日
  • 地方選 無風王国の「変人」を追う

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    畠山理人氏の黙殺を読んで面白かったので類書として読みました。人口数千人規模の市町村の選挙を取材し、政治とまちづくりの関係を明らかにし、住民の選択を見届けていきます。

    政治に興味がない層としては、変革を望む若手、本書でいう変人を応援しながら読んでしまいます。しかし、まちづくりと政治の過去を見ると、必ずしも利権、癒着から離れた潔癖な政治だけが地域を発展させる訳ではないと分かります。しがらみの破壊を望まない人も一定数いるのです。

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    2021年05月19日
  • 無敗の男 中村喜四郎 全告白

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    ネタバレ

    こんな風な内容とは思わず、驚いた。
     住民が何を考え、求めているのか。
     それを把握すること。
    ただ思う。志が高く、かつ耳を傾けることはできよう。
     リベラルと呼ばれる陣営でも。

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    2021年04月07日
  • 地方選 無風王国の「変人」を追う

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    8期連続無投票当選など、「無風王国」のもと首長のワンマン行政が続く小さな自治体。2015年の統一地方選では、町村長選挙のうち、全体の約43%が無投票、現職の再選率については、84.2%という実態がある。しかし、一方で、周囲からは「変人」扱いされながら、変わらない過疎の集落に捨て身になって風穴を広げようとするチャレンジャーも現れている。
    著者はそんな「変人」を追って、マイナーな地方選の現場に足を運び、各地の選挙事情はもとより、そこにある政治の裏表、そこに映る人間の本性を取材した。そして、いわば選挙の民俗学、首長の文化人類学というような切り口から本書をまとめあげた。
    選挙のために汗をかいた親戚の多

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    2020年11月10日
  • 無敗の男 中村喜四郎 全告白

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    政治家の贈賄事件の裏は怖い.そういう闇の部分に触れながら中村喜四郎の心情に寄り添った政治家のとしての人生の足跡.最後に妻子のことに少し触れていたが,そういうところもいいと思った.

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    2020年08月12日
  • 無敗の男 中村喜四郎 全告白

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    政治改革、という言葉が政界の渦のなかの中心だった頃、「中村喜四郎」を知りました。

    満場一致で逮捕許諾請求が可決され、週刊誌には性的趣味をあざ笑うかのような写真が掲載されました。
    古い政治のやり方から決別するために必要だったかのように、逮捕され、普通なら政治の世界に留まることなどできないような流れがありました。

    でも、中村さんは選挙のたびに勝ち続け、選挙速報のたびに、「あれ?まだ議員なんだ、へぇ」と思うばかりでした。

    本当は、一人ひとりとつながって、一人ひとりから応援され続けてきた記録がそこにあったことを、この本を読むまで知りませんでした。

    中村さんを応援する方、そして、その中心で、自分

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    2020年04月30日
  • 無敗の男 中村喜四郎 全告白

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    とにかく面白い。自民党という組織の内情を知れるだけではなく、日本の政治史を極めて特殊な視点から俯瞰できる点が。

    本書は1976年の初当選から、14期連続で選挙に勝ち続けている茨城県選出の議員である中村喜四郎の評伝である。自民党の若きホープとして若くして建設大臣に任命されるが、自民党の派閥争いの中でゼネコン汚職に巻き込まれ逮捕。しかしながら、完全黙秘を貫き検察を慌てさせ、有罪が確定して”ムショ帰り”となった後も選挙を勝ち続けて今に至る。

    何が彼をそうさせるのか、14期連続という”選挙の鬼”の当選の秘訣とは何か、それらが本書では十分に語られている。政治になんて興味がなくても、一人の人間の生きざ

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    2020年02月16日
  • 無敗の男 中村喜四郎 全告白

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    嘗ての自民党のプリンスはなぜ逮捕されたのか?小沢一郎が党を分裂させた本当の理由とは?「完全黙秘」の男がついにすべてを語る。

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    2020年01月28日
  • 無敗の男 中村喜四郎 全告白

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    何のために政治家をやっているのか
    なぜ選挙に強いのか
    よくわからない

    でも面白い

    様々な勢力と手を結び自民党候補に圧勝
    まるで真田家の物語みたいじゃないか

    組織論めいたことも言えるだろうが
    著者もやはりよくわからないと言っている
    何かの役に立つ本ではないと思う
    なので−1

    でも戦国武将になんで戦国武将やってるのと
    言うのと同じ野暮だ

    なんだかやたら選挙に強い政治家がいた
    それでいいじゃないと思う

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    2020年01月15日